ー放送ー⚡電脳ラジオ(肆)⚡

ー稲葉の部屋(隣)(10/11/夕)ー

稲葉「新たな幕開けと共に爆笑と苦笑い、危ない病みつきが生まれる古川稲葉と…」

禅「烏哭禅…と…」

ゆうな「ゆうなとっ!」

ゆえ「ゆえと……」

プロメ(仮)【怪奇談シナリオ読み込み型収集ツール、プロメフィア】

優希「優希と」

貞子たん『貞子たんの……』

稲葉「電」

禅「脳」

ゆうな&ゆえ「「ラジオ(らじお……)!」」

貞子たん『よぉんっ~!』

優希「始まります」

稲葉「はい、電脳ラジオ(肆)の時間よ。今日のゲストは福太郎さんと千世子ちゃんとラムさんとプロメ(仮)よ。」

福太郎「テンタクルス。俺やで。」

千世子「デスワーム。千世子なのだ。」

ラム「メドゥーサ。私よ。」

プロメ(仮)【怪奇談シナリオ読み込み型収集ツール。プロメフィア(仮)ちゃんです。】

友利「蛇姦ってマニアックですよね。いいと思いますです!!」

ゆえ「ひとりでなっとくしてんじゃねぇ……!」
ガッ!ゴォン!
友利「こぼっー!」

ゆうな「なぁにやってるんですかねぇ。」

福太郎「掴んで叩きつけるってすげぇよな。」

千世子「シンプルで凶悪な技なのだ。」

ラム「普通は掴んで叩きつけるって行為ができないんだけどね。」

プロメ(仮)【単発高威力。では、今回は「下車してしまった場合は……」でトークしてもらいます。レディファイト!】

福太郎「電車に乗って過ごしてしまういう一方で、駅で降りてしまった体験談も多数あり、それぞれの駅の様相もその分だけ多数語られとる。」

ゆうな「ぶらり途中下車の旅」

ラム「違う違う。」

福太郎「2011年に2ちゃんねる上に書きこまれたひつか駅は見るものすべてが白く、まったく色がない景色に覆われていたとされ、おかっぱの子供が迷い込んだ人間を元の世界に戻してくれたという。」

ゆえ「たぶん、だんじょんのさいおくにたどりついたからきかんしてくりあしたんだよ……。」

福太郎「それやな」

ラム「んなわきゃない。」

千世子「谷木尾神駅は地下に繋がる駅とされ、地上部分は森に囲まれていて前も後ろも見えないというのだ。この駅にも男児が現れたといい、この子供と話しているうちに元の世界に戻ることができたと語られているのだ。」

ゆうな「ある日」

ゆえ「もりのなか……」

ゆうな「男児」

ゆえ「であった……」

ラム「ツッコまないわよ」

千世子「京都に現れたすたか駅に藻老婆と子供の姿があり、老婆は「タマヒメが泣いているからゆっくりしてきい」等の謎の言葉を発し、子供は老婆とは相いれない立場であることを匂わせながら、迷いこんできた者を元の世界へと返してくれたとされるのだ。」

千世子「玉とか言いだしましたですね。やっぱり好きなんですねぇ!」

ゆえ「……」
パァン!
友利「あふん!」

ゆうな「なにやってるんですかねぇ。」

ラム「えー……もし異世界に降りてしまった場合、そこにいる子供が現実世界への機関の鍵とされていることが多いのも特徴よ。これらの怪談の殆どは伝聞ではなく自身の体験談として語られるため、その体験を語るためには異世界に入りこんだ後、元の世界に戻る必要があるわ。子供たちはその役割を担わされている様ね。」

プロメ(仮)【はい、ありがとうございました。では、今回はここまでで、次回は「今も増殖する異界駅」でトークしてもらいます。】

稲葉「それじゃあ今日の放送はここまでよ。メインパーソナリティは古川稲葉と」

禅「烏哭…禅で…お送り…しました。」
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