ー放送ー⚡電脳ラジオ(仮)⚡4

ー稲葉の部屋(隣)(12/3/夕方)ー

稲葉「毎度お馴染み。笑いと癒しを提供する古川稲葉と…」

禅「烏哭禅…と…」

優希「千歳優希&…」

紅菜「紅菜の…」

稲葉「電!」
優希&紅菜「「脳!」」
禅「ラジオ…!」

稲葉「はい、電脳ラジオの時間よ。今日のゲストはともき君と鈴猫さんよ」

ともき「悠に包丁を磨ぐのを任せたきり、まだ返ってこなくて困ってる俺だ」

鈴猫「クリスマス用の寄せ植えの注文を受けて忙しくなってきた。私です」

優希「あ、あの忙しくなってきたのに大丈夫なんですか?ここに顔を出して」

鈴猫「あんまり大丈夫では無いんだけど……。気がついたらここに居たんだもん」

優希「もはや、呪いか何かですよそれ」

稲葉「些細なことよ」

ともき「なんでも些細で片付けるなよ…」

稲葉「じゃあ、粋な気負いよ」

ともき「勢いでなにを済ませる気だよ」

稲葉「今年のうちの流行語大賞は「ちぇき」か「粋な気負い」よね」

優希「藪から棒っすね…」

稲葉「いいえ、壁から釘です」

鈴猫「あ、悠っぽい。」


ともき「粋な気負いってそんなに使われてたっけ?」

稲葉「じわり、じわりとね。」

紅菜「ちぇきはもはやメイン用語になってますね」

稲葉「使いやすいからね。」

鈴猫「流行語って他にもあったけ?」

稲葉「ちょっと前なら「スク水はジャスティス」あとは悠の返事ね。」

優希「返事?」

稲葉「「あー?」ってやつ」

ともき「あぁ…確かに悠はよくそれで返事するなぁ。」

優希「あれって流行語なんですか?」

稲葉「意外と感染するのよ。ただバカっぽいのとガラが悪く見えるわよね」

ともき「まぁ……賢そうな返事じゃないよな。」

稲葉「他にも「イチイチ」とかあるわよ。」

鈴猫「イチイチってなんだっけ?」

ともき「イチャイチャを略してイチイチですよ。たまに悠がいってます」

優希「悠って変な略し言葉とか好きだな…」

ともき「その癖に、ギャルとかの言葉遣いやメールの文字にキレるんだよな。」

紅菜「男らしいわね」

優希「どの辺りが?!」

紅菜「「こまけぇことはいいんだよ!」ってオーラが。」

稲葉「それもよく使うわね」

ともき「流行語じゃなく、悠行語じゃないか?」

稲葉「あら、ともき君。上手いこと言うじゃない。」

ともき「どーも」

鈴猫「悠行語ならあれじゃない?」

稲葉「なにかしら」

鈴猫「「携帯不携帯」とか」

ともき「それもですね」

優希「ただ、それは悠の発言じゃなく、まわりの発言ですね」

紅菜「それでもやっぱり「ちぇき」ですね。」

ともき「ちぇきだな」

鈴猫「ちぇきだね」

稲葉「じゃ、今日の放送はここまでよ。メインパーソナリティは古川稲葉と」

禅「烏哭…禅で…お送り…しました。」
16/100ページ
スキ