ー放送ー⚡電脳ラジオ(肆)⚡4

ー稲葉の部屋(隣)(3/1/夕)ー

稲葉「新たな幕開けと共に爆笑と苦笑い、危ない病みつきが生まれる古川稲葉と…」

禅「烏哭禅…と…」

ゆうな「ゆうなとっ!」

ゆえ「ゆえと……」

プロメ(仮)【怪奇談シナリオ読み込み型収集ツール、プロメフィア】

優希「優希と」

貞子たん『貞子たんの……』

稲葉「電」

禅「脳」

ゆうな&ゆえ「「ラジオ(らじお……)!」」

貞子たん『よぉんっ~!』

優希「始まります」

稲葉「はい、電脳ラジオ(肆)の時間よ。今日のゲストは福太郎さんと千世子ちゃんとラムさんとプロメ(仮)よ。」

福太郎「てけてけぼうず。俺やで。」

千世子「トコトコさん。千世子なのだ。」

ラム「肘掛け女。私よ。」

プロメ(仮)【怪奇談シナリオ読み込み型収集ツール。プロメフィア(仮)ちゃんです。】

友利「パイパイガールとかはいないんですかね。」

ゆえ「ひじてつ……!」
ドゴン!
友利「けぶぁ!」

ゆうな「なぁにやってるんですかねぇ。」

福太郎「パイパイでか美さんならおるな」

千世子「いるのだ!?」

福太郎「タレントさんやで」

ラム「ドストレートな名前よね…」

ゆうな「ちっぱいもありだよ。」

ラム「やかましい!」

プロメ(仮)【需要と供給。では、今回は「テケテケ=少女の霊を生み出した「冬の踏切事故伝説」でトークしてもらいます。レディーファイト!】

福太郎「90年代にはテケテケの正体は踏切を渡る際、路線に足を取られるなどして事故に遭い、身体を轢断された少女の霊である、というような背景が語られるようになった。その背景には、ある怪談が関係しとる。それが冬の踏切事故伝説やね。」

ゆうな「酒豪伝説!」

ゆえ「うこんさぷり……!」

ラム「怪談の概要はこうよ。真冬の北海道で踏切を渡ろうとした女子高生が路線に足を取られるなどして踏切から出られなくなってしまい、そのまま電車に轢かれて身体を轢断されてしまう。駅員が事故の状況を見に行くと、上半身だけになった少女がまだ生きていて、助けを求めて腕を使って這ってきた、というもの。」

ゆうな「内臓が繋がってればワンチャン…」

ゆえ「(それはさすがに)ないです……。」

千世子「その後の展開は駅員が気絶して終わることもあれば、電柱によじ登って凍死している駅員の背中に少女の上半身がしがみついていた、という話になっていることもあるのだ。けれど、テケテケのように異様なスピードで襲ってくるとった話はなかったのだ。」

ゆうな「スタンドかもしれない」

ゆえ「すでにこうげきされている……!!」

福太郎「そンため、この怪談は本来、テケテケの話とは別もんやったと思われる。せやけど下半身の失われた怪異という点が両者を結び付け、踏切事故伝説がテケテケの過去として語られるようになったみたいやね。」

プロメ(仮)【では、今回はここまでで次回は「テケテケを形づくる様々な怪異」でトークしてもらいます。】

稲葉「それじゃあ今日の放送はここまでよ。メインパーソナリティは古川稲葉と」

禅「烏哭…禅で…お送り…しました。」
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