ー放送ー⚡電脳ラジオ(肆)⚡7

ー稲葉の部屋(隣)(12/11/夕)ー

稲葉「新たな幕開けと共に爆笑と苦笑い、危ない病みつきが生まれる古川稲葉と…」

禅「烏哭禅…と…」

ゆうな「ゆうなとっ!」

ゆえ「ゆえと……」

プロメ(仮)【怪奇談シナリオ読み込み型収集ツール、プロメフィア】

優希「優希と」

貞子たん『貞子たんの……』

稲葉「電」

禅「脳」

ゆうな&ゆえ「「ラジオ(らじお……)!」」

貞子たん『よぉんっ~!』

優希「始まります」

稲葉「はい、電脳ラジオ(肆)の時間よ。今日のゲストは福太郎さんと千世子ちゃんとラムさんとプロメ(仮)よ。」

福太郎「三つ目さん。俺やで。」

千世子「紫爺。千世子なのだ。」

ラム「紫婆。私よ。」

プロメ(仮)【怪奇談シナリオ読み込み型収集ツール。プロメフィア(仮)ちゃんです。】

友利「紫の下着はドスケベの証ですよね。」

ゆえ「ぱーぷるへいず……!」
ズドォ!
友利「うらっしゃあぁぁぁっ!」

ゆうな「なぁにやってるんですかねぇ。」

福太郎「パープルヘイズのウィルスやったらコロナも死滅させられるのでは?」

千世子「その前にあらゆる生物が死滅するのだ。」

ラム「殺人ウィルスをぶちまけるのはNG」

プロメ(仮)【獰猛。では、今回は「出没場所」でトークしてもらいます。レディファイト!】

福太郎「トイレに纏わる怪談を誰もが一度は聞いたことがあるやろ。特に学校のトイレや公衆トイレには数多くの怪異たちが跋扈しとる。住み慣れた住宅のトイレにだって、真夜中に怪異が出現した話がいくつもある。」

ゆうな「トイレといえば……ブルーレット!」

ゆえ「おくだけ……♪」

ラム「トイレという場所は、なぜか人の恐怖心と想像力を刺激するわ。そのドアを開けた向こうに、便器の穴の暗闇に、何者かが潜んでいるのではないかという予感を生じさせる。」

ゆうな「最新式のトイレだと怪異も潜めない気がする。」

ゆえ「ちょうきれい、ちょうはいてく……。」

福太郎「トイレがこのように不気味な場所と考えられいたのは近現代に特有のことやない。古くから厠で怪異に遭遇したという体験談はよく語られとる。」

ゆうな「トイレに出る怪異……ハウスシャーク!?」

ゆえ「おのれ、さめっ……!」

千世子「河童が厠の下から手を伸ばして尻を撫でるという話や、大みそかの夜に厠に行くと「加牟波理入道(かんばりにゅうどう)」という入道姿の妖怪が現れ「加牟波理入道ほとどぎす」と唱えると消える、という話は江戸時代の記録にいくつも残っているのだ。」

ゆうな「お尻を撫でられるのも覗かれるのも勘弁」

ゆえ「うではへしおってめはつぶそう……。」

福太郎「また便所には神が居るという信仰も古くから残されとって、「厠神」等と呼ばれ、親しまれとった。このように昔から便所は人ならざるものと遭遇する場所として日本に存在してきた。」

プロメ(仮)【はい、ありがとうございました。では、今回はここまでで、次回は「戦前に語られるトイレの怪」でトークしてもらいます。】

稲葉「それじゃあ今日の放送はここまでよ。メインパーソナリティは古川稲葉と」

禅「烏哭…禅で…お送り…しました。」
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