ー放送ー⚡電脳ラジオ(肆)⚡3

ー稲葉の部屋(隣)(11/14/夕)ー

稲葉「新たな幕開けと共に爆笑と苦笑い、危ない病みつきが生まれる古川稲葉と…」

禅「烏哭禅…と…」

ゆうな「ゆうなとっ!」

ゆえ「ゆえと……」

プロメ(仮)【怪奇談シナリオ読み込み型収集ツール、プロメフィア】

優希「優希と」

貞子たん『貞子たんの……』

稲葉「電」

禅「脳」

ゆうな&ゆえ「「ラジオ(らじお……)!」」

貞子たん『よぉんっ~!』

優希「始まります」

稲葉「はい、電脳ラジオ(肆)の時間よ。今日のゲストは福太郎さんと千世子ちゃんとラムさんとプロメ(仮)よ。」

福太郎「カタワラキ。俺やで。」

千世子「オーク。千世子なのだ。」

ラム「牛魔王。私よ。」

プロメ(仮)【怪奇談シナリオ読み込み型収集ツール。プロメフィア(仮)ちゃんです。】

友利「メス豚だといやらしく、オークだといやしく聞こえる不思議、あると思うです!」

ゆえ「おなじじゃねぇか……!」
ドゴッ!
友利「ぷぎぃー!」

ゆうな「なぁにやってるんですかねぇ。」

福太郎「受け側と攻め側っていう点ではバランスはとれとる」

ラム「いや、取れてないから」

千世子「オークの風評被害はいつから始まったんだろかなのだ…。」

プロメ(仮)【豚さんに愛の手を。では、今回は「死者の霊となった現代の心霊」の続きでトークしてもらいます。レディーファイト!】

ラム「これまで話してきたように我々現代人の心霊観ともいうべきものは、心霊主義が大きな影響を与えたことは確かだけど、細かな部分は異なっているわ。」

ゆうな「細かいことが気になる」

ゆえ「ぼくのわるいくせ……」

福太郎「右京さーーん!」

ラム「やかましい!」

千世子「普通の人たちが心霊主義そのものから各種霊の概念を知ったのではなく、心霊主義に精通していた作家たちの著作や、それらの著作を元にした本やテレビ番組から心霊の知識が広まったためと思われるのだ。」

ゆうな「BLという言葉を知って調べていくうちに婦女子になる的な」

ゆえ「しろなはすでにおくさりもうしていらっしゃる……」

ラム「なんっか違うのよねぇ…」

福太郎「確固たる根拠を欠いたまま広まった心霊たちは、人々の噂やメディアを通して変質しながら、今の心霊感を作り上げていった。そンで心霊は本来の意味を離れ、もっぱら死者の霊に関する事象に使われる言葉に変わったんちゃうかな」

ラム「一方で、近世以前の幽霊観が日本の中から消え去ったわけではないし、カシマさんやテケテケなど、心霊主義的文脈とまるで関係ない形で語られる死者の霊もたくさんいるわ。」

千世子「現代日本で現れ、この多様多種な幽霊たちを、これからも見守っていきたいところなのだ。」

プロメ(仮)【はい、ありがとうございます。では、今回はここまでで次回は「話してはならない怪」でトークしてもらいます。】

稲葉「それじゃあ今日の放送はここまでよ。メインパーソナリティは古川稲葉と」

禅「烏哭…禅で…お送り…しました。」
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