ー放送ー⚡電脳ラジオ(肆)⚡7

ー稲葉の部屋(隣)(12/3/夕)ー

稲葉「新たな幕開けと共に爆笑と苦笑い、危ない病みつきが生まれる古川稲葉と…」

禅「烏哭禅…と…」

ゆうな「ゆうなとっ!」

ゆえ「ゆえと……」

プロメ(仮)【怪奇談シナリオ読み込み型収集ツール、プロメフィア】

優希「優希と」

貞子たん『貞子たんの……』

稲葉「電」

禅「脳」

ゆうな&ゆえ「「ラジオ(らじお……)!」」

貞子たん『よぉんっ~!』

優希「始まります」

稲葉「はい、電脳ラジオ(肆)の時間よ。今日のゲストは福太郎さんと千世子ちゃんとラムさんとプロメ(仮)よ。」

福太郎「蛟。俺やで。」

千世子「ミズチ。千世子なのだ。」

ラム「螭。私よ。」

プロメ(仮)【怪奇談シナリオ読み込み型収集ツール。プロメフィア(仮)ちゃんです。】

友利「貝の方も方も蛇の方もヌルヌルしてそうですよね。うふふ。」

ゆえ「かんでんは……!」
バチチチッ!
友利「びばゅっ!」

ゆうな「なぁにやってるんですかねぇ。」

福太郎「アイテムナレナレ波が好きかな。」

ラム「わかんない」

千世子「アイテムに変えるということは伝わったのダル」

プロメ(仮)【確殺+アイテム化。では、今回は「幽霊といえば女性」の伝統」でトークしてもらいます。レディファイト!】

福太郎「中世以前、女性は恨みの末に鬼や蛇と化すと描かれることが多かったが、近世以降はその立場は幽霊へと移行していったという。」

ゆうな「鬼が流行ってるのは今だもんね。」

ゆえ「き「めつ」だけどね……。」

ラム「近世における紙幣経済への発展や社会の平穏は次第に国家や権力へ反抗心を薄れさせ、やがて人間個人同士の恨みや妬みが目立つようになったこと、また近世においても男性に比べれば立場の弱かった女性の恨みの爆発が幽霊の形で表現されたのかもしれないわ。」

ゆうな「ピキピキドカン!」

ゆえ「それはうらみやなぁーてねんりきや……」

福太郎「怪物君やね。」

ラム「しかし、近世における幽霊の多くは男性によって描かれたことから、それが男性の視点で見た女性であったことにも留意しなければならないわね。」

ゆうな「恨まれる側の原因をよく分かってるんだね。」

ゆえ「そういうところやぞ……!」

千世子「現代は男性も女性も関係なく、個人の人間関係が重視される社会となったが、幽霊となるのは女性であるという風潮はまだ残っており、それが女性の怪異を増やす要因となっている可能性が考えられるのだ。」

ゆうな「まぁ、実際に化け物みたいな女もたくさんいるけどね。」

ゆえ「それいじょうはいけない……!」

プロメ(仮)【はい、ありがとうございました。では、今回はここまでで、次回は「「増える男性怪異」でトークしてもらいます。】

稲葉「それじゃあ今日の放送はここまでよ。メインパーソナリティは古川稲葉と」

禅「烏哭…禅で…お送り…しました。」
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