ー放送ー⚡電脳ラジオ(肆)⚡5

ー稲葉の部屋(隣)(7/19/夕)ー

稲葉「新たな幕開けと共に爆笑と苦笑い、危ない病みつきが生まれる古川稲葉と…」

禅「烏哭禅…と…」

ゆうな「ゆうなとっ!」

ゆえ「ゆえと……」

プロメ(仮)【怪奇談シナリオ読み込み型収集ツール、プロメフィア】

優希「優希と」

貞子たん『貞子たんの……』

稲葉「電」

禅「脳」

ゆうな&ゆえ「「ラジオ(らじお……)!」」

貞子たん『よぉんっ~!』

優希「始まります」

稲葉「はい、電脳ラジオ(肆)の時間よ。今日のゲストは福太郎さんと千世子ちゃんとラムさんとプロメ(仮)よ。」

福太郎「ワープ。俺やで。」

千世子「瞬間移動。千世子なのだ。」

ラム「ディジョン。私よ。」

プロメ(仮)【怪奇談シナリオ読み込み型収集ツール。プロメフィア(仮)ちゃんです。】

友利「服だけを……否、下着だけを吹き飛ばす能力が欲しいです!!」

ゆえ「じゅんすいなちからのいちげき……!」
ドゴォォッ!
友利「ガハッ!」

ゆうな「なぁにやってるんですかねぇ。」

福太郎「力こそパワー」

ゆえ「ぱうわぁ……」

千世子「ぱうわーなのだ。」

ラム「なんだこれ…」

プロメ(仮)【POWER。では、今回も「四次元に繋がる」でトークしてもらいます。レディファイト!】

福太郎「アインシュタインさんの相対性理論で時間を四つ目の次元として見なしたことと、H・Gウェルズの古典SF小説「タイムマシン」に代表されるように、時間の次元を四次元として考えるフィクション作品も多い。そンためか、四時四四分に何かしらの行動をすると過去や未来に飛ばされる、という怪談も散見されとる。」

ゆうな「ターラタラッララーラァーー」

ゆえ「ばっくとぅざふゅーちゃー……」

福太郎「名作」

千世子「他にも藤子・F・不二雄の漫画「ドラえもん」や、現在でも放映されているこれを原作としたアニメではドラえもんの秘密道具のひとつとして「四次元ポケット」が登場するのだ。ここでは何でも格納できる無限の空間として四次元が描かれているのだ。」

ゆうな「ポケットを全力で奪い取らないと」

ゆえ「なんでもしまっちゃおうね……」

ラム「このように、現代において四次元という言葉は不思議で、三次元とは異なる謎の空間として便利使用されているわ。怪異が潜み、出現するための空間として使われるようになったのは、必然だったのかもしれないわ。」

ゆうな「四次元殺法コンビ」

ゆえ「ぶらっくほーるまんすこ……」

福太郎「せやけど、四次元を霊的存在と関連させる考え方は近代には既に存在しとった。19世紀のドイツの天文学者であり、物理学者であったヨハン・ツェルナーという人物は、心霊現象を四次元空間における物理現象であると仮説を立て、霊能者を使った実験を行っとる。」

ゆうな「そもそも本物の霊能者だったんですかねぇ」

ゆえ「おまえのやっていることはすべてまるっとおみとおしだ……!!」

ラム「このように、四時四四分に現れる怪異には、忌み数であることと、四次元の概念の存在が少なからず影響を与えていると思われるわ。そのためか、死に直結する話やどこか不思議な世界に連れていかれる、タイムスリップする話が多くみられるわ。」

プロメ(仮)【はい、ありがとうございました。では、今回はここまでで、次回は「四時四四分の怪異たち」でトークしてもらいます。】

稲葉「それじゃあ今日の放送はここまでよ。メインパーソナリティは古川稲葉と」

禅「烏哭…禅で…お送り…しました。」
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