ー放送ー⚡電脳ラジオ(肆)⚡3

ー稲葉の部屋(隣)(2/2/夕)ー

稲葉「新たな幕開けと共に爆笑と苦笑い、危ない病みつきが生まれる古川稲葉と…」

禅「烏哭禅…と…」

ゆうな「ゆうなとっ!」

ゆえ「ゆえと……」

プロメ(仮)【怪奇談シナリオ読み込み型収集ツール、プロメフィア】

優希「優希と」

貞子たん『貞子たんの……』

稲葉「電」

禅「脳」

ゆうな&ゆえ「「ラジオ(らじお……)!」」

貞子たん『よぉんっ~!』

優希「始まります」

稲葉「はい、電脳ラジオ(肆)の時間よ。今日のゲストは福太郎さんと千世子ちゃんとラムさんとプロメ(仮)よ。」

福太郎「一角鬼。俺やで。」

千世子「剛鬼。千世子なのだ。」

ラム「屍鬼。私よ。」

プロメ(仮)【怪奇談シナリオ読み込み型収集ツール。プロメフィア(仮)ちゃんです。】

友利「鬼の様に可愛くて……いい言葉ですね。エロい、鬼のようにエロいとかもいいですよね。」

ゆえ「おにごろし……!」
ズドンッ!
友利「ぱぴるっ!」

ゆうな「なぁにやってるんですかねぇ。」

揺光【鬼殺しは良い酒じゃな。】

ゆうな「なんで鬼殺しって名前なの?」

プロメ(仮)【「鬼のように頑強な男でも酔い潰れてしまう」ぐらいに混ぜ物のない旨いお酒、という意味でつけられました。それがいつの時代からか「鬼を殺すくらい辛口のお酒」という印象が強くなってしまったのです。】

ゆえ「でも、うんすいさんはたおせなさそう……。」

福太郎「神便鬼毒酒でも平気そう(小並感)」

プロメ(仮)【飲んでも呑まれるな。では、今回も「化神魔様からカシマさんへ」でトークしてもらいます。レディーファイト!】

福太郎「カシマさんが幽霊として出てくるんは、朝日新聞の新潟版やね。」

揺光【新潟といえば酒の陣】

ゆうな「そんなのあるの?」

揺光【うむ。あるぞ。】

ゆえ「さすがさけのくににいがた……。」

ラム「このカシマさんは新潟県糸魚川市に現れ、焼け爛れた顔ををしていたとされたわ。また片足がないものと両足が揃っているものの二種類がいたというわ。そしてこれらは問いに対する答えが決まっていて、もし違う答えをすると一週間以内に取り殺されてしまうとされるわ。」

ゆうな「足がある版とない版のコンプ性ってやつだね。」

ゆえ「つうじょうばんといかりばんてきな……。」

ラム「違う違う」

千世子「この時点で問いに対する正しい答えが必要とされていることが分かるのだ。そして平凡パンチや朝日新聞ともにこれらの怪談が幸福の手紙に似ていることを指摘しているのだ。」

揺光【契約次第で幸福にしてやろう】

ゆうな「最終的に物凄い対価を支払われるやつ」

ゆえ「せかいのはんぶんをおまえにやろう……」

ラム「一定人数に同じ内容の文言を伝えなければ害が及ぶ、という文句は、もともと幸福の手紙や、そこから派生した不幸の手紙に綴られていたものだったわ。カシマさんはこれらの文章から口丞に場を変えたものと考えられるわね。それと同時に、カシマさんはキャラクター性のある幽霊と肉付けされたのよ。」

ゆうな「幽霊に肉付け、これでもう生身の人間」

ゆえ「ぶつりでたおせる……。」

福太郎「なるほど」

プロメ(仮)【はい、ありがとうございました。では、今回はここまでで次回は「カシマの由来」でトークしてもらいます。】

稲葉「それじゃあ今日の放送はここまでよ。メインパーソナリティは古川稲葉と」

禅「烏哭…禅で…お送り…しました。」
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