ー放送ー⚡電脳ラジオ(肆)⚡

ー稲葉の部屋(隣)(8/28/夕)ー

稲葉「新たな幕開けと共に爆笑と苦笑い、危ない病みつきが生まれる古川稲葉と…」

禅「烏哭禅…と…」

ゆうな「ゆうなとっ!」

ゆえ「ゆえと……」

プロメ(仮)【怪奇談シナリオ読み込み型収集ツール、プロメフィア】

優希「優希と」

貞子たん『貞子たんの……』

稲葉「電」

禅「脳」

ゆうな&ゆえ「「ラジオ(らじお……)!」」

貞子たん『よぉんっ~!』

優希「始まります」

稲葉「はい、電脳ラジオ(肆)の時間よ。今日のゲストは福太郎さんと千世子ちゃんとラムさんとプロメ(仮)よ。」

福太郎「ドッペルゲンガー。俺やで。」

千世子「量子猫。千世子なのだ。」

ラム「影女。私よ。」

プロメ(仮)【怪奇談シナリオ読み込み型収集ツール。プロメフィア(仮)ちゃんです。】

友利「もう一人の自分、つまり……ぐへへへっ」

ゆえ「もろてづき……!」
ズドンッ!
友利「がぱっ!」

ゆうな「なぁにやってるんですかねぇ。」

福太郎「諸手突きって剣道でもあるよな」

千世子「喉を突く技なのだ」

ラム「突きの技は怖いわね。」

プロメ(仮)【一撃必殺。では、今回は「足音の怪」でトークしてもらいます。レディファイト!】

福太郎「夜道を歩いとると、ふと後ろから足音がする。何かが居る気配もするが、振り返っても誰もいない。しかし再び歩き始めると、また後ろから足音が聞こえてくる。」

ゆうな「私は背後も射程圏内だから問題ない。」

ゆえ「わたしのほんきのそくどについてこれるかなっ……!」

ラム「常に怪異に対抗するんじゃないわよ…。」

福太郎「んっ、そんな経験をしたことはあるだろうか。こういった足音だけが聞こえてくる怪異は古くから語られており、民間伝承の中でよく登場する。」

千世子「有名なのはべとべとさんなのだ。これは柳田国男の「妖怪名彙」等に載り、奈良県宇陀郡にて語られていた妖怪だというのだ。」

ゆうな「追跡型のスタンドかもしれない」

ゆえ「すたんどこうげきをうけている……!」

ラム「誰もいないはずの夜道で背後から聞こえてきたら、道の脇によって「べとべとさん、さきへおこし」と言う足音がしなくなる、という話が伝えられているわ。」

ゆうな「追い抜かせる瞬間に……」

ゆえ「うらけんをたたきこむ……!!」

ラム「だから、全力で挑むのやめい。」

千世子「このべとべとさんは、水木しげるが自身の幼少期の体験を綴った「のんのんばあとオレ」にて、水木氏自身が体験した怪異として登場し、テレビドラマ化された際にもその様子が描写されたこともあり、足音の怪の中では最も有名なのではないかと思われるのだ。」

プロメ(仮)【はい、ありがとうございました。では、今回はここまでで、次回も「足音の怪」の続きでトークしてもらいます。】

稲葉「それじゃあ今日の放送はここまでよ。メインパーソナリティは古川稲葉と」

禅「烏哭…禅で…お送り…しました。」
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