ー放送ー⚡電脳ラジオ(肆)⚡2
ー稲葉の部屋(隣)(9/15/夕)ー
稲葉「新たな幕開けと共に爆笑と苦笑い、危ない病みつきが生まれる古川稲葉と…」
禅「烏哭禅…と…」
ゆうな「ゆうなとっ!」
ゆえ「ゆえと……」
プロメ(仮)【怪奇談シナリオ読み込み型収集ツール、プロメフィア】
優希「優希と」
貞子たん『貞子たんの……』
稲葉「電」
禅「脳」
ゆうな&ゆえ「「ラジオ(らじお……)!」」
貞子たん『よぉんっ~!』
優希「始まります」
稲葉「はい、電脳ラジオ(肆)の時間よ。今日のゲストは福太郎さんと千世子ちゃんとラムさんとプロメ(仮)よ。」
福太郎「あずきあらい。俺やで。」
千世子「けうけげん。千世子なのだ。」
ラム「二口女。私よ。」
プロメ(仮)【怪奇談シナリオ読み込み型収集ツール。プロメフィア(仮)ちゃんです。】
友利「口が二つある何ていろいろと便利そうですよね!いろいろと!」
ゆえ「にばいたべられる……!」
ズドッ!
友利「もぐもぐたいむっ!」
ゆうな「なぁにやってるんですかねぇ。」
福太郎「腕が多いとか目が多いとか意外と便利そうで不便そう」
千世子「目が多かったら脳内処理が大変とか酔いそうとかなのだ。」
ラム「まぁ、実際に増えるよりは心眼とかのがいいわよね。」
プロメ(仮)【私はリアルボディが欲しいです。では今回も前回の最後に宣言していた通り「類似怪異」でトークしてもらいます。レディ……ファイト!】
ゆうな「緑の弟」
ゆえ「それはるいーじや……」
福太郎「はくしゅの方でもよう話するけど、色を問う怪異、トイレに現れる子供の幽霊、上半身だけで動き回る怪人、存在せんはずの駅や村……現代怪異には、共通した特徴を持って語られる話が数多く存在しとるわけやね。」
ラム「類似怪異といえば降霊術ね。」
千世子「何らかの霊的な存在を呼び出して質問に答えてもらう占いにまつわる怪異なのだ。」
ゆうな「こっくりさんとか」
ゆえ「きゅーぴっとさんとか……」
福太郎「1970年代、全国の小中学校で「こっくりさん、こっくりさん、おいでください」と呪文がささやかれ、子供たちはこぞって死者や動物令を呼び寄せ、質問に答えてもらおうとした。」
ゆうな「私も聞きたい、ロトセブンのあたりナンバー!七桁ドンピシャで!」
ゆえ「さすがやでー……。」
ラム「それから数十年、当時ほどの勢いはないにせよ、こっくりさんや、それから派生した怪異たちは今でも息づいてるわね。そしてこのように霊を呼び出して占いを行う方法は、世界中で遥か昔から行われており、現在では降霊術などと呼ばれているわ。」
ゆうな「手札を一枚捨てて特殊召喚モンスター全破壊」
ゆえ「それはしょうれいじゅつししょうげんや……。」
千世子「日本でもイタコの口寄せや、巫女が行う神降ろしなど神霊を呼び寄せる占いの方法は古くから存在しているのだ。けど、近代以降に急速に広まったこっくりさんは、これら日本古来の方法とは直接のルーツを別にしていたのだ。」
ゆうな「でも神ってつくカードは基本残念性能になる。」
ゆえ「かみよりしゅごりゅうをおろそう……。」
福太郎「守護竜は禁止に落ちるし、きっと、恐らく、多分……。」
ラム「その歴史は明治時代にまでさかのぼり、元はテーブルターニングと呼ばれるアメリカで生まれた降霊術だったわ。井上円了著「妖怪玄談」によれば、1884年頃に伊勢半島に到着したアメリカの船員がこの占いを日本に伝えたのではないかといわれてるわ。」
ゆうな「ラーニング?」
ゆえ「あおまほう……!」
千世子「テーブルターニングは参加者が机の上に手を置き、机の揺れと傾きによって物事を占うというものなのだ。」
福太郎「せやけどテーブルになじみの薄かった当時の日本やと三本の細い竹とその上に乗せた蓋を使って占うことが多かったんやで。井上円了はこの竹と蓋がこっくり、こっくりと傾く様子から「こっくり様」と呼ばれるようになって、そこに「狐狗狸」の字があてられたんやないかと考察されとるな。」
ゆうな「虎狗琥さまもいるぞー。」
ゆえ「さいきょうです……」
ラム「この経緯が正確なものかはわからない。けど「狐狗狸」という名前が後に重大な意味を持つことになったのは確かよ。明治から現代に至るまで、こっくりさんで呼び出される霊は狐が多いとされており、稲荷神と結び付けられることもあるわ。」
千世子「元になったテーブルターニングはアメリカで生まれた心霊主義という宗教的思想の元に生まれた占いであるため、狐が重要な役割を持つようになったのは日本独特の進化と考えられるのだ。」
プロメ(仮)【はい、ありがとうございます。では、今回はここまでで次回は「日本で進化したこっくりさん」でトークしてもらいます。】
稲葉「それじゃあ今日の放送はここまでよ。メインパーソナリティは古川稲葉と」
禅「烏哭…禅で…お送り…しました。」
稲葉「新たな幕開けと共に爆笑と苦笑い、危ない病みつきが生まれる古川稲葉と…」
禅「烏哭禅…と…」
ゆうな「ゆうなとっ!」
ゆえ「ゆえと……」
プロメ(仮)【怪奇談シナリオ読み込み型収集ツール、プロメフィア】
優希「優希と」
貞子たん『貞子たんの……』
稲葉「電」
禅「脳」
ゆうな&ゆえ「「ラジオ(らじお……)!」」
貞子たん『よぉんっ~!』
優希「始まります」
稲葉「はい、電脳ラジオ(肆)の時間よ。今日のゲストは福太郎さんと千世子ちゃんとラムさんとプロメ(仮)よ。」
福太郎「あずきあらい。俺やで。」
千世子「けうけげん。千世子なのだ。」
ラム「二口女。私よ。」
プロメ(仮)【怪奇談シナリオ読み込み型収集ツール。プロメフィア(仮)ちゃんです。】
友利「口が二つある何ていろいろと便利そうですよね!いろいろと!」
ゆえ「にばいたべられる……!」
ズドッ!
友利「もぐもぐたいむっ!」
ゆうな「なぁにやってるんですかねぇ。」
福太郎「腕が多いとか目が多いとか意外と便利そうで不便そう」
千世子「目が多かったら脳内処理が大変とか酔いそうとかなのだ。」
ラム「まぁ、実際に増えるよりは心眼とかのがいいわよね。」
プロメ(仮)【私はリアルボディが欲しいです。では今回も前回の最後に宣言していた通り「類似怪異」でトークしてもらいます。レディ……ファイト!】
ゆうな「緑の弟」
ゆえ「それはるいーじや……」
福太郎「はくしゅの方でもよう話するけど、色を問う怪異、トイレに現れる子供の幽霊、上半身だけで動き回る怪人、存在せんはずの駅や村……現代怪異には、共通した特徴を持って語られる話が数多く存在しとるわけやね。」
ラム「類似怪異といえば降霊術ね。」
千世子「何らかの霊的な存在を呼び出して質問に答えてもらう占いにまつわる怪異なのだ。」
ゆうな「こっくりさんとか」
ゆえ「きゅーぴっとさんとか……」
福太郎「1970年代、全国の小中学校で「こっくりさん、こっくりさん、おいでください」と呪文がささやかれ、子供たちはこぞって死者や動物令を呼び寄せ、質問に答えてもらおうとした。」
ゆうな「私も聞きたい、ロトセブンのあたりナンバー!七桁ドンピシャで!」
ゆえ「さすがやでー……。」
ラム「それから数十年、当時ほどの勢いはないにせよ、こっくりさんや、それから派生した怪異たちは今でも息づいてるわね。そしてこのように霊を呼び出して占いを行う方法は、世界中で遥か昔から行われており、現在では降霊術などと呼ばれているわ。」
ゆうな「手札を一枚捨てて特殊召喚モンスター全破壊」
ゆえ「それはしょうれいじゅつししょうげんや……。」
千世子「日本でもイタコの口寄せや、巫女が行う神降ろしなど神霊を呼び寄せる占いの方法は古くから存在しているのだ。けど、近代以降に急速に広まったこっくりさんは、これら日本古来の方法とは直接のルーツを別にしていたのだ。」
ゆうな「でも神ってつくカードは基本残念性能になる。」
ゆえ「かみよりしゅごりゅうをおろそう……。」
福太郎「守護竜は禁止に落ちるし、きっと、恐らく、多分……。」
ラム「その歴史は明治時代にまでさかのぼり、元はテーブルターニングと呼ばれるアメリカで生まれた降霊術だったわ。井上円了著「妖怪玄談」によれば、1884年頃に伊勢半島に到着したアメリカの船員がこの占いを日本に伝えたのではないかといわれてるわ。」
ゆうな「ラーニング?」
ゆえ「あおまほう……!」
千世子「テーブルターニングは参加者が机の上に手を置き、机の揺れと傾きによって物事を占うというものなのだ。」
福太郎「せやけどテーブルになじみの薄かった当時の日本やと三本の細い竹とその上に乗せた蓋を使って占うことが多かったんやで。井上円了はこの竹と蓋がこっくり、こっくりと傾く様子から「こっくり様」と呼ばれるようになって、そこに「狐狗狸」の字があてられたんやないかと考察されとるな。」
ゆうな「虎狗琥さまもいるぞー。」
ゆえ「さいきょうです……」
ラム「この経緯が正確なものかはわからない。けど「狐狗狸」という名前が後に重大な意味を持つことになったのは確かよ。明治から現代に至るまで、こっくりさんで呼び出される霊は狐が多いとされており、稲荷神と結び付けられることもあるわ。」
千世子「元になったテーブルターニングはアメリカで生まれた心霊主義という宗教的思想の元に生まれた占いであるため、狐が重要な役割を持つようになったのは日本独特の進化と考えられるのだ。」
プロメ(仮)【はい、ありがとうございます。では、今回はここまでで次回は「日本で進化したこっくりさん」でトークしてもらいます。】
稲葉「それじゃあ今日の放送はここまでよ。メインパーソナリティは古川稲葉と」
禅「烏哭…禅で…お送り…しました。」