ー放送ー⚡電脳ラジオ(肆)⚡3
ー稲葉の部屋(隣)(12/8/夕)ー
稲葉「新たな幕開けと共に爆笑と苦笑い、危ない病みつきが生まれる古川稲葉と…」
禅「烏哭禅…と…」
ゆうな「ゆうなとっ!」
ゆえ「ゆえと……」
プロメ(仮)【怪奇談シナリオ読み込み型収集ツール、プロメフィア】
優希「優希と」
貞子たん『貞子たんの……』
稲葉「電」
禅「脳」
ゆうな&ゆえ「「ラジオ(らじお……)!」」
貞子たん『よぉんっ~!』
優希「始まります」
稲葉「はい、電脳ラジオ(肆)の時間よ。今日のゲストは福太郎さんと千世子ちゃんとラムさんとプロメ(仮)よ。」
福太郎「ヌエ。俺やで。」
千世子「ヒヒ。千世子なのだ。」
ラム「ショウジョウ。私よ。」
プロメ(仮)【怪奇談シナリオ読み込み型収集ツール。プロメフィア(仮)ちゃんです。】
友利「性欲じゃなくて獣欲ってかくとアグレッシブな感じがするですよね。」
ゆえ「ぷれっしっぶないふ……!」
ズドッ
友利「ぼびゅるっ」
ゆうな「なぁにやってるんですかねぇ。」
千世子「ナイフという名の手刀なのだ。」
福太郎「正確に言うたら貫き手やね。」
ラム「とりあえず常人なら死ぬほどいたいんでしょうけどね。」
プロメ(仮)【痛みを快楽に変換する。では、今回は「「赤マント」のルーツとその派生」のでトークしてもらいます。レディーファイト!】
福太郎「怪人赤マントのルーツとされるもンには様々な説があって、1922年に起きた「青ゲット男事件」というマサカリを使った猟奇殺人事件がその中では最も古い。」
ゆうな「マサカリ」
ゆえ「かついだきんたろう……!」
ラム「違う違う」
福太郎「他にも、別冊宝島編集部編「伝染る「怖い話」」では、二・二六事件にてクーデターを起こした軍人の中に赤いマントを羽織っていた将校が居たため、その情報が戒厳令下で錯綜し、怪人の噂に変化した説を紹介しとる。さらに二・二六事件と同年に起きた「阿部定事件」が元になった説もある。また、当時紙芝居の中に「赤マント」という作品があり、それが噂の元になったという話もあるみたいやね。」
ゆうな「阿部…サダヲ」
ゆえ「なくもんか……!」
福太郎「実際はかなり大人しい人らしいな。サダヲさんて」
ラム「このように数十年間もの間、人々に語り継がれてきた赤マントだけど、後の時代には派生した怪異を産んだわ。有名な物は赤いちゃんちゃんこや赤いはんてんね。」
千世子「これらはどちらも女児や女性教師、婦人警官頭がトイレに行くと「赤いちゃんちゃんこ着せましょか」または「赤い半纏着せましょか」という声が聞こえてくるのだ。これを着せて欲しいと頼むと刃物等で首を切られ、飛び散った血で身体を赤く染められ、まるでちゃんちゃんこや半纏を羽織っている様にされる、といった怪談になっているのだ。」
ゆうな「赤いマントはゲッターのりの赤し」
ゆえ「りょうまぁぁぁー……!」
ラム「怪異どころかインベーダーもぐっちゃぐちゃにするのだ。」
福太郎「ただし赤い半纏の場合、壁に飛び散った血が斑点になるという「半纏」と「斑点」をかけた駄洒落のようなオチになっとることもあるな。」
ゆうな「まさに、ちゃんちゃん」
ゆえ「かなりだいばくしょう……」
千世子「……あ、ちゃんちゃんことちゃんちゃんをかけてるのだ!」
ラム「これらに共通するのは、赤い衣類を羽織らせようとしてくる点ね。赤いマントやちゃんちゃんこ、半纏は、自らの血を連想させるというオチがあることから、鮮血がその人間の身体を、染めることで赤い衣を羽織っている比喩とするため、赤という色は必要不可欠の要素となっているわ。」
福太郎「他にもこの類の怪談から派生したものと思われる怪談に赤いドレスというものがあり、こちらでは血の代わりに身体を焼かれるいう炎のイメージが赤に託されとるね。」
プロメ(仮)【はい、ありがとうございました。では、今回はここまでで次回は「血や赤の要素の脱落」でトークしてもらいます。】
稲葉「それじゃあ今日の放送はここまでよ。メインパーソナリティは古川稲葉と」
禅「烏哭…禅で…お送り…しました。」
稲葉「新たな幕開けと共に爆笑と苦笑い、危ない病みつきが生まれる古川稲葉と…」
禅「烏哭禅…と…」
ゆうな「ゆうなとっ!」
ゆえ「ゆえと……」
プロメ(仮)【怪奇談シナリオ読み込み型収集ツール、プロメフィア】
優希「優希と」
貞子たん『貞子たんの……』
稲葉「電」
禅「脳」
ゆうな&ゆえ「「ラジオ(らじお……)!」」
貞子たん『よぉんっ~!』
優希「始まります」
稲葉「はい、電脳ラジオ(肆)の時間よ。今日のゲストは福太郎さんと千世子ちゃんとラムさんとプロメ(仮)よ。」
福太郎「ヌエ。俺やで。」
千世子「ヒヒ。千世子なのだ。」
ラム「ショウジョウ。私よ。」
プロメ(仮)【怪奇談シナリオ読み込み型収集ツール。プロメフィア(仮)ちゃんです。】
友利「性欲じゃなくて獣欲ってかくとアグレッシブな感じがするですよね。」
ゆえ「ぷれっしっぶないふ……!」
ズドッ
友利「ぼびゅるっ」
ゆうな「なぁにやってるんですかねぇ。」
千世子「ナイフという名の手刀なのだ。」
福太郎「正確に言うたら貫き手やね。」
ラム「とりあえず常人なら死ぬほどいたいんでしょうけどね。」
プロメ(仮)【痛みを快楽に変換する。では、今回は「「赤マント」のルーツとその派生」のでトークしてもらいます。レディーファイト!】
福太郎「怪人赤マントのルーツとされるもンには様々な説があって、1922年に起きた「青ゲット男事件」というマサカリを使った猟奇殺人事件がその中では最も古い。」
ゆうな「マサカリ」
ゆえ「かついだきんたろう……!」
ラム「違う違う」
福太郎「他にも、別冊宝島編集部編「伝染る「怖い話」」では、二・二六事件にてクーデターを起こした軍人の中に赤いマントを羽織っていた将校が居たため、その情報が戒厳令下で錯綜し、怪人の噂に変化した説を紹介しとる。さらに二・二六事件と同年に起きた「阿部定事件」が元になった説もある。また、当時紙芝居の中に「赤マント」という作品があり、それが噂の元になったという話もあるみたいやね。」
ゆうな「阿部…サダヲ」
ゆえ「なくもんか……!」
福太郎「実際はかなり大人しい人らしいな。サダヲさんて」
ラム「このように数十年間もの間、人々に語り継がれてきた赤マントだけど、後の時代には派生した怪異を産んだわ。有名な物は赤いちゃんちゃんこや赤いはんてんね。」
千世子「これらはどちらも女児や女性教師、婦人警官頭がトイレに行くと「赤いちゃんちゃんこ着せましょか」または「赤い半纏着せましょか」という声が聞こえてくるのだ。これを着せて欲しいと頼むと刃物等で首を切られ、飛び散った血で身体を赤く染められ、まるでちゃんちゃんこや半纏を羽織っている様にされる、といった怪談になっているのだ。」
ゆうな「赤いマントはゲッターのりの赤し」
ゆえ「りょうまぁぁぁー……!」
ラム「怪異どころかインベーダーもぐっちゃぐちゃにするのだ。」
福太郎「ただし赤い半纏の場合、壁に飛び散った血が斑点になるという「半纏」と「斑点」をかけた駄洒落のようなオチになっとることもあるな。」
ゆうな「まさに、ちゃんちゃん」
ゆえ「かなりだいばくしょう……」
千世子「……あ、ちゃんちゃんことちゃんちゃんをかけてるのだ!」
ラム「これらに共通するのは、赤い衣類を羽織らせようとしてくる点ね。赤いマントやちゃんちゃんこ、半纏は、自らの血を連想させるというオチがあることから、鮮血がその人間の身体を、染めることで赤い衣を羽織っている比喩とするため、赤という色は必要不可欠の要素となっているわ。」
福太郎「他にもこの類の怪談から派生したものと思われる怪談に赤いドレスというものがあり、こちらでは血の代わりに身体を焼かれるいう炎のイメージが赤に託されとるね。」
プロメ(仮)【はい、ありがとうございました。では、今回はここまでで次回は「血や赤の要素の脱落」でトークしてもらいます。】
稲葉「それじゃあ今日の放送はここまでよ。メインパーソナリティは古川稲葉と」
禅「烏哭…禅で…お送り…しました。」