ー放送ー⚡電脳ラジオ(肆)⚡2
ー稲葉の部屋(隣)(8/10/夕)ー
稲葉「新たな幕開けと共に爆笑と苦笑い、危ない病みつきが生まれる古川稲葉と…」
禅「烏哭禅…と…」
ゆうな「ゆうなとっ!」
ゆえ「ゆえと……」
プロメ(仮)【怪奇談シナリオ読み込み型収集ツール、プロメフィア】
優希「優希と」
貞子たん『貞子たんの……』
稲葉「電」
禅「脳」
ゆうな&ゆえ「「ラジオ(らじお……)!」」
貞子たん『よぉんっ~!』
優希「始まります」
稲葉「はい、電脳ラジオ(肆)の時間よ。今日のゲストは福太郎さんと千世子ちゃんとラムさんとプロメ(仮)よ。」
福太郎「密猟します。俺やで。」
千世子「暑いのだ。暑いのだ!!千世子なのだ。」
ラム「気縛。私よ。」
プロメ(仮)【怪奇談シナリオ読み込み型収集ツール。プロメフィア(仮)ちゃんです。】
友利「大丈夫、暦の上では立秋ですよ」
ゆえ「どこがあきやねん……!」
べしん!
友利「ありがとうございます!」
ゆうな「なぁにやってるんですかねぇ。」
福太郎「むしろ年々、秋が短ぁなって来とるよな。」
千世子「夏が終わったら冬になるのだ。」
ラム「四季が三季になる日も来るかもね。」
ゆうな「真桜ちゃんの冷蔵庫生活が長引いちゃう」
ゆえ「このまえ、まおーちゃんがれいぞうこんてなのしりょうみてたよ……。」
福太郎「冷蔵庫より広いし余裕で横になれるもんな。」
ラム「そういう問題じゃないでしょ」
プロメ(仮)【ですが、美容のために冷蔵庫で寝ている人も海外にいらっしゃいますよね。はい、では今回も前回の最後に宣言していた通り「怪異の歴史」の続きでトークしてもらいます。レディ……ファイト!】
福太郎「時代がさらに進んで怪異は恐れの対象から娯楽の対象に変わっていくぐらいやね。」
千世子「鎌倉時代、南北朝時代、室町時代もまた、怨霊が跋扈する世界なのだ。」
ラム「武士が台頭し、幕府が実権を握ったこの時代は、武士と実権を奪い返そうとする朝廷との間で争いが頻発したわ。そんな中で多くの者たちが戦いに敗れ、あるものは怨霊となり、またある者は天狗や鬼となって現れるわ。」
ゆうな「天狗じゃ、天狗の仕業じゃ!」
ゆえ「てんぐのふうひょうひがいまったなし……。」
福太郎「建武の新政を行い、天皇中心の政治を取り戻そうとして流罪とされた後醍醐天皇は、戦死した楠木正成の怨霊を使って足利家を滅ぼそうとした。」
千世子「鎌倉幕府の倒幕を目指し、承久の乱で敗れた後鳥羽天皇は、怨霊となって北上家の者たちを祟り殺したのだ。」
ラム「これらの天皇は後に天狗になったと「太平記」で語られているわ。また先にあげた楠木正成や、新田義貞、義興親子など、武士たちも怨霊化して、その怨念を遂げようとするわ。」
ゆうな「恨みだけで動いているスタンド……!」
ゆえ「のーとりあすびっぐ……!!」
千世子「怨霊だけじゃないのだ。狸が三条実近の家に石をぶつけたり、疫病が流行った際に「いつまで」となく怪鳥が現れたりと、様々な怪異が人々を悩ませたのだ。」
ゆうな「いつまで、いつまで」
ゆえ「いーつまでもー、たえることなくー、とーもだちでーいようー……」
プロメ(仮)【明日の日を夢見て希望の道をー…】
ラム「続けていいのかしら」
プロメ(仮)【どうぞ、どうぞ】
ラム「……戦国大名が群雄割拠し覇権を争った戦国時代から安土桃山時代には、多くの武将が怪異と戦ったわ。伊達政宗は大入道を自ら弓矢で倒し、織田信長は大蛇の出現する池の水を抜いてその大蛇をあぶりだそうとしたわ。豊臣秀吉は、養子である豪姫が狐にたたられたと聞き、姫を開放しなければ日本中の狐を根絶やしにしてやると伏見稲荷大社の稲荷神を脅したわ。これらは当時の武将の強さを誇示するために、怪異を退治する話が好まれたからね。」
福太郎「江戸時代に入ると、怪異は娯楽の対象になっていった。出版が盛んにおこなわれた江戸や大阪、京都なんかやと多くの書籍の中に怪異が登場し、時に恐ろしく、時に滑稽な姿を見せて人々を楽しませた。お岩の音量で有名な歌舞伎狂言「東海道四谷怪談」が上映されたんもこの時代やね。」
千世子「実際に怪異が出現した記録も数多く残されるようになり、都市部から離れた地方でも多種多様な怪異が人々の前に現れ、人を殺したり、退治されたりしたのだ。」
プロメ(仮)【はい、ありがとうございます。では、今回はここまでで次回も「怪異の歴史」でトークしてもらいます。】
稲葉「それじゃあ今日の放送はここまでよ。メインパーソナリティは古川稲葉と」
禅「烏哭…禅で…お送り…しました。」
稲葉「新たな幕開けと共に爆笑と苦笑い、危ない病みつきが生まれる古川稲葉と…」
禅「烏哭禅…と…」
ゆうな「ゆうなとっ!」
ゆえ「ゆえと……」
プロメ(仮)【怪奇談シナリオ読み込み型収集ツール、プロメフィア】
優希「優希と」
貞子たん『貞子たんの……』
稲葉「電」
禅「脳」
ゆうな&ゆえ「「ラジオ(らじお……)!」」
貞子たん『よぉんっ~!』
優希「始まります」
稲葉「はい、電脳ラジオ(肆)の時間よ。今日のゲストは福太郎さんと千世子ちゃんとラムさんとプロメ(仮)よ。」
福太郎「密猟します。俺やで。」
千世子「暑いのだ。暑いのだ!!千世子なのだ。」
ラム「気縛。私よ。」
プロメ(仮)【怪奇談シナリオ読み込み型収集ツール。プロメフィア(仮)ちゃんです。】
友利「大丈夫、暦の上では立秋ですよ」
ゆえ「どこがあきやねん……!」
べしん!
友利「ありがとうございます!」
ゆうな「なぁにやってるんですかねぇ。」
福太郎「むしろ年々、秋が短ぁなって来とるよな。」
千世子「夏が終わったら冬になるのだ。」
ラム「四季が三季になる日も来るかもね。」
ゆうな「真桜ちゃんの冷蔵庫生活が長引いちゃう」
ゆえ「このまえ、まおーちゃんがれいぞうこんてなのしりょうみてたよ……。」
福太郎「冷蔵庫より広いし余裕で横になれるもんな。」
ラム「そういう問題じゃないでしょ」
プロメ(仮)【ですが、美容のために冷蔵庫で寝ている人も海外にいらっしゃいますよね。はい、では今回も前回の最後に宣言していた通り「怪異の歴史」の続きでトークしてもらいます。レディ……ファイト!】
福太郎「時代がさらに進んで怪異は恐れの対象から娯楽の対象に変わっていくぐらいやね。」
千世子「鎌倉時代、南北朝時代、室町時代もまた、怨霊が跋扈する世界なのだ。」
ラム「武士が台頭し、幕府が実権を握ったこの時代は、武士と実権を奪い返そうとする朝廷との間で争いが頻発したわ。そんな中で多くの者たちが戦いに敗れ、あるものは怨霊となり、またある者は天狗や鬼となって現れるわ。」
ゆうな「天狗じゃ、天狗の仕業じゃ!」
ゆえ「てんぐのふうひょうひがいまったなし……。」
福太郎「建武の新政を行い、天皇中心の政治を取り戻そうとして流罪とされた後醍醐天皇は、戦死した楠木正成の怨霊を使って足利家を滅ぼそうとした。」
千世子「鎌倉幕府の倒幕を目指し、承久の乱で敗れた後鳥羽天皇は、怨霊となって北上家の者たちを祟り殺したのだ。」
ラム「これらの天皇は後に天狗になったと「太平記」で語られているわ。また先にあげた楠木正成や、新田義貞、義興親子など、武士たちも怨霊化して、その怨念を遂げようとするわ。」
ゆうな「恨みだけで動いているスタンド……!」
ゆえ「のーとりあすびっぐ……!!」
千世子「怨霊だけじゃないのだ。狸が三条実近の家に石をぶつけたり、疫病が流行った際に「いつまで」となく怪鳥が現れたりと、様々な怪異が人々を悩ませたのだ。」
ゆうな「いつまで、いつまで」
ゆえ「いーつまでもー、たえることなくー、とーもだちでーいようー……」
プロメ(仮)【明日の日を夢見て希望の道をー…】
ラム「続けていいのかしら」
プロメ(仮)【どうぞ、どうぞ】
ラム「……戦国大名が群雄割拠し覇権を争った戦国時代から安土桃山時代には、多くの武将が怪異と戦ったわ。伊達政宗は大入道を自ら弓矢で倒し、織田信長は大蛇の出現する池の水を抜いてその大蛇をあぶりだそうとしたわ。豊臣秀吉は、養子である豪姫が狐にたたられたと聞き、姫を開放しなければ日本中の狐を根絶やしにしてやると伏見稲荷大社の稲荷神を脅したわ。これらは当時の武将の強さを誇示するために、怪異を退治する話が好まれたからね。」
福太郎「江戸時代に入ると、怪異は娯楽の対象になっていった。出版が盛んにおこなわれた江戸や大阪、京都なんかやと多くの書籍の中に怪異が登場し、時に恐ろしく、時に滑稽な姿を見せて人々を楽しませた。お岩の音量で有名な歌舞伎狂言「東海道四谷怪談」が上映されたんもこの時代やね。」
千世子「実際に怪異が出現した記録も数多く残されるようになり、都市部から離れた地方でも多種多様な怪異が人々の前に現れ、人を殺したり、退治されたりしたのだ。」
プロメ(仮)【はい、ありがとうございます。では、今回はここまでで次回も「怪異の歴史」でトークしてもらいます。】
稲葉「それじゃあ今日の放送はここまでよ。メインパーソナリティは古川稲葉と」
禅「烏哭…禅で…お送り…しました。」