ー放送ー⚡電脳ラジオ(肆)⚡2

ー稲葉の部屋(隣)(10/15/夕)ー
  
稲葉「新たな幕開けと共に爆笑と苦笑い、危ない病みつきが生まれる古川稲葉と…」

禅「烏哭禅…と…」

プロメ(仮)【怪奇談シナリオ読み込み型収集ツール、プロメフィアと】

ゆうな「ゆうなとっ!」

ゆえ「ゆえと……」

優希「優希と」

貞子たん『貞子たんの……』

稲葉「電」

禅「脳」

ゆうな&ゆえ「「ラジオ(らじお……)!」」

貞子たん『よぉんっ~!』

優希「始まります」

稲葉「はい、電脳ラジオ(肆)の時間よ。今日のゲストは黒奈ちゃんと白奈ちゃんとがりゅーちゃんと白嶺さんよ。」

黒奈「好きな国津神はアラハバキ。黒奈です。」

白奈「好きな国津神はタケミカヅチ。白奈です。」

京「好きな国津神はオオヤマツミ。己だ。」

詠子「好きな国津神はスクナヒコナ。私です。」

友利「カミノソンザイナド」

ゆえ「フヨウラ……!」
ズバッ!
友利「ホーウキョウテキノトウジョウダナ!」

ゆうな「デッデッデデデデ!(カーン)デデデデ。」

黒奈「カーンが入ってる」

白奈「+114514点」

京「たくさん点が入ったな」

詠子「さて、今回は遊戯王において攻撃するなら弱いモンスターからという基本戦術だけど、そのスタンダードをスタンダードとして確立したカードの存在に触れる機会はめっきりと減ってしまった。あるいは昨今遊戯王を始めたというプレイヤーに至ってはそのカードの存在自体知らないということもあるかもしれないわね。ということで今回は「弱いモンスターから攻撃の常識を作ったモンスター」冥府の使者ゴーズについて解説したいと思うわ。」

ゆうな「冥府の使者ゴーズの初登場って漫画遊戯王Rの付録だったよね。」

プロメ(仮)【効果モンスター☆7/闇属性/悪魔族/攻2700/守2500自分フィールド上にカードが存在しない場合、相手がコントロールするカードによってダメージを受けた時、このカードを手札から特殊召喚する事ができる。この方法で特殊召喚に成功した時、受けたダメージの種類により以下の効果を発動する。●戦闘ダメージの場合、自分フィールド上に「冥府の使者カイエントークン」(天使族・光・星7・攻/守?)を1体特殊召喚する。このトークンの攻撃力・守備力は、この時受けた戦闘ダメージと同じ数値になる。●カードの効果によるダメージの場合、受けたダメージと同じダメージを相手ライフに与える。】

詠子「肉を切らせて骨を断つを地で行くカードね。なお当時のデュエリストたちに愛用されたのはもっぱら戦闘ダメージに反応するトークン生成効果のほうで今いうところの手札誘発のような汎用枠としてこのゴースは使われまくっていたわ。高速道路みたいな現代遊戯王の感覚だと戦闘ダメージをトリガーにするのはおばあちゃんの手押し車より遅いと思われるわ。」

黒奈「どんな例え?」

詠子「けど、当時の環境はまだまだグッドスタッフ系ビートダウン全盛期」

ゆうな「ガジェットや3積みエアーマンを器官とした後続供給型デッキ」

ゆえ「まほうまわなをふうさつするおふれほるす……。」

詠子「そういうデッキがもてはやされた黄金の時代であり効果発動の容易さもこのカードの使用率上昇に追い風だったわ。そしてゴーズがもてはやされた結果遊戯王業界に生じた文化こそが弱いモンスターから攻撃、受けた戦闘ダメージと同じ数値のトークンを生成するゴーズに対しこれは非常に有効な戦術であり当時はバトルフェイズにおけるケアとして必須の技術でもあったわ。」

京「肉を切らせて骨を断つといったけど切らせ過ぎて骨までたたれては元も子もないわけだな。」

詠子「またこの冥府の使者ゴーズがOCGに与えた影響はこれにとどまらず手札で発動するゴーズへの対抗札として人気を博したダストシュート、マインドクラッシュといったカードともども禁止制限枠へぶち込まれるというホロコーストを達成して見せたわ。」

ゆえ「おちもしっかりついたね……。」

ゆうな「今ではフィールドガラ空きとか自殺行為だけどね。それでは今日の教えてゲーム用語のコーナー」

ゆえ「わーにんぐわーにんぐ……」

Warning!警告!Warning!警告!

ゆうな「『アイドス』た以上死なねばならぬ、 ということ以外確実なことはなし。」

詠子「イギリスのゲーム会社。代表作「トゥームレイダー」「デウスエクス」。」

黒奈「現在はスクウェア・エニックス傘下の会社」

白奈「トゥームレイダー新作はよ」

京「懐かしい映画」

ゆえ「えいがのりたーんがあればわんちゃん……。」

稲葉「それじゃあ今日の放送はここまでよ。メインパーソナリティは古川稲葉と」

禅「烏哭…禅で…お送り…しました。」
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