ー放送ー⚡電脳ラジオ(肆)⚡2

ー稲葉の部屋(隣)(7/31/夕)ー
  
稲葉「新たな幕開けと共に爆笑と苦笑い、危ない病みつきが生まれる古川稲葉と…」

禅「烏哭禅…と…」

プロメ(仮)【怪奇談シナリオ読み込み型収集ツール、プロメフィアと】

ゆうな「ゆうなとっ!」

ゆえ「ゆえと……」

優希「優希と」

貞子たん『貞子たんの……』

稲葉「電」

禅「脳」

ゆうな&ゆえ「「ラジオ(らじお……)!」」

貞子たん『よぉんっ~!』

優希「始まります」

稲葉「はい、電脳ラジオ(肆)の時間よ。今日のゲストは黒奈ちゃんと白奈ちゃんとがりゅーちゃんと白嶺さんよ。」

黒奈「好きな爬虫類シンボルはカエル戦士。黒奈です。」

白奈「好きな爬虫類シンボルはラプトル。白奈です。」

京「好きな爬虫類シンボルはドラゴニアン。己だ。」

詠子「好きな爬虫類シンボルはリザードロード。私です。」

友利「爬虫類はドラゴン枠ですかね。でも、ドラゴンと聞くとドラゴンカーセックスが真っ先に出てくる友利です!」

ゆえ「はんまーへっど……!」
ガィン!
友利「ぎゃいん!」

ゆうな「なぁにやってるんですかねぇ。」

黒奈「爬虫類はドラゴンっていうか……恐竜じゃね?」

ゆうな「リザードマンは?」

黒奈「さみだれぎり連打するうざい奴」

白奈「種族でも何でもない件」

京「でも、恐竜は一時代を支配していたから」

ゆうな「『尊敬』は『繁栄』だ!この「遺体」を全て手に入れた者は 真の「力(パワー)」と『永遠の王国』を手にする事が出来るッ!」

ゆえ「あぇるでぃなんどはかせ……!」

白奈「大地に敬意を払ってどうぞ」

詠子「じゃあ、じゃあ今日は恐竜のカードの話……と見せかけて、大地に敬意を払うモンスター、N・グラン・モールの話をしようかしら。」

プロメ(仮)【グランモール、効果モンスター。☆3/地属性/岩石族/攻900/守300(1):このカードが相手モンスターと戦闘を行うダメージステップ開始時に発動できる。その相手モンスターとこのカードを持ち主の手札に戻す。】

黒奈「鬼畜モグラ」

白奈「クソモグラ」

京「どうしたんだ?」

詠子「グランモールは主人公の十代が使うネオスペーシアンのカードでもあるけど、このカード一部の人間にはものすごいトラウマなカードなのよ。」

ゆうな「戦闘ダメージ前にバウンスしちゃうんだよね。しかも、自分もろとも」

詠子「そう、だからせっかく苦労して出したホルスレベル8とか邪神アバターやDーENDをアッサリお帰り願って、シンクロ登場時期に藻当時としては強固な耐性を持っていた星屑やギガンテック、カタストルなどのエクストラから出てくるものを問答無用で無に帰すことができたわ。」

ゆえ「うちくだかれたゆめのあと……」

黒奈「ターンをかけて準備した2枚3枚使って出した強力なモンスターを召喚権だけでさらっていき、しかも次も来ることが確定していて再度出しても手札に返されるという絶望の現実を叩きつけてくることから多くのデュエリストたちのヘイトを集めていった。」

白奈「そんなヘイトを集めていったこのカードを親しみを込めて、駆逐モグラ、鬼畜モグラ、害悪モグラ、クソモグラ……などの呼ばれ方をしていた。」

詠子「グランモールって呼んでるプレイヤーの方が少なかったし、立ち位置的にはどんなデッキにも入る余地のある万能除去だったのよ。また、このカードが暴れまわったのには当時の禁止制限にも影響してるわ。攻撃反応で優秀なミラーフォースや召喚反応の激流葬が制限カードの時代で次元幽閉や一部では奈落を用いて闘うことが多かった時代なの。とくにフリー環境では幽閉や月の書は高くて持っていなかったり、フリーで使うデッキに入れていない人も多かったから、奈落すり抜けて月の書が飛んでこない中で縦横無尽に暴れまわっていたわ。」

ゆえ「おのれもぐらめ……!」

ゆうな「血の代償も使えたから戻って出てくるのが早かったりもした時代。それでは今日の教えてゲーム用語のコーナー」

ゆえ「わーにんぐわーにんぐ……」

Warning!警告!Warning!警告!

ゆうな「『CD-ROM』は友情を強めるが、恋愛を弱める」

詠子「CDの中にゲーム機などで取り扱うデータが記録されている情報媒体。ロムカセットと比べて沢山のデータを記録出来るのが特徴。」

黒奈「すぐに読み込まなくなる罠」

白奈「傷つきやすい子」

京「扱いは丁寧に」

ゆえ「だれだってそうするおれだってそうする……。」

稲葉「それじゃあ今日の放送はここまでよ。メインパーソナリティは古川稲葉と」

禅「烏哭…禅で…お送り…しました。」
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