ー放送ー⚡電脳ラジオ(肆)⚡3

ー稲葉の部屋(隣)(12/27/夕)ー

稲葉「新たな幕開けと共に爆笑と苦笑い、危ない病みつきが生まれる古川稲葉と…」

禅「烏哭禅…と…」

プロメ(仮)【怪奇談シナリオ読み込み型収集ツール、プロメフィアと】

ゆうな「ゆうなとっ!」

ゆえ「ゆえと……」

優希「優希と」

貞子たん『貞子たんの……』

稲葉「電」

禅「脳」

ゆうな&ゆえ「「ラジオ(らじお……)!」」

貞子たん『よぉんっ~!』

優希「始まります」

稲葉「はい、電脳ラジオ(肆)の時間よ。今日のゲストはマリアちゃんとゆうと吉音ちゃんよ。」

マリア「迫る年末。私です。」

悠(女)「 鬼神小手。あーしだ。」

吉音「あたしの顔、見忘れたかー!」

友利「姫はじめ!」

ゆえ「ほねくだき……!」
ガィン!
友利「ひゃぎぃっ!」

ゆうな「なぁにやってるんですかねぇ。」

吉音「痛そう」

悠(女)「痛いけど効果はないんだけどな」

マリア「痛いのに効果がないという現代の矛盾」

吉音「世の中は不思議でいっぱいだね。」

悠(女)「不思議っていうか特殊性癖かな」

ゆうな「特殊生物」

悠(女)「究極生物」

マリア「最後は宇宙で生物と鉱物の間の物体になって考えるのをやめそうですね。」

悠(女)「カーズ!」

吉音「チーズ?」

ゆえ「ぴざ……?ちーずふぉんでゅ……?」

悠(女)「違う、そういう話はしておらぬ」

マリア「武士かな?」

悠(女)「それにしても今日クッソ風強くなかったか?」

吉音「台風並みってニュースしてたね」

マリア「冬の嵐」

悠(女)「毛皮がほしい……毛皮っていうか、ふさふさのしっぽがほしい」

ゆえ「またでてこれなくなるよ……。」

ゆうな「マエガミジカって鹿知ってる?」

マリア「藪から棒ですね」

ゆえ「いいえ、かべからくぎです……。」

吉音「鹿肉?」

ゆうな「ジビエにもなるとは思うけどね」

マリア「前髪短か…じゃなくてマエガミジカって鹿ですか?」

ゆうな「鹿です。フサフサした前髪と日本の鋭い牙が生えた鹿です。」

マリア「ああ、だから前髪鹿なんですね。……牙?」

ゆうな「牙。吸血鬼みたいなサーベル状の牙があります。」

吉音「なにそれかっこいい!」

ゆえ「でもしかってそうしょくどうぶつだよね、きばいる……?」

ゆうな「オス同士の争いの武器につかわれる、いわゆる角の代わり……っていう説があるよ。」

悠(女)「食らいつけ!鹿ファング!」

マリア「草食動物の咀嚼力。はい、本日の世界の意外な物の名前のコーナー!」

ゆうな「ぴゅーぴゅー」

ゆえ「ぱふぱふーぱふぱふー……」

マリア「本日の意外な物の名前は……ウェルテル現象」

ゆうな「ぶどうジュース」

ゆえ「うぇるち……」

マリア「人々が自殺の報道に感化されて自殺者が増える効果のことです。」

悠(女)「ゲーテの小説『若きウェルテルの悩み』から取られた。」

吉音「ウェルチ美味しいよね。」

稲葉「それじゃあ今日の放送はここまでよ。メインパーソナリティは古川稲葉と」

禅「烏哭…禅で…お送り…しました。」
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