ー放送ー⚡電脳ラジオ(仮)⚡4

ー稲葉の部屋(隣)(11/30/夜)ー

稲葉「毎度お馴染み。笑いと癒しを提供する古川稲葉と…」

禅「烏哭禅…と…」

優希「千歳優希&…」

紅菜「紅菜の…」

稲葉「電!」
優希&紅菜「「脳!」」
禅「ラジオ…!」

稲葉「さて、本日二度目の電脳ラジオ。次のゲストは鈴猫さんとなのはちゃん、フェイトちゃんよ」

鈴猫「……」
なのは「……」
フェイト「……」

稲葉「どうかした?」

鈴猫「えと、少し語らして貰ってもいいかな?」

優希「あ、はいどうぞ」

鈴猫「私はさっき、お花の配達が終わって家に帰ってたのね。」

紅菜「桜花さんのご自宅は花屋さんでしたね。」

鈴猫「うん。それでね、間違いなく池袋に居たはずなのに、気がついたらここに居たの。」

優希「……」

鈴猫「どゆこと?」

稲葉「狐にでも摘ままれたんじゃ無いかしら。」

紅菜「稲葉さんが言いますと冗談に聞こえませんね」
稲葉「クスクス」

優希「怖っ…」

なのは「あ、あの…」

稲葉「なにかしら?」

フェイト「私たちも知らない間に来てたんですけどここは?それに誰ですか?」

稲葉「カクカクシカジカよ」

優希「なんて、略式な伝え方ですか…」

鈴猫「というか、私の疑問は!?」

紅菜「お流れです」

鈴猫「えぇ…」

なのは「ラジオなんですか!」

優希「伝わったよ!?」

紅菜「今さらなにこの程度で驚いてるのよ」

優希「普通驚くよ!っか、前から思ってたけど順応早すぎだろ」

紅菜「よく言うでしょ。習うより慣れよ」

優希「俺の彼女がたくましくなってきています…」

鈴猫「優希くんって大胆だね」

優希「はい?」

鈴猫「ラジオで彼女宣言してるし」

優希「……あっ」

紅菜「……ばか」

稲葉「という風に、ちぇきちぇきしたり無駄に駄弁ったりするのがここの場所よ」

なのは「は、はぁ…」

フェイト「よくわからない……けど、あの二人を見てたら胸の辺りが暖かくなった。」

稲葉「よかったらお姉さんが撫でてあげましょうか?直に」

優希「色々と台無しにしましたよ今!」

稲葉「ちょっとミスがあったのよ」

紅菜「なんです?」

稲葉「このメンツボケが足りてないのよね。鈴猫さんは完全に流されボケ側だし」

鈴猫「な、流されボケ…」

紅菜「やはり悠さんが居ないと鈴猫さんのボケも上手くいかないのね」

優希「こらっ!」

フェイト「ボケ…」

なのは「フェイトちゃん、多分そんな真剣にならなくていいと思うの」

フェイト「え、そ、そうなの?」

なのは「だって、フェイトちゃんは十分天然だもん」

フェイト「ガーン…」

稲葉「確かに、そうみたいね。」

鈴猫「ここはお笑い養成所かなにかだっけ?」

優希「違うと思いたいです……」


稲葉「じゃ、今日の放送はここまでよ。メインパーソナリティは古川稲葉と」

禅「烏哭…禅で…お送り…しました。」
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