ー放送ー⚡電脳ラジオ(仮)⚡4

ー稲葉の部屋(隣)(12/20/夕方)ー

稲葉「毎度お馴染み。笑いと癒しを提供する古川稲葉と…」

禅「烏哭禅…と…」

優希「千歳優希&…」

紅菜「紅菜の…」

稲葉「電!」
優希&紅菜「「脳!」」
禅「ラジオ…!」

稲葉「はい、電脳ラジオの時間よ。今日のゲストは昨日にひき続いてミハイル殿下と探偵見習いのチコちゃんよ」

ミハイル「はっはっは。偉大なる指導者の僕だ。畏まれ愚民ども」

チコ「どっかの国の死去したおっさんみたいなこといわないでくださいよ。憧れの探偵はシャーロックホームズの私です」

ミハイル「じゃあ今日は僕が都市伝説の作り方を話してやろう」

チコ「意味がわかりません。」

優希「昨日も都市伝説の話をしてたんだ。」

チコ「都市伝説もなにもミハイル殿下じたいが人面犬か何かと同種ですよ?」

ミハイル「なにかいたたか焼き肉のタレ。」

チコ「なにもいってません。……エバラじゃなくメハラです」

ミハイル「まぁいい、簡単な奴だと「チェーンメール」だ」

紅菜「チェーンメールって届いたら誰かに何件か送れっていうあれ?」

ミハイル「どれだ?」

チコ「小ボケはいらないです。腹立ちますから」

ミハイル「はっはっは。溢れる教養、足りない栄養」

チコ「足りないのは拝領ですよ」

ミハイル「はっはっは。あとで覚えとけよ焼き肉のタレ。」

優希「あの…それで都市伝説の作り方って?」

ミハイル「あぁ例えばだ。こういうのをつくる」

あなたの怨み方次第で相手の運命が決ります
もしあなたの名前があったら自分の名前を削除して殺したい人がいるなら名前を書き込んで回してやれ!


紅菜「陰湿ね」

ミハイル「そうだな。昔は不幸の手紙って、手書きだったからもう少し人のぬくもりというものが」

優希「ないですから」

ミハイル「でだ、これに仮に萌原チコ→頭蓋骨損傷と書いて送信するとしよう」

チコ「やめてください」

ミハイル「それで焼き肉のタレが稲葉や優希、紅菜に送ったらこれだけで。チェーンメールは完成する。さらに補足するなら、さっきのにルールを加算すると余計早く増えるけどな」

チコ「ルールを加算?」

ミハイル「受け取った人は一時間以内に五人に送らないと死ぬっとかだ。もし送られた人間が律儀に送ったら11時間目には3億517万5781人つまり、一人が3通同じメールを受けとる計算だな。」

紅菜「けど、全員が転送するわけじゃない」

ミハイル「そうだ。だから、都市伝説なんだ。実際死ぬ奴なんかでない。けど、運悪くなにかの原因で死んだりして、このメールが残ってたのが見つかったりしたら…このメールが原因で死んだ。とかまた新しい噂ができる。永遠に終わらないんだ」

優希「都市伝説のからくりですか」

ミハイル「都市伝説でもチェーンメールのな」

稲葉「じゃ、今日の放送はここまでよ。メインパーソナリティは古川稲葉と」

禅「烏哭…禅で…お送り…しました。」
34/100ページ
スキ