ー放送ー⚡電脳ラジオ(肆)⚡2

ー稲葉の部屋(隣)(8/2/夕)ー

稲葉「新たな幕開けと共に爆笑と苦笑い、危ない病みつきが生まれる古川稲葉と…」

禅「烏哭禅…と…」

ゆうな「ゆうなとっ!」

ゆえ「ゆえと……」

プロメ(仮)【怪奇談シナリオ読み込み型収集ツール、プロメフィア】

優希「優希と」

貞子たん『貞子たんの……』

稲葉「電」

禅「脳」

ゆうな&ゆえ「「ラジオ(らじお……)!」」

貞子たん『よぉんっ~!』

優希「始まります」

稲葉「はい、電脳ラジオ(肆)の時間よ。今日のゲストは福太郎さんと千世子ちゃんとラムさんとプロメ(仮)よ。」

福太郎「このド低能がぁ。俺やで。」

千世子「台風発生。千世子なのだ。」

ラム「無足。私よ。」

プロメ(仮)【怪奇談シナリオ読み込み型収集ツール。プロメフィア(仮)ちゃんです。】

友利「あ、今日はパンツの日なんですよ?どんなパンツはいてますです?」

ゆえ「かかとおとし……!」
ガィン!
友利「ひゅい!」

ゆうな「なぁにやってるんですかねぇ。」

千世子「おっぱいの日の次がパンツの日って何かスゴイ因果なのだ。」

福太郎「上手いことできとるよな」

ラム「何言ってんだか」

プロメ(仮)【はい、では今回は前回の最後に宣言していた通り「怪異の歴史」でトークしてもらいます。ファイト!】

ゆうな「デッデデデデッデデッデー」

ゆえ「かーん……!」

福太郎「カール・アウグスト・ナイトハルトだ。」

ラム「やかましいわ。」

千世子「神話から始まったのが怪異の歴史だと思うのだ。」

福太郎「日本やと様々な怪異が登場して、記録されてきた。その系譜と変遷が怪異の歴史かな。」

ラム「ただ「怪異」は歴史とともにしてきた言葉なのよね。だったら今回考察するべきは「怪異」とはあくまで、現象と存在の両方を包括した現代基準の「怪異」で話すべきじゃないかしら。」

ゆうな「はーい、じゃあ、一番最初に怪異が出たのっていつ?」

福太郎「日本の文献でやったら「古事記」「日本書紀」「風土記」の編纂が始まった奈良時代やな。」

千世子「記紀や「風土記」には、天上の世界である高天原、地上の世界である葦原中つ国、死後の世界である黄泉の国を舞台に、神々が活躍する様子が描かれると同時に、様々な怪異も登場するのだ。」

ゆえ「どんなかいい……?」

ラム「黄泉の国では伊邪那美命に使える「黄泉醜女」という鬼女が伊邪那美命を追いかけまわす。地上では須佐之男命が八つの頭を持つ蛇「八岐大蛇」と闘って勝利する。初代天皇である神武天皇を東制の際に道案内したのは「八咫烏」という大きなカラスね。」

ゆうな「八咫烏……ヤタロック……うっ、頭が……」

ゆえ「きゅうきょくろっく……!」

福太郎「伝説の英雄、倭建命は大蛇や大猪の姿をした伊吹山の神の祟りで命を落とすな。」

千世子「現代では、黄泉醜女、八岐大蛇、八咫烏、大蛇、大猪などは全部怪異として認識される傾向にあるのだ。」

ゆうな「大蛇と大猪は勘弁してあげて欲しいね」

ゆえ「だいじゃはともかく、いのししよりへらじかのほうがこわいし……」

プロメ(仮)【はい、ありがとうございます。では、ここまでで次回も「怪異の歴史」でトークしてもらいます。】

稲葉「それじゃあ今日の放送はここまでよ。メインパーソナリティは古川稲葉と」

禅「烏哭…禅で…お送り…しました。」
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