ー放送ー⚡電脳ラジオ(肆)⚡3

ー稲葉の部屋(隣)(1/13/夕)ー

稲葉「新たな幕開けと共に爆笑と苦笑い、危ない病みつきが生まれる古川稲葉と…」

禅「烏哭禅…と…」

ゆうな「ゆうなとっ!」

ゆえ「ゆえと……」

プロメ(仮)【怪奇談シナリオ読み込み型収集ツール、プロメフィア】

優希「優希と」

貞子たん『貞子たんの……』

稲葉「電」

禅「脳」

ゆうな&ゆえ「「ラジオ(らじお……)!」」

貞子たん『よぉんっ~!』

優希「始まります」

稲葉「はい、電脳ラジオ(肆)の時間よ。今日のゲストは福太郎さんと千世子ちゃんとラムさんとプロメ(仮)よ。」

福太郎「オロチ。俺やで。」

千世子「ヤマタノオロチ。千世子なのだ。」

ラム「ミズチ。私よ。」

プロメ(仮)【怪奇談シナリオ読み込み型収集ツール。プロメフィア(仮)ちゃんです。】

揺光【地龍。揺光じゃ。】

友利「竜、ドラゴン……カーセック…」

ゆえ「いわせはせんぞ……!」
ズドンッ!
友利「ばるぶぁー!」

ゆうな「なぁにやってるんですかねぇ。」

福太郎「揺光さん、本日もいらしとるんですね。」

揺光【前と同様、適当に置物と思ってくれてよいぞ。】

千世子「存在感がありすぎる定期、なのだ。」

ラム「というか……暇なの?」

揺光【数千年規模で暇しておるが?】

ラム「あ、はい……なんか、すみません。」

プロメ(仮)【格が違う規模。では、今回は「太郎くん、やみ子さん…トイレに現れる様々な怪異」でトークしてもらいます。レディーファイト!】

福太郎「トイレの幽霊が花子さん一色に染まったわけやなぁて。小学校のトイレには様々な名前の幽霊が登場する。」

ゆうな「トイレの陣取り合戦や!」

ゆえ「こしつにしきつめられるゆうれいたち……。」

揺光【長期休暇のしょっぴんぐもぉるみたいじゃな。】

ラム「有名なものは男子トイレに現れる太郎君ね。この幽霊も全国で語られており、女子トイレに現れる花子さんと対になっていることが多いわ。怪談の内容も花子さんと同じように呼び出すと返事が聞こえる、というものが多いけど、少年の姿をした霊が現れて危害を加えてくるものもあるわ。」

ゆうな「福……太郎君」

ゆえ「らい……ふう……たろうくん」

揺光【太郎は便利じゃなぁ。】

千世子「花子さんとの関係も様々で、兄であったり恋人だったりもするのだ。太郎という名前もまた日本男性の典型的な名前であったことが、全国の子供たちに受け入れやすかったからと思うのだ。」

ゆうな「やっぱり○太郎と○子は優秀」

ゆえ「またろうとかね……」

揺光【魔太郎?】

福太郎「そういう漫画があるんです。」

ラム「次に有名なのは、やみ子さんね。よく花子さんのライバルと語られ、その正体も花子さんと同じく少女の霊とされることが多いわ。けど、初期のやみ子さんの噂を振り返ってみると、その姿は多様だったわ。」

ゆうな「闇の子」

ゆえ「やみよりうまれしぜつぼう……」

福太郎「攻撃力が3000ぐらいありそうやな」

揺光【闇から絶望なら妾も出せるぞ】
ゴゴゴッ!

福太郎「ひっこめといてください。」

千世子「例えばドアをノックして呼びかけるという方法は花子さんと同じだけど、返事とともに現れるのは黒い物体である、という話なのだ。若い女性の姿をしていて、胸に抱いた赤ん坊を抱かせてきて、その赤ん坊が次第に重くなっていくという妖怪「産女」や「雪女」のような話、といったものなのだ。」

プロメ(仮)【はい、ありがとうございました。では、今回はここまでで次回も「太郎くん、やみ子さん…トイレに現れる様々な怪異」の続きをトークしてもらいます。】

稲葉「それじゃあ今日の放送はここまでよ。メインパーソナリティは古川稲葉と」

禅「烏哭…禅で…お送り…しました。」
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