ー放送ー⚡電脳ラジオ(肆)⚡2

ー稲葉の部屋(隣)(10/25/夕)ー

稲葉「新たな幕開けと共に爆笑と苦笑い、危ない病みつきが生まれる古川稲葉と…」

禅「烏哭禅…と…」

ゆうな「ゆうなとっ!」

ゆえ「ゆえと……」

プロメ(仮)【怪奇談シナリオ読み込み型収集ツール、プロメフィア】

優希「優希と」

貞子たん『貞子たんの……』

稲葉「電」

禅「脳」

ゆうな&ゆえ「「ラジオ(らじお……)!」」

貞子たん『よぉんっ~!』

優希「始まります」

稲葉「はい、電脳ラジオ(肆)の時間よ。今日のゲストは福太郎さんと千世子ちゃんとラムさんとプロメ(仮)よ。」

福太郎「シーサー。俺やで。」

千世子「ビャッコ。千世子なのだ。」

ラム「スフィンクス。私よ。」

プロメ(仮)【怪奇談シナリオ読み込み型収集ツール。プロメフィア(仮)ちゃんです。】

友利「獣は性欲が高い、でも一番はうさぎっていうのが不思議ですよね。」

ゆえ「くびかり……!」
ズバッ!
友利「ぼーぱーりゅー!」

ゆうな「なぁにやってるんですかねぇ。」

福太郎「一撃必殺をもつウサギ」

千世子「本当にうさぎなのか気になるところなのだ。」

ゆうな「まぁ、モンスターだから多少はね」

プロメ(仮)【どんな姿をしていたとしてもモンスターはモンスター。では、今回は「宇宙船幽霊の時代がやってくる」でトークしてもらいます。レディーファイト!】

ゆうな「すごいトークテーマ」

ゆえ「ゆうれいとうちゅうじんのたたかいがいまはじまる……。」

福太郎「前に話した「奇蹟怪談実話」にて、田中貢太郎は「怪談も生活様式によって変化する。駕籠ができれば駕籠に怪しい者が乗り、人力車が出れば人力車に、鉄道馬車が出れば鉄道馬車に、電車が出れば電車に、自動車が出れば自動車に、飛行機が出れば飛行機に、怪しい者が乗るのである」って記しとるな。」

ゆうな「なるほどなぁ」

ゆえ「でも、はろうぃんのひにはあやしいのしかのらないよね……。」

ラム「それは置いといて、氏の言う通り、江戸時代から平成に至るまで、乗り物にまつわる怪談はどの時代にも生まれて、生活様式に合わせた怪異が出現しているわ。新しい乗り物ができれば、幽霊たちはそっと運転手の背後に座りこみ、いつの間にか消えることを繰り返してきたわ。」

ゆうな「バイクとか馬の背中とかラクダもありかな?」

ゆえ「でも、ばいくととうまはひとりのりだから……」

千世子「それはもうデュラハンとかだと思うのだ」

福太郎「バイクには首なしライダーやな」

ラム「これらの死者は生者を装って、乗り物を使って生前自分と関係が深かった場所を目指して移動するわ。もしかしたら人類が簡単に宇宙へ出ることができるようになる時代が訪れれば、星と星の間で消えてしまう「宇宙船幽霊」の怪談がまことしやかに語られる、そんなこともあるかもしれないわね。」

ゆうな「ガンダム幽霊が出る時代も……」

ラム「ガンダム幽霊ってなによ…」

ゆえ「ぱいろっとがのってないのにうごく……」

福太郎「それは人工知能とかオートマタちゃうかな」

ゆうな「福太郎さんは賢いなぁ」

千世子「何にしても新しい乗り物幽霊の怪異を最初に後部座席に乗せることになるのは、アナタかもしれないのだ。」

ゆうな「デッデッデデデデ!(カーン)デデデデ」

ゆえ「こうかおんまちがい……」

プロメ(仮)【はい、ありがとうございます。では、今回はここまでで次回は「心霊の怪。」でトークしてもらいます。】

稲葉「それじゃあ今日の放送はここまでよ。メインパーソナリティは古川稲葉と」

禅「烏哭…禅で…お送り…しました。」
100/100ページ
スキ