ー放送ー⚡電脳ラジオ(肆)⚡2

ー稲葉の部屋(隣)(8/6/夕)ー

稲葉「新たな幕開けと共に爆笑と苦笑い、危ない病みつきが生まれる古川稲葉と…」

禅「烏哭禅…と…」

ゆうな「ゆうなとっ!」

ゆえ「ゆえと……」

プロメ(仮)【怪奇談シナリオ読み込み型収集ツール、プロメフィア】

優希「優希と」

貞子たん『貞子たんの……』

稲葉「電」

禅「脳」

ゆうな&ゆえ「「ラジオ(らじお……)!」」

貞子たん『よぉんっ~!』

優希「始まります」

稲葉「はい、電脳ラジオ(肆)の時間よ。今日のゲストは福太郎さんと千世子ちゃんとラムさんとプロメ(仮)よ。」

福太郎「サンジェルマンのカツサンド。俺やで。」

千世子「熱と雨。千世子なのだ。」

ラム「陣。私よ。」

プロメ(仮)【怪奇談シナリオ読み込み型収集ツール。プロメフィア(仮)ちゃんです。】

友利「雨でぬれたら風邪ひいてしまうかもしれないので服を脱ぎ脱ぎしましょうです。」

ゆうな「雨降らなかったら?」

友利「暑さで汗をかいて濡れたままだと風邪を引いてしまうかもしれないので脱ぎ脱ぎ脱ぎ脱ぎぃぃです!」

ゆえ「むだむだむだむだぁ……!」
ズドドドッ!
友利「あはあはあはあはぁー!」

ゆうな「なぁにやってるんですかねぇ。」

福太郎「ラッシュを笑顔で受け止めとるところに強者を感じるなぁ。」

千世子「本当の無敵って感じなのだ。」

ラム「ドMなだけでしょ」

プロメ(仮)【はい、では今回は前回の最後に宣言していた通り「怪異の歴史」の続きでトークしてもらいます。レディ……ファイト!】

福太郎「そしてそつなく進行をするプロメちゃん」

千世子「でも、ファイト発言にユニークを感じるのだ。」

ゆうな「前回ってどんな話したっけ?」

ラム「神話から始まった怪異の話よ。」

福太郎「んで時代は変わっていって妖怪、怨念が跋扈するみんな大好き平安時代。」

千世子「仏教の末法思想が広まった平安時代は、多くの鬼や物の怪が跋扈した時代なのだ。」

ゆうな「末法思想って何?」

プロメ(仮)【年代が経つにつれて正しい教法が衰滅する思想のことです。】

ラム「京の入り口である羅城門、大内裏の入り口の朱雀門には鬼が住みつき、貴族たちは物の怪に憑りつかれて病に倒れたわ。「玉藻の前」「酒呑童子」「土蜘蛛」「鵺」など、今日でも知られる妖怪が活躍したのもこの時代であり、これら妖怪と人間との戦いが繰り広げられたわ。」

ゆえ「ふくたろうさんはほとんどとしりあいだけどね……。」

福太郎「いやいや、悠には負けるで」

千世子「千世子も魔王とかと友達なのだ」

ラム「魔王と友達というパワーワード」

福太郎「数々の怨霊が生まれたんも、この時代やね。長岡京から平安京に都が移されたのは、桓武天皇が早良親王の恐れたため、いうんは有名な話やね。」

ゆうな「あ、ああ、知ってる知ってるー」

ラム「絶対知らない反応でしょ」

福太郎「日本三大怨霊である「崇徳院」「平将門」「菅原道真」もこの時代に生まれた人々で、天変地異を引き起こすほどの怨念の力を見せたんやで。」

ゆうな「マサカド……刹那五月雨撃」

ゆえ「ふくつのとうし……。」

福太郎「ペルソナっとるなぁ。」

プロメ(仮)【はい、ありがとうございます。では、ここまでで次回も「怪異の歴史」でトークしてもらいます。】

稲葉「それじゃあ今日の放送はここまでよ。メインパーソナリティは古川稲葉と」

禅「烏哭…禅で…お送り…しました。」
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