ー放送ー⚡電脳ラジオ(肆)⚡5

ー稲葉の部屋(隣)(6/1/夕)ー

稲葉「新たな幕開けと共に爆笑と苦笑い、危ない病みつきが生まれる古川稲葉と…」

禅「烏哭禅…と…」

ゆうな「ゆうなとっ!」

ゆえ「ゆえと……」

プロメ(仮)【怪奇談シナリオ読み込み型収集ツール、プロメフィア】

優希「優希と」

貞子たん『貞子たんの……』

稲葉「電」

禅「脳」

ゆうな&ゆえ「「ラジオ(らじお……)!」」

貞子たん『よぉんっ~!』

優希「始まります」

稲葉「はい、電脳ラジオ(肆)の時間よ。今日のゲストは福太郎さんと千世子ちゃんとラムさんとプロメ(仮)よ。」

福太郎「顔のない怪物。俺やで。」

千世子「無貌の神。千世子なのだ。」

ラム「夜に吼える者。私よ。」

プロメ(仮)【怪奇談シナリオ読み込み型収集ツール。プロメフィア(仮)ちゃんです。】

友利「顔が無い……つまり穴があいている……これは……エロいですね!」

ゆえ「もはやきょうふ……!」
ズドォっ!!
友利「オオォーン!」

ゆうな「なぁにやってるんですかねぇ。」

福太郎「確実にそのまま飲みこまれるタイプの穴やで」

ゆうな「暗黒空間にぶちまけてやる!」

千世子「ヴァニラアイスさんなのだ。」

ラム「そしてスタンドはクリーム……甘そうね。」

プロメ(仮)【シンプルにおいしそう。では、今回は「固有の怪異となったババサレたち」でトークしてもらいます。】

福太郎「これまでは名前や撃退呪文の原型となった言葉がきちんと日本語に変換できたけど、これ以降のババサレの怪はそれが不可能になっていく。そン中でも原型に近いもんを上げてくな。」

ゆうな「原型がなくなった婆さん…」

ゆえ「ただのぐろ……」

ラム「やめなさい」

千世子「バーサラは話を聞くと現れるという怪異で、夜、突然足音が部屋に近づいてきてドアをトントン叩かれるのだ。それに対して「バーサラ」と三回唱えると危険はないが、唱えないと布団からはみ出している身体の一部を持っていってしまうのだ。」

ゆうな「テントで寝なきゃ」

ゆえ「ふとんのあうにてんとたてて、そのなかでねぶくろにからだおしこめてしょっとがんでふそうしとかなきゃ……。」

福太郎「殺きまんまんやな。」

ラム「バアサレさんもまた話を聞くと現れるとされ、その人間がよく知っている人間の声を出しながら部屋の戸を叩き、戸を開けると殺してしまうとされる。これを回避するためには「ババサレさんお帰りください」と三回いわなければならない。」

ゆうな「三回だよ。三回!」

ゆえ「とびらごとぶっとばせばよくね……?」

千世子「物理で解決なのだ。」

プロメ(仮)【はい、ありがとうございました。では、今回はここまでで、次回も「固有の怪異となったババサレたち」の続きでトークしてもらいます。】

稲葉「それじゃあ今日の放送はここまでよ。メインパーソナリティは古川稲葉と」

禅「烏哭…禅で…お送り…しました。」
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