ー放送ー⚡電脳ラジオ(仮)⚡4

ー稲葉の部屋(隣)(1/20/夕)ー

稲葉「毎度お馴染み。笑いと癒しを提供する古川稲葉と…」

禅「烏哭禅…と…」

優希「千歳優希&…」

紅菜「紅菜の…」

稲葉「電!」
優希&紅菜「「脳!」」
禅「ラジオ…!」

稲葉「はい、電脳ラジオの時間よ。今日のゲストは千夜君と戌塚君よ」

戌塚「うっーす、喧嘩上等の俺だぞと」

千夜「……」

優希「今日は東組の二人ですか」

千夜「あ゛?」

優希「えーと、おれ何か粗相をしましたか?」

戌塚「千はが不機嫌なのはニュートラルだぞと」

千夜「ほっとけボケ」

戌塚「口も悪いぞと」

優希「はは…」

千夜「ふんっ」

稲葉「けど、千夜君は真面目よね」

千夜「……あ?」

稲葉「あら、間違えたかしら?」

戌塚「千夜は真面目だけど、方向が歪んでるだけだぞと」

千夜「テメェはさっきから何様だコラ」

戌塚「そんなキレること無いんだぞと」

千夜「キレてねぇだろ…」

紅菜「普段からそんなに仲がいい秘訣は?」

千夜「仲なんぞよくあるか」

戌塚「とりあえず会話とかしなくても側にいてやる事だぞと」

優希「なんかカッコいいこといいましたね」

戌塚「キリッ」

千夜「ウゼッ…」

戌塚「酷いぞと!?」

優希「学校とかでもそんな感じですか?」

戌塚「千が教室に入ると他の生徒が全員起立して、一礼するぞと」

ドカッ!!

千夜「蹴るぞ」

優希「いや、蹴りましたよね…」

紅菜「大丈夫?」

戌塚「うぅ…本気で蹴るのが怖いところだぞと」

千夜「ちっ、落ちて無かったか…」

戌塚「それなりのマジ蹴りかよだぞと!」

千夜「……」

戌塚「シカトだぞと…。ちなみに、さっき言ったのは半分は本当だぞと」

優希「えと…全員起立して、一礼する?」

千夜「んなわけあるかよ。」

戌塚「いやぁ、確かに起立して一礼は盛ったけど教室で騒いでる奴らはすぐに口を閉じるぞと」

千夜「気のせいだろ」

紅菜「なんでそんなことに?」

戌塚「千が意気がってる奴等を全員絞めたからだぞと。」

千夜「ちげぇだろ。アレは全部向こうから売ってきた喧嘩じゃねぇか。」

戌塚「それを全部買う方も買う方だぞと」

千夜「ちょっと、表でろやコラ。」

戌塚「遠慮するぞと」

千夜「自分から出るか、引っ張り出されるかの二択だ。」

戌塚「千歳くん、Help meだぞと!」

優希「いや、無理ですよ!?」

千夜「はぁ……帰るわ。」

戌塚「あー、ちょ千夜、待ってくれだぞと!」

優希「……帰っちゃったな」

紅菜「帰ったわね…。」

稲葉「じゃ、今日の放送はここまでよ。メインパーソナリティは古川稲葉と」

禅「烏哭…禅で…お送り…しました。」
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