ー放送ー⚡電脳ラジオ(仮)⚡4

ー稲葉の部屋(隣)(1/22/夕)ー

稲葉「毎度お馴染み。笑いと癒しを提供する古川稲葉と…」

禅「烏哭禅…と…」

優希「千歳優希&…」

紅菜「紅菜の…」

稲葉「電!」
優希&紅菜「「脳!」」
禅「ラジオ…!」

稲葉「はい、電脳ラジオの時間よ。今日のゲストは悠よ」

悠「ちぇき。深い考えを持っているんじゃなく何にも考えてない俺です」

優希「予告通りバカを押してきましたね」

悠「あはは。ん?」

優希「いや、バカを押してきましたね」

悠「あー…ん?」

優希「…もう相手にするの止めていいですか?」

悠「おれはちゃんと永住権をもらいましたよ!」

優希「なんの話だよ!」

悠「なにが?」

優希「いや、永住権ってなんのこと」

悠「永住権?優希ちゃん大丈夫か?」

優希「この握りしめた拳をどうしてくれようか…」

稲葉「肩の力を抜いて、腰を切って、真っ直ぐに伸ばす!」

ヒュ…ガツン!!

優希「あ…」

紅菜「いい感じに人中に当たったわね。」

悠「うーん…前歯と脳がビリビリしてる…」

稲葉「おかわりは?」

悠「ノーサンキュー」

優希「痛いんですか…痛くないんですか」

悠「すっげぇ痛い。髪で見えてないと思うけど超涙目。」

優希「す、すいません」

稲葉「優希くんが謝る必要ないわよ。そこに居た悠が悪いんだから」

悠「全責任おれぇ?」

稲葉「じゃあ聞くけど、騙す方と騙される方どっちが悪い?」

悠「それは、倫理的にいえば騙す方だけど、結果的には騙される方が悪い。」

稲葉「でしょ?」

悠「だな……。いやいや、世の中の理には納得しても、殴られたことに納得しないぜ。」

紅菜「じゃあ、千歳を好きにしていいですよ」

優希「なんで!?」

悠「じゃあ、一発。」

優希「イヤイヤイヤ!?」

悠「大丈夫、大丈夫。殴らないから」

優希「けど、一発って…。」

悠「一発ヤらせて。」

優希「冗談でいっててもドン引きですし本気だとしても絶対嫌です!」

悠「ちぇ、優希ちんペロペロチャンスだったのに」

優希「マジだったんっすか…」

悠「さぁ、どうかなぁ。」

優希「地味に腹がたってきた…」

稲葉「肩の力を抜いて…」

悠「人中はもう勘弁してください!」

稲葉「優希くんどうする?このクズを許していいかしら。」

悠「お願いします許してください。」

優希「許しますけど。いや、許す許さないとかの話じゃなかったし。それよりもっと自分をしっかり持ってください」

悠「そういうのは主人公にいってくれ。」

優希「アンタだよ!」

悠「おれはギャルゲーみたいな主人公以外はやりたくない。」

稲葉「ようは素手で超魔王バール(議会で敵の強さをもっとも強くした)と戦いたいのね。」

悠「何一つあってねぇよ。」

稲葉「じゃ、今日の放送はここまでよ。メインパーソナリティは古川稲葉と」

禅「烏哭…禅で…お送り…しました。」
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