ｰ稲葉の部屋(隣)(8/22/夕)ｰ

稲葉「新たな幕開けと共に爆笑と苦笑い、危ない病みつきが生まれる古川稲葉と…」

禅「烏哭禅…と…」

プロメ(仮)【怪奇談シナリオ読み込み型収集ツール、プロメフィアと】

ゆうな「ゆうなとっ!」

ゆえ「ゆえと……」

優希「優希と」

貞子たん『貞子たんの……』

稲葉「電」

禅「脳」

ゆうな＆ゆえ「「ラジオ(らじお……)!」」

貞子たん『よぉんっ～！』

優希「始まります」

稲葉「はい、電脳ラジオ(肆)の時間よ。今日のゲストは黒奈ちゃんと白奈ちゃんとがりゅーちゃんと白嶺さんよ。」

黒奈「好きな甲羅は赤甲羅。黒奈です。」

白奈「好きな甲羅はトゲ甲羅。白奈です。」

京「好きな甲羅は亀ごうら割り。己だ。」

詠子「好きな甲羅は蟹。私よ。」

友利「亀甲羅……亀頭……ふひひっ。」

ゆえ「くだけろ……!」
バギィン!
友利「ばぶぁ!」

ゆうな「なぁにやってるんですかねぇ。」

黒奈「防御どころか存在まで砕く」

白奈「そもそも甲羅われたら死ぬよね。」

京「……甲羅って何なんだろうな」

詠子「人間でいうところの肋骨よ。さて、それじゃあ禁止カードの紹介解説をしていくわね。本日のフェイバリットカードはこちら血の代償」

プロメ(仮)【永続罠　500ライフポイントを払う事で、モンスター1体を通常召喚する。この効果は自分のメインフェイズ時及び相手のバトルフェイズ時にのみ発動できる。】

黒奈「初期の永続罠ではぶっちぎりで壊れているカード。」

白奈「代償ガジェなど召喚時に効果を発揮するモンスターと相性が良いい。」

ゆうな「今時500LPなんて雀の涙程だから、エラッタ無しで帰ってきたら環境がより魔境と化すと思う(小並感)」

ゆえ「だってらいふがいくらへろうと1でものこっててあいてのらいふ0にすればいいだけだからね……!」

京「勝てばいいという極論」

詠子「時代が進むごとにぶっ壊れ価値にまで上昇したカードなのよね。ライフを500消費することで召喚権を手に入れる。現在の遊戯王でその意味の恐ろしさを理解しない者はいないでしょう。」

黒奈「ただでさえ特殊召喚祭りに加えて500で通常召喚が何度でもできる。相手にターンが回るわけがない。」

詠子「昔はそこまでして出すモンスターがあまりいなかったけど、召喚によるサーチ能力を持つカードが増加し、さっきも言ってた相互に呼び合うガジェットが登場したことで「代償ガジェット」なるデッキが確立したわ。」

京「ガジェットと組み合うとどうなるんだ?」

ゆうな「何度殴っても相手は召喚し続け、ダメージはガジェットの攻撃力+500の分だけ減殺。そしてモンスターを倒しても倒しても相手の手札は尽きず、むしろ返しで除去カードを引く確率が上昇してすぐにこちらのモンスターが除去される。自ターンでも相手ターンでもライフさえ払える限り止まらない。」

白奈「本当の地獄はここからだ」

ゆえ「ゆうぎおうはいつもじごくってんなぁー……。」

詠子「エクシーズの登場がとどめと言えるわね。」

ゆえ「ちとあせとなみだをながせ……。」

ゆうな「血を流し過ぎて禁止された。それでは今日の教えてカードゲーム用語のコーナー」

ゆえ「わーにんぐわーにんぐ……」

Warning!警告!Warning!警告!

ゆうな「『相打ち』は人間にとって血であり、命である」

詠子「同じ攻撃力を持つ攻撃表示のモンスター同士が戦闘を行い、その結果互いに破壊されること。」

黒奈「漫画5D'sではこれを利用した一撃疾走(ワン・ショット・ラン)という勝負がある」

白奈「ちなみに攻撃力0同士のモンスターが戦闘を行った場合は、相打ちにはならない」

京「そんなルールもあるんだな」

ゆえ「ただしこうかでじょがいやはかいはてきおうされる……」

稲葉「それじゃあ今日の放送はここまでよ。メインパーソナリティは古川稲葉と」

禅「烏哭…-禅で…お送り…しました。」