ー放送ー⚡電脳ラジオ(肆)⚡4

ー稲葉の部屋(隣)(3/29/夕)ー

稲葉「新たな幕開けと共に爆笑と苦笑い、危ない病みつきが生まれる古川稲葉と…」

禅「烏哭禅…と…」

ゆうな「ゆうなとっ!」

ゆえ「ゆえと……」

プロメ(仮)【怪奇談シナリオ読み込み型収集ツール、プロメフィア】

優希「優希と」

貞子たん『貞子たんの……』

稲葉「電」

禅「脳」

ゆうな&ゆえ「「ラジオ(らじお……)!」」

貞子たん『よぉんっ~!』

優希「始まります」

稲葉「はい、電脳ラジオ(肆)の時間よ。今日のゲストは福太郎さんと千世子ちゃんとラムさんとプロメ(仮)よ。」

福太郎「朱の盆。俺やで。」

千世子「ひょうすべ。千世子なのだ。」

ラム「鬼神。私よ。」

プロメ(仮)【怪奇談シナリオ読み込み型収集ツール。プロメフィア(仮)ちゃんです。】

友利「ゲゲゲの鬼太郎最終話でしたね。」

ゆえ「せやな……」

友利「猫姉さんの叫び声に子宮がキュンキュン……」

ゆえ「はもんをたたきこむ……!」
ズドォン!
友利「おばどらっ!」

ゆうな「なぁにやってるんですかねぇ。」

福太郎「朱の盆は萌えキャラ枠だったんかもしれんね。」

ラム「それは、ない。」

福太郎「せやけど、ぬらりひょん推しで一途やったし、顔も紅顔しやすいタイプやったし」

千世子「紅顔しやすいというか、徹頭徹尾朱色の顔なのだ」

プロメ(仮)【ヘッドソバットは強力そうですよね。では、今回は「わたしきれい?」と問いかける様々な怪異でトークしてもらいます。レディーファイト!】

福太郎「口裂け女の噂が流布して以降も、火傷型の怪異として「わたしきれい?」という類の問いかけをするもんが語られとる。鏡の怪という怪異は、その名の通り鏡ン中に現れる。」

ゆうな「マンインザミラー!」

ゆえ「ひきずりこんだ……!!」

福太郎「この反射力…」

ラム「午前二時に鏡を見ると自分だけでなく髪で顔を半分隠した女が映りこむ。この怪異は「わたしきれい?」と訪ねてくるので「きれいです」と答えると髪の毛を持ち上げる。そこには火傷か何かで爛れた皮膚があり、これを見てすぐにもう一度「きれいです」と答えれば何事もないが、驚いたり怖がったりすると鏡の中に引きこまれるとされる。」

ゆうな「マンインザミラー!」

ゆえ「ひきずりこんだ……!!」

福太郎「リピートアフター」

ラム「繰り返すな繰り返すな」

千世子「この鏡の怪に類似したものに鏡の中の美女と呼ばれる怪異もあるのだ。これは夜中十二時に鏡を見ると現れるというもので、「わたしってきれいでしょ?」と尋ねてくるのだ。これに「はい」と答えると「やっぱりね」と言って消えるのだ。しかし「いいえ」と答えると「あんた自分の顔を鏡で見たことあるの?一度鏡を見てごらんなさい」といって鏡の中に引きずり込んでしまうというのだ。」

ゆうな「マンインザミラー!」

ゆえ「ひきずりこんだ……!!」

福太郎「本日三度目のマンミラ。」

ラム「ああ、これもう「鏡の中」とか「引きずり込む」って単語に対して自動的に言うわけね…。」

千世子「ただしこの怪異は「わたしきれい?」の類の問いかけをする怪異には珍しく、顔に火傷や酷い傷があるといった特徴は語られていないのだ。」

プロメ(仮)【では、今回はここまでで次回も「わたしきれい?」と問いかける様々な怪異でトークしてもらいます。】

稲葉「それじゃあ今日の放送はここまでよ。メインパーソナリティは古川稲葉と」

禅「烏哭…禅で…お送り…しました。」
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