ー放送ー⚡電脳ラジオ(肆)⚡5

ー稲葉の部屋(隣)(8/4/夕)ー

稲葉「新たな幕開けと共に爆笑と苦笑い、危ない病みつきが生まれる古川稲葉と…」

禅「烏哭禅…と…」

ゆうな「ゆうなとっ!」

ゆえ「ゆえと……」

プロメ(仮)【怪奇談シナリオ読み込み型収集ツール、プロメフィア】

優希「優希と」

貞子たん『貞子たんの……』

稲葉「電」

禅「脳」

ゆうな&ゆえ「「ラジオ(らじお……)!」」

貞子たん『よぉんっ~!』

優希「始まります」

稲葉「はい、電脳ラジオ(肆)の時間よ。今日のゲストは福太郎さんと千世子ちゃんとラムさんとプロメ(仮)よ。」

福太郎「アイ・ピー。俺やで。」

千世子「赤猿。千世子なのだ。」

ラム「青い目の人形。私よ。」

プロメ(仮)【怪奇談シナリオ読み込み型収集ツール。プロメフィア(仮)ちゃんです。】

友利「お人形のようにかわいい洋ロリは……最高やなです!!」

ゆえ「てつざんこう……!」
ドッ……ゴォンッ!
友利「ぱぎゃっん!」

ゆうな「なぁにやってるんですかねぇ。」

福太郎「洋ロリって言い方はマジッぽいな」

ラム「アウト」

千世子「セーフなパターンはあるのだ?」

プロメ(仮)【(セフロリは)ないです。では、今回は「メリーさんの怪」でトークしてもらいます。レディファイト!】

福太郎「うちに居るよ」

ゆうな「うちには和風なのが居るよ」

ラム「片方は座敷童でしょ」

千世子「ある少女が西洋人形を買ってもらい、メリーさんと名付けて大事にしていたのだ。とかと成長するにつれて彼女はメリーさんに興味を失くし、次第に別の遊びに夢中になっていったのだ。」

ゆえ「これがといすとーりーちゃんですが……」

ラム「違う違う」

千世子「あるとき家族で引っ越すことになったのだ。少女はメリーさんを持っていくか迷ったが、母親のそんな汚い人形、捨ててしまいなさい、という言葉に同意して、メリーさんをゴミ捨て場においてその街を去ってしまったのだ。」

ゆうな「少女が遊んで汚した人形……普通に高値で売れそう」

福太郎「確かに」

千世子「新居で生活を始めて数か月、新しい学校で友達もでき、少女はメリーさんのことなどすっかり忘れて新しい日常を楽しんでいた。そんなある夜、両親ともに用事でいないとき、今の固定電話が鳴り響いたのだ。友達からの電話かと思い、受話器を取ると、幼い女の子のような声で「わたしメリーさん、今、ゴミ捨て場にいるの」という声がするのだ。」

ゆうな「わたしゆうなさん、今、射程距離に……入ったぜ、吉良吉影」

ゆえ「だいやもんどはくだけない……!」

千世子「少女は自分が捨てた人形のことを思い出したが、誰かのいたずらだと思い、受話器を置いた。すると直後に再び電話が鳴り響いた。少女は驚きながら電話をとると、今度は「わたしメリーさん、今、駅にいるの」と声がするのだ。」

福太郎「追跡型のスタンド説」

ゆうな「呪いのデーボ」

千世子「さすがに少女もぞっとして、受話器を置いたのだ。しかしそれから数分もすると、再び電話が鳴り響いたのだ。少女は無視しようと努めたが、電話は鳴りやまないのだ。そこでしかたなく電話をとると今度は「わたしメリーさん、今、小学校の前にいるの」という。そこで少女は、この声の主が次第に自分の家に近づいてきているのではないかと思い、背筋が寒くなったのだ。」

ゆうな「メリーは……時を止めたまま
なぜゆえか姿を消した……しかしゆえは
考えるのをやめた……メリーが何を策していようと……メリーが静止した時の中で2秒間だけ動くことのできるゆえをどんな方法で攻撃してこようと……」

ゆえ「もらった2びょうというじかんだけ
すたーぷらちなをぶちかますだけだ……!」

ラム「はいはい…」

千世子「電話はその数分後に鳴り響いたのだ。少女が受話器を取ると「今、あなたの家の前にいるの」という女の子の声がするのだ。少女が慌てて家のドアを確認すると、ちゃんと鍵がかかっている。それでいくらか安心すると、今度は電話を取ってもいないのに、背後から女の子の声が聞こえたのだ。「わたしメリーさん、今、あなたの後ろにいるの」と。」

プロメ(仮)【はい、ありがとうございました。では、今回はここまでで、次回は「現代怪異の中のメリーさん」でトークしてもらいます。】

稲葉「それじゃあ今日の放送はここまでよ。メインパーソナリティは古川稲葉と」

禅「烏哭…禅で…お送り…しました。」
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