ｰ稲葉の部屋(隣)(12/12/夕方)ｰ

稲葉「毎度お馴染み。笑いと癒しを提供する古川稲葉と…」

禅「烏哭禅…と…」

優希「千歳優希&…」

紅菜「紅菜の…」

稲葉「電！」
優希&紅菜「「脳！」」
禅「ラジオ…！」

稲葉「はい、電脳ラジオの時間よ。今日のゲストはスリーカードで悠と崇さんと氷室さんよ」

悠「やはりバイキルトや不動居なんかが一番役立つ能力だと思う気がする俺です」

氷室「基本は防御と考えてオプションを発動するのが得策と考える私です」

崇「……コイツらのいってる事がわからん。」

優希「ていうか…氷室さんのは能力じゃなく、グラディウスとかのバリアですよね？」

氷室「おや、なにか違いましたか？」

悠「特殊能力的な話なんだけど。」

氷室「あー…ザラキとかマハムドオンとかはいかがです？」

悠「即死呪文て…」

崇「……さっきからなんの事か理解できないのは俺だけか？」

紅菜「ゲームの呪文ですよ。虎狗琥さんはやりません？」

崇「ゲームか……ぷよぷよくらいならしたことあるな」

優希「えぇ…」

崇「なんだ？」

優希「あ、い、いや、予想外といいますか…」

崇「禅がやっててな、後ろで見ていたらやらないかと誘われたんだ。」

紅菜「結果は？」

崇「禅の勝ちだ。」

悠「そりゃ相手が悪いわ。俺でも勝率三割ぐらいだし」

禅「恐縮…です」

優希「悠が三割て…」

紅菜「ちなみに、稲葉さんは？」

稲葉「そうね…ぷよだと二人には多分勝率二割かしら、ボンバーマンなら勝つ自信あるけど」

氷室「皆さん土俵が違うみたいですね」

悠「俺はRPGやアクションシューティング。ガンコンならノーミスも余裕」

禅「オール…です…が…ぶっち…ぎり…は…格ゲー」

稲葉「ボンバーマンとか人生ゲームね。けど、メインはギャルゲー」

悠「あ、それ俺もだ。」

崇「そんなゲームしなくてもリアルがギャルゲーみたいなものだろ」

悠「一回もフラグがたったことねぇよ！」

氷室「悠さんはまずフラグがたったかどうかの確認より、出会った女性の数を数えた方が早いかも知れませんよ？」

悠「いや、意味が解らないです」

崇「あぁ…そうだ」

優希「どうしました？」

崇「コイツには人の好意がわかる能力があればいいんじゃないか？」

氷室「それより空気を読む能力では？」

悠「とりあえず、アナタ達は優しさの能力を持ってください」

氷室「優しさ故の心配ですよ。」

崇「ふん」

悠「なんだか理不尽だ…」

稲葉「じゃ、今日の放送はここまでよ。メインパーソナリティは古川稲葉と」

禅「烏哭…禅で…お送り…しました。」