ー放送ー⚡電脳ラジオ(肆)⚡4

ー稲葉の部屋(隣)(4/14/夕)ー

稲葉「新たな幕開けと共に爆笑と苦笑い、危ない病みつきが生まれる古川稲葉と…」

禅「烏哭禅…と…」

ゆうな「ゆうなとっ!」

ゆえ「ゆえと……」

プロメ(仮)【怪奇談シナリオ読み込み型収集ツール、プロメフィア】

優希「優希と」

貞子たん『貞子たんの……』

稲葉「電」

禅「脳」

ゆうな&ゆえ「「ラジオ(らじお……)!」」

貞子たん『よぉんっ~!』

優希「始まります」

稲葉「はい、電脳ラジオ(肆)の時間よ。今日のゲストは福太郎さんと千世子ちゃんとラムさんとプロメ(仮)よ。」

福太郎「ゾンビ。俺やで。」

千世子「リビングデッド。千世子なのだ。」

ラム「フランケンシュタイン。私よ。」

プロメ(仮)【怪奇談シナリオ読み込み型収集ツール。プロメフィア(仮)ちゃんです。】

友利「ゾンビ女ってワードがもはやエロ物にしか思えない友利です。」

ゆえ「ぞんびがにげだす……!」
ゲシッ!
友利「うへへっ!」

ゆうな「なぁにやってるんですかねぇ。」

福太郎「最近は王道なゾンビもんの映画ってないよな。」

ラム「王道のゾンビて…」

福太郎「猛烈ダッシュしたり突然変異したりはなしの奴かな。」

千世子「馬鹿なグループが突貫して食べたり、正義感の強いポリスメンが先導して、デパートに立て籠もったりなのだ?」

福太郎「王道やね。」

プロメ(仮)【物凄い凡作で落ち着きそうですね。では、今回は逆さ読みで姿を現す怪異たちの続きでトークしてもらいます。レディーファイト!】

福太郎「学校の怪談として有名な「与田惣(よだそう)」もこれらと似た怪異やね。これは中年男性や獣など様々な姿で現れ、子供を襲う。そン際に「俺は与田惣だ!さかさまだ!」などのセリフを発するが、そン謎を解けなければ殺害されてしまうとされることが多い。」

ゆうな「うそだよっ!!」

ゆえ「おねえちゃんのかんのよさはてんじょうしらずやでー……!」

ラム「えー……もちろんその謎とは「与田惣」を逆さまに読むことで、「うそだよ」となるわ。しかしこの与田惣の場合、派生した怪異に「ヨダソ」というものがいるわ。こちらは最後の「う」が消えたために嘘の要素までなくなってしまっており、回避法のない危険な怪異と化しているわ。」

ゆえ「つまりやられるまえにやればいいんだね……。」
ギャドッ、ギャドッ

ゆうな「ゆえの拳が超唸る!」

ラム「怪異が可愛そうになるわね。」

福太郎「てっけんせいさいで泣いたり笑ったりできなくさせそうやな。」

千世子「これらの他にも逆さ読みで「うそ」が現れる怪異は多いのだ。夜中目覚めたときに突然現れ「夜中のごちそう、何でしょうかァ、何でしょうかァ」と尋ねてくる生首の怪異「そうはれこ」、事故に遭った暴走族の幽霊がその事故車に憑りついている「相名勝馬(そうなかつま)」、天井から落ちてきて謎を解けなければ人の首を髪で締め付ける「りかばそう」、主に植物として語られ、触れた人間を死に至らしめる「シナバ草」等が上げられるのだ。」

プロメ(仮)【では、今回はここまでで次回も「逆さ読みで姿を現す怪異たち」の続きでトークしてもらいます。】

稲葉「それじゃあ今日の放送はここまでよ。メインパーソナリティは古川稲葉と」

禅「烏哭…禅で…お送り…しました。」
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