ー放送ー⚡電脳ラジオ(肆)⚡7

ー稲葉の部屋(隣)(12/15/夕)ー

稲葉「新たな幕開けと共に爆笑と苦笑い、危ない病みつきが生まれる古川稲葉と…」

禅「烏哭禅…と…」

ゆうな「ゆうなとっ!」

ゆえ「ゆえと……」

プロメ(仮)【怪奇談シナリオ読み込み型収集ツール、プロメフィア】

優希「優希と」

貞子たん『貞子たんの……』

稲葉「電」

禅「脳」

ゆうな&ゆえ「「ラジオ(らじお……)!」」

貞子たん『よぉんっ~!』

優希「始まります」

稲葉「はい、電脳ラジオ(肆)の時間よ。今日のゲストは福太郎さんと千世子ちゃんとラムさんとプロメ(仮)よ。」

福太郎「四次元ババア。俺やで。」

千世子「四時ババア。千世子なのだ。」

ラム「四時四四分の怪。私よ。」

プロメ(仮)【怪奇談シナリオ読み込み型収集ツール。プロメフィア(仮)ちゃんです。】

友利「四という字をよく見てみるとパンツに見えてくるですね!!」

ゆえ「みえねぇわ……!」
パァン!
友利「ちゅっ!!」

ゆうな「なぁにやってるんですかねぇ。」

福太郎「見え……見え……いや、見えんかなぁ。」

ラム「ちょっと見ようと頑張ってんじゃないわよ。」

千世子「なぞの努力なのだ。」

プロメ(仮)【努力は大事……大事?。では、今回は「戦前に語られるトイレの怪」でトークしてもらいます。レディファイト!】

福太郎「ここまで極端にトイレに出る怪異が多くなったんは近代以降の特徴かもしれん。そン理由について考えてみたい。」

ゆうな「よーく考えよー」

ゆえ「かいいはこわいぞー……」

ラム「戦前から多く語られているのは、開かずのトイレの怪談よ。これはあるトイレの個室で自殺や殺人事件があってから、個室のドアがあかなくなったと語られる怪談で、旧制高校等の時代に記録があるわ。また赤い紙・青い紙や赤マントなど、色の好みを問う怪異も戦前には既に発生していたわ。」

ゆうな「開かないならぶち破ればいい。」

ゆえ「みちというものはみずからきりひらくものだ……!!」

福太郎「やはり暴力、暴力は全てを可能とする……!」

千世子「開かずのトイレについては、古くから「開かずの門」といった開けることを不吉としたり、何らかの言い伝えにより開けてはならなくなった文の伝承が各地に残されているため、その系譜を次ぐものとも考えられるのだ。」

ゆうな「開けちゃいけないときくと開けたくなる。」

ゆえ「どうせすとーりへくりあごにはあくからかまへんかまへん……。」

福太郎「クリア後ダンジョンかな?」

ラム「赤い紙・青い紙に関しては、便所に現れる妖怪「カイナデ」を撃退する呪文が「赤い紙やろか、白い紙やろか」であったため、それが変質して怪異と化した可能性があるわ。」

福太郎「赤マントについては子供を攫ったり、その正体を吸血鬼とされたり、トイレ以外にも洗われる話などがあるなど、不審者を擁開始したような話が目立つ。トイレで子供を狙った誘拐や性犯罪は現在に至っても起こっており、そその犯罪への恐怖が怪異を生み出したとも考えられる。」

プロメ(仮)【はい、ありがとうございました。では、今回はここまでで、次回は「戦後のトイレの怪の変化」でトークしてもらいます。】

稲葉「それじゃあ今日の放送はここまでよ。メインパーソナリティは古川稲葉と」

禅「烏哭…禅で…お送り…しました。」
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