ー放送ー⚡電脳ラジオ(肆)⚡2

ー稲葉の部屋(隣)(7/28/夕)ー

稲葉「新たな幕開けと共に爆笑と苦笑い、危ない病みつきが生まれる古川稲葉と…」

禅「烏哭禅…と…」

プロメ(仮)【怪奇談シナリオ読み込み型収集ツール、プロメフィアと】

ゆうな「ゆうなとっ!」

ゆえ「ゆえと……」

優希「優希と」

貞子たん『貞子たんの……』

稲葉「電」

禅「脳」

ゆうな&ゆえ「「ラジオ(らじお……)!」」

貞子たん『よぉんっ~!』

優希「始まります」

稲葉「はい、電脳ラジオ(肆)の時間よ。今日のゲストはマリアちゃんとゆうと吉音ちゃんよ。」

マリア「トレビァーン。私です。」

悠(女)「ペッシ、ペッシ、ペッシよぉ――。あーしだ。」

吉音「あたしの顔、見忘れたかー!」

友利「友利もお尻をペッシペッシされたいです!」

ゆえ「おらぁっ……!」
ズパァン!
友利「あーはん!」

ゆうな「なぁにやってるんですかねぇ。」

吉音「すごいキック」

悠(女)「なんでだろう……」

マリア「どうかしましたか?」

悠(女)「尻を蹴られてるのを見るとなんかゾワリときた。」

吉音「悠がトラチーくんに蹴られてるからじゃない?」

ゆうな「みんなお尻にトラブルを抱えてるのかな?」

悠(女)「痔とかじゃないんだから」

ゆえ「とらぶるっていうかとらうまかな……。」

マリア「というか、ゆうさんは居座ってますね。」

悠(女)「何か問題がある?」
スッ
揉み
マリア「ゼンゼンアリマンセン。」

ゆうな「洗脳かな?」

ゆえ「ぱいぱわー……。」

マリア「こほん、じゃあ今回も夏旅行に行くには勇気がいる街の話の続きです。今回紹介するのはアカプルコ」

吉音「なんかおいしそうな名前だね。」

ゆうな「アカプルコってどこ?」

ゆえ「めきしこ……」

マリア「麻薬カルテルの大物エル・チャポが逮捕されたことにより、ここ数年でメキシコ全体の殺人件数は減少しているとされていますが一方でこのアカプルコは相変わらず殺人が多く10万人当たりの殺人件数が113件メキシコで最も殺人事件が多い都市といわれています。」

吉音「怖いね」

悠(女)「アカプルコは美しいビーチがある観光名所として有名なんだけどな。」

マリア「ですが、麻薬カルテルの抗争や武装強盗などが後を絶たず常に危険と隣り合わせの都市でもあるといわれています。また、アカプルコ自体は裕福な都市とされていますが警察や政治家の汚職がはびこっているため犯罪がいっこうに減ることはなく、犯罪が起きてもそのわずか8%しか起訴されることはないといわれています。」

ゆうな「やりたい放題だ」

ゆえ「8%のきそがむしろきになる……」

マリア「実際にアカプルコの高級ホテルで大量虐殺が起こったときに観光に来ていたアメリカ人などが犠牲になったものの、その犯人が見つかることはありませんでした。」

吉音「えぇ……ホテルでも安全じゃないんだ」

マリア「麻薬犯罪組織の抗争が頻発し数十人の人が変わり果てた姿で見つかるなど治安の悪さが深刻になっており近年でもアカプルコ近郊で43人の学生が誘拐され行方不明になったという事件もありました。」

吉音「酷い事件だ。」

悠(女)「海外旅行はホントに注意しろ。注意深く、行動するんだ。」

マリア「承太郎さぁーん。はい、本日の世界の意外な物の名前のコーナー!」

ゆうな「ぴゅーぴゅー」

ゆえ「ぱふぱふーぱふぱふー……」

マリア「本日の意外な物の名前は……ボラード」

ゆうな「ボラボラボラボラボラ」

ゆえ「ぼらーれ・う゛ぃーあ……!」

マリア「港によくあるやつです。船と陸をロープで結び付けるための柱。日本語では「係船柱」です。」

悠(女)「なお、車止めのための進入禁止柱のことも、同じく「ボラード」と呼ぶ」

吉音「へー。」

稲葉「それじゃあ今日の放送はここまでよ。メインパーソナリティは古川稲葉と」

禅「烏哭…禅で…お送り…しました。」
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