ー放送ー⚡電脳ラジオ(肆)⚡

ー稲葉の部屋(隣)(10/27/夕)ー

稲葉「新たな幕開けと共に爆笑と苦笑い、危ない病みつきが生まれる古川稲葉と…」

禅「烏哭禅…と…」

ゆうな「ゆうなとっ!」

ゆえ「ゆえと……」

プロメ(仮)【怪奇談シナリオ読み込み型収集ツール、プロメフィア】

優希「優希と」

貞子たん『貞子たんの……』

稲葉「電」

禅「脳」

ゆうな&ゆえ「「ラジオ(らじお……)!」」

貞子たん『よぉんっ~!』

優希「始まります」

稲葉「はい、電脳ラジオ(肆)の時間よ。今日のゲストは福太郎さんと千世子ちゃんとラムさんとプロメ(仮)よ。」

福太郎「大神。俺やで。」

千世子「アヌビス神。千世子なのだ。」

ラム「山神。私よ。」

プロメ(仮)【怪奇談シナリオ読み込み型収集ツール。プロメフィア(仮)ちゃんです。】

友利「インモラルの神様を信仰したいです。」

ゆえ「かみごろしのやいば……!」
ズシャッ!
友利「やヴはぁ」

ゆうな「なぁにやってるんですかねぇ。」

福太郎「神殺し……チェーンソーかな」

千世子「神はバラバラになったのだ。」

ラム「普通に怖いんだけど」

プロメ(仮)【カミノソンザイナドフヨウラ。では、今回も「コノ先日本国憲法通用セズ」でトークしてもらいます。レディファイト!】

千世子「杉沢村とは地理的にも内容的にも対極にあるのが犬鳴村伝説なのだ。こちらは福岡県に存在するという地図にない村で、村の入り口には「コノ先日本国憲法通用セズ」といった文言をの記された看板が建てられているというのだ。」

ゆうな「つまり……何をやってもいいってことなんだね。」

ゆえ「あぶらをまいてひをつけたふぃりぴんばくちくをなげこめー……!」

福太郎「文字通り地図から消えるな。」

ラム「ほぼテロ行為。」

千世子「この忠告を無視して村へ入ると、紐と缶で出来た仕掛けに引っかかり、大きな音が鳴るのだ。するとたくさんの村人が斧や鎌など刃物を握って凄まじい速さで襲ってくるのだ。これに捕まると惨殺されてしまうのだ。」

ゆうな「逆に言えば集まったところを一網打尽に出来るね。」

ゆえ「まるたをつかんでだいかいてんだ……!」

福太郎「そなたこそ、万夫不当の豪傑よ。」

ラム「この村は近世に酷い差別を受けて外界との交流を遮断した村であり、外部からやってくる人間を容赦なく殺害するわ。」

ゆうな「現世に存在する地獄」

ゆえ「かいがいのはーれむとかそんなかんじなんじゃない……?」

福太郎「これが犬鳴村の概要やけど、杉沢村と違い、襲ってくるんは死者やなぁて生きた人間となっとる。また村が地図から消された理由も惨殺事件ではなく差別により外界との交流を拒んだこと、となっており、生きた人間同士の確執が異界の村を生んだとされとる。」

プロメ(仮)【はい、ありがとうございました。では、今回はここまでで、次回は「ジェイソン村と自殺電波塔」でトークしてもらいます。】

稲葉「それじゃあ今日の放送はここまでよ。メインパーソナリティは古川稲葉と」

禅「烏哭…禅で…お送り…しました。」
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