ー放送ー⚡電脳ラジオ(肆)⚡

ー稲葉の部屋(隣)(10/23/夕)ー

稲葉「新たな幕開けと共に爆笑と苦笑い、危ない病みつきが生まれる古川稲葉と…」

禅「烏哭禅…と…」

ゆうな「ゆうなとっ!」

ゆえ「ゆえと……」

プロメ(仮)【怪奇談シナリオ読み込み型収集ツール、プロメフィア】

優希「優希と」

貞子たん『貞子たんの……』

稲葉「電」

禅「脳」

ゆうな&ゆえ「「ラジオ(らじお……)!」」

貞子たん『よぉんっ~!』

優希「始まります」

稲葉「はい、電脳ラジオ(肆)の時間よ。今日のゲストは福太郎さんと千世子ちゃんとラムさんとプロメ(仮)よ。」

福太郎「呪いの面。俺やで。」

千世子「悪魔の面。千世子なのだ。」

ラム「破滅の面。私よ。」

プロメ(仮)【怪奇談シナリオ読み込み型収集ツール。プロメフィア(仮)ちゃんです。】

友利「お面……マスク……ラバーマスクプレイですね!」

ゆえ「がんめんうちっ……!」
バチィィン!
友利「じぜっ!」

ゆうな「なぁにやってるんですかねぇ。」

福太郎「真っ正面からの縦振り平手ってマジ痛そう」

ラム「そりゃ痛いでしょ…」

ゆえ「わたしがほんきでふればひふももっていけるよ……!」
ブォンブォン

千世子「ひぇ…」

プロメ(仮)【顔剥ぎ。では、今回も「異界村の怪」でトークしてもらいます。レディファイト!】

ラム「杉沢村は青森県のどこかに存在する村とされ、その噂は1990年代後半には既に語られていたわ。この村の入り口には髑髏の形をした石と、朽ちた鳥居がある。この鳥居を潜って進むと、廃墟となった村が現れる。その村には至るところに血痕が残されているが、其処はかつて一人の男が村人を虐殺して自ら命を絶った村で、今は殺された者たちの悪霊の住処と化しており、迷い込んだ人間に襲いかかるのだと伝えられているわ。」

ゆうな「つまり……幽霊特攻武器持っていけば最高の狩場になるってことだよね!」

ゆえ「あいてむほりほりしなきゃ……!」

福太郎「無限に狩られ続けそう」

ラム「悪霊が悲鳴上げそうね…。」

千世子「具体的な現象としては、自動車で迷い込んだ際には車窓に真っ赤に血の手形が張りつく、村からは生きて帰れない、買えることができても、その人間は俳人となって、二度と元には戻らない、等なのだ。」

ゆうな「つまり村の外から攻撃すればいい、と」

ゆえ「ふぃりぴんばくちくをなげこめー……!!」

ラム「村どころか山が燃えるわ」

福太郎「この杉沢村には元になったと思われる話がある。一人の男が村人を虐殺したいう事件は岡山県で実際にあり、「津山事件」と呼ばれるこの事件では、1938年、一夜にして30人の人間が殺害された。」

ゆうな「1人殺せば犯罪者、100人殺せば英雄」

ゆえ「せんそうはやめようね……。」

ラム「この事件は横溝正史の小説「八つ墓村」のモデルとなったことでも知られているけど、杉沢村の怪談においても杉沢村が「八つ墓村」の元になったという話が付随することがあるため、「津山事件」が元になっている可能性は高いわ。また、青森では1953年に「リンゴ園一家八人射殺事件」という大量殺人事件が起きており、これが影響を与えたと語られることもあるわ。」

プロメ(仮)【はい、ありがとうございました。では、今回はここまでで、次回は「コノ先日本国憲法通用セズ」でトークしてもらいます。】

稲葉「それじゃあ今日の放送はここまでよ。メインパーソナリティは古川稲葉と」

禅「烏哭…禅で…お送り…しました。」
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