ー放送ー⚡電脳ラジオ(肆)⚡2

ー稲葉の部屋(隣)(8/22/夕)ー

稲葉「新たな幕開けと共に爆笑と苦笑い、危ない病みつきが生まれる古川稲葉と…」

禅「烏哭禅…と…」

ゆうな「ゆうなとっ!」

ゆえ「ゆえと……」

プロメ(仮)【怪奇談シナリオ読み込み型収集ツール、プロメフィア】

優希「優希と」

貞子たん『貞子たんの……』

稲葉「電」

禅「脳」

ゆうな&ゆえ「「ラジオ(らじお……)!」」

貞子たん『よぉんっ~!』

優希「始まります」

稲葉「はい、電脳ラジオ(肆)の時間よ。今日のゲストは福太郎さんと千世子ちゃんとラムさんとプロメ(仮)よ。」

福太郎「行きはよいよい帰りは恐い。俺やで。」

千世子「笑うサタンの影揺れる。千世子なのだ。」

ラム「隠形。私よ。」

プロメ(仮)【怪奇談シナリオ読み込み型収集ツール。プロメフィア(仮)ちゃんです。】

友利「イキは良い良い……絶頂ですね!」

ゆえ「いぜんちょうてんはこのでぃあぼろだぁー……!」
ズドッ!
友利「きんくりっ!」

ゆうな「なぁにやってるんですかねぇ。」

千世子「みんな大好きキングクリムゾンなのだ。」

福太郎「時間を吹き飛ばす、これやからボスはやめられんのやろなぁ」

ラム「意味が分からない」

ゆうな「時間系の力はみんな大好きだから」

ゆえ「ようこそおとこのせかいへ……」

プロメ(仮)【マンダム。6秒、それ以上でもそれ以下でもない6秒きっかり。はい、では今回も前回の最後に宣言していた通り「学校の怪談ブームが作った花子さん像」でトークしてもらいます。レディ……ファイト!】

千世子「ジョジョの知識も深まっていってるプロメちゃんなのだ」

ラム「いらないでしょ」

ゆうな「っていうか、前と副題違う、違わない?」

ゆえ「りんきおうへんにすすめられるんだよきっと……。」

福太郎「花子さんが爆発的に広まったんは、1990年代に入ってからやね。」

千世子「1990年には、常光徹著「学校の怪談」が、1991年には学校の怪談編集委員会編著の「学校の怪談」が刊行されたのだ。」

ラム「両者はシリーズ化し、ベストセラーとなって、いわゆる「学校の怪談ブーム」のきっかけとなったわ。」

ゆうな「「学校の怪談」てタイトルが多すぎる」

ゆえ「さめえいがだってそうだから……。たしょうはね……。」

千世子「○○シャーク、シャーク○○……確かに一緒かもしれないのだ。」

ラム「なんでやねん」

福太郎「常光徹氏が著した最初の「学校の怪談」を見てみると、すでにトイレの花子さんが複数例のせられとるんよな。この時点では呼ぶと返事をする声だけの怪異と紹介されとるで。」

ラム「翌年に刊行された「学校の怪談2」を読むと、浴衣を着ている、白いドレスを着ているなど、人型の怪異として語られていることが分かるわ。」

千世子「けど、現在よく知られている、赤い釣りスカートに白いワイシャツ姿でないのだ。」

ゆうな「ちびまる子ちゃんスタイル」

ゆえ「まることはなこ……いんがかんけいがありそうだ……!!」

ラム「ないわよ」

千世子「赤い釣りスカートに白いワイシャツという姿が一般的になるのは、1994年の八月に刊行された児童文学「学校のコワイうわさ、花子さんが来た!!」及び、同時期にフジテレビの児童向け番組「ポンキッキーズ」で放送開始された同名のアニメ番組からじゃないかと考えられてるのだ。」

福太郎「こン作品ではおかっぱ頭に赤い吊りスカート、白いワイシャツというお馴染みの姿の花子さんが登場したで。」

ゆうな「ほわほわほわほわ花子さーん」

ゆえ「きたらたすけーてーくーれーるーよー……♪」

ラム「よく知ってるわね…。」

福太郎「ただ、アニメ版やと白やなぁて黄色のシャツを着とることから、白いワイシャツは児童書版の方のイメージが定着したもんと思われるで。」

プロメ(仮)【はい、ありがとうございます。では、今回はここまでで次回も「トイレの花子さん」の続きでトークしてもらいます。】

稲葉「それじゃあ今日の放送はここまでよ。メインパーソナリティは古川稲葉と」

禅「烏哭…禅で…お送り…しました。」
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