ー放送ー⚡電脳ラジオ(肆)⚡5

ー稲葉の部屋(隣)(5/28/夕)ー

稲葉「新たな幕開けと共に爆笑と苦笑い、危ない病みつきが生まれる古川稲葉と…」

禅「烏哭禅…と…」

ゆうな「ゆうなとっ!」

ゆえ「ゆえと……」

プロメ(仮)【怪奇談シナリオ読み込み型収集ツール、プロメフィア】

優希「優希と」

貞子たん『貞子たんの……』

稲葉「電」

禅「脳」

ゆうな&ゆえ「「ラジオ(らじお……)!」」

貞子たん『よぉんっ~!』

優希「始まります」

稲葉「はい、電脳ラジオ(肆)の時間よ。今日のゲストは福太郎さんと千世子ちゃんとラムさんとプロメ(仮)よ。」

福太郎「六芒星。俺やで。」

千世子「五芒星。千世子なのだ。」

ラム「エロイムエッサイム。私よ。」

プロメ(仮)【怪奇談シナリオ読み込み型収集ツール。プロメフィア(仮)ちゃんです。】

友利「エロエロエロタイム?」

ゆえ「おしおきたいむ……!」
(≡つ・ω・)≡つ=つ≡つ=つ≡つ=つ≡つ=つ≡つ!
友利「オラオラですかぁーー!?」

ゆうな「なぁにやってるんですかねぇ。」

福太郎「最弱がもっとももっとももっとももっとも恐ろしいマギィ―!」

ラム「やかましい」

ゆうな「鋼入りダン」

ゆえ「こんじょうはねじまがってましたね……」

プロメ(仮)【つけの領収書だぜ。では、今回は「バリエーション豊かなババサレの怪」でトークしてもらいます。】

千世子「ババサレと同じく基本形と思われるものに「バーサレ」という怪異が居るのだ。名前の由来も同じく「婆去れ」から来てると考えられ、話を聞くと三日以内の真夜中に老婆の怪異が出現し、その人間の身体をゆすって眠りから起こそうとするのだ。このとき目を開くと心臓を食われてしまう。これを回避するためには、目を閉じたまま「バーサレ」と三回唱えなければならないのだ。」

ゆうな「目を開く前に拳が飛び出す可能性があるね」

ゆえ「あんみんぼうがいはぎるてぃ……。」

福太郎「せやな。」

ラム「またこれに似たバアサレと呼ばれる怪異は「うばよされ」という呪文で回避できるとされるが、怪異の名前自体がうばよ去れとれるものもいる。」

ゆうな「うばよされ、さらされ、炎上しろー」

ゆえ「げんだいのしんのきょうふ……」

ラム「意味が違ってきてる」

福太郎「丑三つ時に部屋のドアをノックする音が聞こえた時、「うばよ去れ」と三回唱えなければ、老婆にどこかへ連れ去られてしまう。そンで、こン話を聞いた一週間後、その人間の元にこの老婆がやってくる。」

ゆうな「ドアを開けっ放しにしとけばいいね。」

ゆえ「このはっそうさすがやでぇ……」

千世子「撃退呪文が命令形でなくなったバーサルという怪異もいるのだ。これは「婆去る」の意味と考えられ、風のない夜に現れて戸をガタガタ揺らすというのだ。このとき「バーサル」と三回唱えねば部屋の中に入ってきて、布団に潜りこんできたり鎌で切り殺そうとしたりする。また人間の老婆に乗り移ることもあるとされるのだ。」

ゆうな「戸を揺らすのも、布団に潜りこんでくるのもボケてる可能性が……」

ゆえ「ありえる……!」

プロメ(仮)【はい、ありがとうございました。では、今回はここまでで、次回は「固有の怪異となったババサレたち」でトークしてもらいます。】

稲葉「それじゃあ今日の放送はここまでよ。メインパーソナリティは古川稲葉と」

禅「烏哭…禅で…お送り…しました。」
16/100ページ
スキ