ー放送ー⚡電脳ラジオ(肆)⚡7

ー稲葉の部屋(隣)(12/27/夕)ー

稲葉「新たな幕開けと共に爆笑と苦笑い、危ない病みつきが生まれる古川稲葉と…」

禅「烏哭禅…と…」

ゆうな「ゆうなとっ!」

ゆえ「ゆえと……」

プロメ(仮)【怪奇談シナリオ読み込み型収集ツール、プロメフィア】

優希「優希と」

貞子たん『貞子たんの……』

稲葉「電」

禅「脳」

ゆうな&ゆえ「「ラジオ(らじお……)!」」

貞子たん『よぉんっ~!』

優希「始まります」

稲葉「はい、電脳ラジオ(肆)の時間よ。今日のゲストは福太郎さんと千世子ちゃんとラムさんとプロメ(仮)よ。」

福太郎「ポルターガイスト。俺やで。」

千世子「エクトプラズム。千世子なのだ。」

ラム「低級霊。私よ。」

プロメ(仮)【怪奇談シナリオ読み込み型収集ツール。プロメフィア(仮)ちゃんです。】

友利「幽霊プレイを体験してみたいですね。」

ゆえ「じゃあ、ゆうれいにしてやろ……!」
ググッ!
友利「ぶぎぇー!」

ゆうな「なぁにやってるんですかねぇ。」

福太郎「絞め落とし」

ラム「真っ正面からの首絞めってもはやホラーよね。」

千世子「サスペンスドラマだと結構あるのだ。」

プロメ(仮)【雑な殺人。では、今回は「増え続けるトイレの怪のバリエーション」でトークしてもらいます。レディファイト!】

福太郎「1980年代から1990代には、学校の怪談ブームとともにトイレの花子さんブームが巻き起こった。」

ゆうな「カモーン」

ゆえ「それはやまだはなこや……。」

千世子「それに伴い、トイレに登場する怪異もバリエーションを増やしたのだ。花子さんの眷属ともいうべき幽霊たちは勿論のことバリエーション豊かな怪異たちがトイレを舞台に語られるようになったのだ。」

ゆうな「今ではトイレ不倫という舞台になっている。」

ゆえ「がきつかでみそぎこんとにでるのだろうか……。」

ラム「トイレの個室から栄養ドリンクや牛乳を要求したり、誰もいないはずのトイレから飛び出してきて、廊下でトイレットペーパーで遊んでいる子供たちに「だめじゃないか、だーめじゃないか」といいながらペーパーを高速で巻き戻しつつ追いかけてくるムナカタ君やムネチカ君、カマキリに悪戯してからトイレに入ると出現し、「お前の手が欲しい、脚が欲しい、身体が欲しい、頭が欲しい」という声に対し一言でも言葉を発するとカマキリにされてしまうカマキリさん、トイレの用具入れのドアを三回ノックして開けると上から降りかかってくるカマを持った人など、その出現の仕方も行動も様々よ」

ゆうな「トイレで物を飲み食いしたくないんですが」

ゆえ「そりゃそうや……。」

福太郎「といれに現れる怪異たちの歴史の積み重ねが、トイレは怪異が出やすい場所、という考え方から、怪異だからトイレに出る、という逆転した考え方を生みだしていった可能性もある。人々が語り継いだトイレの怪談が、トイレを怪異たちの好む場所として認識されるようになったんやろう。」

プロメ(仮)【トイレはこれからも進化しより人が心地よく使えるものへと変わっていく。それでも怪異たちはそこに現れるものである。それは今後も注目していきたいですね。では、今回はここまでで、次回は「学校」でトークしてもらいます。】

稲葉「それじゃあ今日の放送はここまでよ。メインパーソナリティは古川稲葉と」

禅「烏哭…禅で…お送り…しました。」
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