ー放送ー⚡電脳ラジオ(肆)⚡3

ー稲葉の部屋(隣)(12/24/夕)ー

稲葉「新たな幕開けと共に爆笑と苦笑い、危ない病みつきが生まれる古川稲葉と…」

禅「烏哭禅…と…」

ゆうな「ゆうなとっ!」

ゆえ「ゆえと……」

プロメ(仮)【怪奇談シナリオ読み込み型収集ツール、プロメフィア】

優希「優希と」

貞子たん『貞子たんの……』

稲葉「電」

禅「脳」

ゆうな&ゆえ「「ラジオ(らじお……)!」」

貞子たん『よぉんっ~!』

優希「始まります」

稲葉「はい、電脳ラジオ(肆)の時間よ。今日のゲストは福太郎さんと千世子ちゃんとラムさんとプロメ(仮)よ。」

福太郎「鬼火。俺やで。」

千世子「狐火。千世子なのだ。」

ラム「火消し婆。私よ。」

プロメ(仮)【怪奇談シナリオ読み込み型収集ツール。プロメフィア(仮)ちゃんです。】

友利「燃え上がるエロスの炎!」

ゆえ「さしずめひけしのかぜうぃんどうとでもなのっておこうか……!」
バチィン!
友利「ひーとろっ!」

ゆうな「なぁにやってるんですかねぇ。」

福太郎「ゼクスさんが生きとった説明は特になし」

ゆうな「マスクキャラは死なない説」

福太郎「わりと死ンどるで」

千世子「ガンダムは分かんないのだ」

ラム「同じく」

プロメ(仮)【宇宙で羽が舞ったり、金色に光ったり、ガンダムは深いですね。では、今回も「色問の怪」でトークしてもらいます。レディーファイト!】

福太郎「赤い紙・青い紙の場合は、そンルーツが古来の風習にあるいう説がある。村上健司編「妖怪辞典」によれば、京都府では大晦日の夜、便所から出てきて尻を撫でる「カイナデ」という妖怪がおり、それを避けるために「赤い紙やろうか、白い紙やろうか」という呪文を唱えると良いとされとった。」

ゆうな「とんでもないとこから出てくる」

ゆえ「でてきたばしょだけにぶんなぐるのもちゅうちょ……。」

福太郎「この風習が変化し、「赤い紙やろか、白い紙やろか」と問いかける学校の怪談が生まれたのではないかと考察されとる。こんことから、紙を選ばせる怪談は本来赤と青ではなく、赤と白を選ばせるものだった可能性が高い。」

ゆうな「とりあえずトイレでは話しかけられたくないよね。」

ゆえ「そらそーや……」

ラム「実際に1942年の大阪府には既に「赤い紙・白い紙」の怪談が伝わっていたことが松谷みよ子著「現代民話考7」に記録されてて、戦時中からこの手の怪談が存在していたことがうかがえるわ。」

ゆうな「トイレ・オブ・ザデット」

ゆえ「びーきゅうえいがでありそう……」

千世子「B級で済めばいいのだ…」

福太郎「また、同書によれば1943年頃の大阪府の小学校で噂されていた怪談として、「赤い紙やろか、白い紙やろか」という女の声が聞こえてくる。これに赤と答えると尻を舐められ、白と答えると尻を撫でられるという話が掲載されてるわ。このことからカイナデのように便所から現れた腕が尻を撫でる、という要素も残っている様ね。」

友利「ペロペロ、ナデナデ……うふふです。」

ゆえ「だまらっしゃい……!」
ズドンッ!
友利「ぼぐぁっ!」

ゆうな「なぁにやってるんですかねぇ。」

福太郎「全力全開やな」

千世子「」「厠で尻を撫でる怪異は近世以前から数多く伝わってて、河童の仕業とされることも多かったのだ。また、色を問いかけた後、トイレから腕が現れるという怪異は現在にも引き継がれ、学校の怪談として良く語られているのだ。」

プロメ(仮)【はい、ありがとうございました。では、今回はここまでで次回は「色問の怪」の続きをトークしてもらいます。】

稲葉「それじゃあ今日の放送はここまでよ。メインパーソナリティは古川稲葉と」

禅「烏哭…禅で…お送り…しました。」
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