ー放送ー⚡電脳ラジオ(仮)⚡4

ー稲葉の部屋(隣)(12/12/夕方)ー

稲葉「毎度お馴染み。笑いと癒しを提供する古川稲葉と…」

禅「烏哭禅…と…」

優希「千歳優希&…」

紅菜「紅菜の…」

稲葉「電!」
優希&紅菜「「脳!」」
禅「ラジオ…!」

稲葉「はい、電脳ラジオの時間よ。今日のゲストは紅君と千夜君よ。」

紅「ちぇき~。寒くなると身体の動かしがいがあって冬が好きな俺だ。」

千夜「……」

優希「あれ、以前に似たようなのを見たことあるような」

紅菜「ポジションは逆だったけどね」

千夜「はぁ…。帰っていいか?」

紅「まぁまぁ、そういわず。」

千夜「うぜっ…」

稲葉「じゃあ、ほどよく場が暖まったところで」

優希「えぇ…どの辺が?」

稲葉「悠が居ないから私が話をふるけど、二人は能力が手に入るとしたらどんな特殊能力がほしい?」

紅「能力なぁ……あ、収納能力」

優希「収納能力?えと、物を出したり入れたり出来る系ですか?」

紅「そうそう。バットいつでもダシイレできるじゃん。」

優希「……」
紅菜「……」
千夜「……」

紅「え、なに?」

千夜「お前今バット何本持ってる?」

紅「えーと…よいしょ、二本だな。紅カラーと黒カラーの」

ガラン…
ゴロン…

紅菜「背中から二本も。」

優希「既に収納能力ありますね…」

紅「いやいや、みんな出来るって。」

千夜「出来るか…」

紅「じゃあ、千夜ちゃんはどんな能力がいいよ?」

千夜「いらねぇ……っが、手に入るんなら体感時間を操れる能力だな」

優希「体感時間…え、時間操作ですか?」

千夜「時間を止めるとかじゃねぇ。ただ、鍛練してる間だけでいい、その間だけより長くできたらいい。」

紅菜「なら能力っていうよりかは精神と時の部屋みたいなのが有ればいいわけですね」

千夜「そうだ」

紅「なるほど、その考えはなかった。」

千夜「俺としてはお前の考えがねぇよ。」

紅「あはは。手厳しいな」
優希「あの…もっと戦闘向けの能力とかは?」

紅「うーん……ありっちゃありだけどなぁ。いまいち頭で想像できないからなぁ」

千夜「今さら余分なもんつけるより、五体を鍛える方がいい」

紅「いや、ほら、ひがみとかじゃなくてな。そーゆ特殊なアレを使えるのってサイノーとかがあるわけじゃん。だから、バスバス強くなっていける。そういう奴って例え10歩後ろに下がってもすぐに20歩前に進めるわけだろ?」

千夜「……俺らは不良(バッドボーイ)だ。歩けっていわれたら走りたくなる。」

紅「そうそう、追い付けるわけねぇって自分の中の誰かが叫ぶからよけいに燃えるんだよ。それが勝負の醍醐味じゃん。無能が有能に勝つていい感じだろ。」

優希「二人は根っからの戦闘好きですね…」

稲葉「じゃ、今日の放送はここまでよ。メインパーソナリティは古川稲葉と」

禅「烏哭…禅で…お送り…しました。」
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