ー放送ー⚡電脳ラジオ(仮)⚡4

ー稲葉の部屋(隣)(12/22/夕方)ー

稲葉「毎度お馴染み。笑いと癒しを提供する古川稲葉と…」

禅「烏哭禅…と…」

優希「千歳優希&…」

紅菜「紅菜の…」

稲葉「電!」
優希&紅菜「「脳!」」
禅「ラジオ…!」

稲葉「はい、電脳ラジオの時間よ。今日のゲストはミハイル殿下に悠とともき君よ」

ミハイル「昨日の雪辱を晴らしに来た僕だ!」

悠「寒さに死にそうなおれ。」

ともき「なんか連れて来られた俺です」

ミハイル「悠、この僕の発明を悪用した報いは受けてもらうぞ!」

悠「100円玉三枚やるから許してくれ。」

ミハイル「いいぞ」

ともき「なにがしたいんだお前らは」

優希「あの、ミハイル殿下はまともな発明とかあるんですか?」

ミハイル「僕の発明はまともなものしかない。例えば…はい、猫語翻訳機「ニャーリンガルEX」だ」

ともき「なんか古いな」

紅菜「それ、正確なの?」

ミハイル「当たり前だ僕の発明だぞ余裕で猫との会話が可能だ。」

紅菜「……あれ?翻訳機だから翻訳するだけで人間と会話できるとかじゃ無いんじゃないの?」

ミハイル「なっ…」

優希「ミハイル殿下は頭いいけどバカですよね。」

ミハイル「……」

スッ

悠「なに、俺に向けているんだよ!」

ピピッ

【もっとかまってほしいにゃ】

ミハイル「ゆ、悠!!?」

悠「なにがしたいんだよお前は!」

ミハイル「それで都市伝説の話なんだが。」

悠「このガキャ~」

ともき「落ち着けよ」

ミハイル「お前らは凡人の学校では七不思議とかは無いのか?」

優希「(腹立つなぁ…)七不思議って夜になると音楽室の目が肖像画が動くとか?」

悠「それはアレだな。画ビョウをめに刺してあって光が反射して動いたように錯覚する…」

ミハイル「それはあれだろ。誰かが顔をだしているんだろ。」

優希「コントかよ。」

ともき「そっちのが怖いのは怖いな」

悠「いやまて、それだとしたらある日女子生徒が気づいて運命の出会い、そして二人はこの春めでたくゴールイン」

ともき「なんの話だよ!」

悠「音楽室の肖像画、ベートーヴェンだけに「運命」って話し?」

ミハイル「上手い!ならベートーヴェンだけに「ロマンス第一番」」

悠「上手い!なら…ベートーヴェンだけに「エロイカ」」

ともき「うまくねーよ全然。」

優希「あの二人は絶対仲いいよな?」

紅菜「ベートヴェンだけにね」

優希「うつった!?」

稲葉「じゃ、ベートヴェンだけに今日の放送はここまでよ。メインパーソナリティは古川稲葉と」

禅「ベー…トー…ヴェン…だけに…烏哭…禅で…お送り…しました。」
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