ー放送ー⚡電脳ラジオ(仮)⚡4

ー稲葉の部屋(隣)(12/13/夕方)ー

稲葉「毎度お馴染み。笑いと癒しを提供する古川稲葉と…」

禅「烏哭禅…と…」

優希「千歳優希&…」

紅菜「紅菜の…」

稲葉「電!」
優希&紅菜「「脳!」」
禅「ラジオ…!」

稲葉「はい、電脳ラジオの時間よ。今日のゲストは悠と優日とともきくんよ」

悠「ぐるりぐるり回って結局はバンジーガム(伸縮自在の愛)が一番いい能力じゃないかと思い始めた俺です」

優日「個人的にはマホカンタよりリフレクの方がニュアンスが好きな私です」

ともき「めずらしく悠からメールがきたと思ったら詠唱つきの呪文が長々と綴られた内容で返事をするにできなかった俺だ。」

優希「どんなメールですか…」

ともき「長すぎて覚えてないけど最後は終わりなく白き九天だった」

紅菜「ねぎ魔ですね。エヴァンジェリンの呪文」

ともき「わかるんだ…」

紅菜「当然」

悠「ねぎ魔なら亜子たんが一番好きだな。ドーピング注射の能力は遠慮したいが痛そうだし」

優日「あ、それなんだけど私、悠にぴったりの能力見つけたよ」

悠「まともなのだろうな。自己再生、自己進化、自己増殖みたいなのはダメだぞ」

優希「デビルガンダムですか…」

稲葉「悠なら他者生殖、自己再生、自己進化ね」

悠「うるへーよ」

紅菜「それで優日さんぴったりの能力は?」

優日「青龍の気位、神龍の護り、風神の心得」

悠「あ……盲点だった。」

ともき「なんの能力だ?」

悠「龍が如くの桐生一馬の能力だ。青龍の気位はヒート状態で有る限り戦闘不能にならない。神龍の護りはヒート状態なら、刃物や片手武器などの攻撃を素手でガードできる。風神の心得はヒート状態でなく、かつ武器を持っていないときに限り、スウェイ時の無敵時間が増す」

優希「簡単にいったら本気なら倒れない、本気なら刃物をガードできる、通常状態なら回避能力があがる…って事ですか?」

優日「そうそう」

ともき「これでいいんじゃないか?」

悠「なんてこった。魔法や特別な能力より……素手喧嘩系の能力が有ったじゃないか……感動した。」

優日「でしょ~」

悠「優日、ありがとう。ありがとう」

優希「……どうしましょう?」

ともき「まぁ……本人は感動してるしいいんじゃないか?」

紅菜「欲があるか無いか解らないわね。普通、凄い能力をバンバン持ちたいとか想像すると思うのに」

優希「だよな。」

ともき「そのあたりはどうなんだ?」

悠「え、うーん……ぶっちゃけたら特別な能力がいるとかいらないじゃなくて、目標とか作るとそこまでしかいかなくなる気がするだろ?それにその特別な能力で何かができたとしとも……最後に俺が笑えないしな」


稲葉「じゃ、今日の放送はここまでよ。メインパーソナリティは古川稲葉と」

禅「烏哭…禅で…お送り…しました。」
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