ー放送ー⚡電脳ラジオ(肆)⚡2
ー稲葉の部屋(隣)(7/25/夕)ー
稲葉「新たな幕開けと共に爆笑と苦笑い、危ない病みつきが生まれる古川稲葉と…」
禅「烏哭禅…と…」
ゆうな「ゆうなとっ!」
ゆえ「ゆえと……」
プロメ(仮)【怪奇談シナリオ読み込み型収集ツール、プロメフィア】
優希「優希と」
貞子たん『貞子たんの……』
稲葉「電」
禅「脳」
ゆうな&ゆえ「「ラジオ(らじお……)!」」
貞子たん『よぉんっ~!』
優希「始まります」
稲葉「はい、電脳ラジオ(肆)の時間よ。今日のゲストは福太郎さんと千世子ちゃんとラムさんとプロメ(仮)よ。」
福太郎「ペーパームーンキング。俺やで。」
千世子「夏日。千世子なのだ。」
ラム「陽。私よ。」
プロメ(仮)【怪奇談シナリオ読み込み型収集ツール。プロメフィア(仮)ちゃんです。】
友利「汗をかいてシャツが透けてやる気スイッチ(乳首)をぽちっとしたいです!」
ゆえ「ぽちっ……!」
ズドッ!
友利「ごっ!」
ゆうな「なぁにやってるんですかねぇ。」
福太郎「可愛らしい「ぽちっ」発言から繰り出される喉への一撃」
ラム「普通に病院行きになるわよ。」
プロメ(仮)【では前回の最後に宣言していた通り今回は「『怪異』という言葉はどのようにして生まれたのか?」でトークしてもらいます。】
千世子「プロメちゃんは進行上手なのだ。」
ラム「他のが雑すぎるだけじゃないかしら。」
プロメ(仮)【「怪異」という言葉を聞いたとき、連想するものはなんでしょうか?】
福太郎「常識では考えられない不可思議な現象や、自然の営みから外れた科学的に存在しない生物、意思を持って現れる死者、いう類のもんやろか。」
ゆうな「つまり……お父さん?」
ゆえ「それだ……。」
福太郎「んー、ノーコメントで」
ラム「現代では、怪異という言葉は常識から外れた「現象(こと)」と「存在(もの)」を両方包括して使われる便利な物となってて。実際に辞書の類を紐解いてみると、多くの場合は「妖しいこと、不思議なことやその様子(現象)」及び「化け物や妖怪の類(存在)」をあらわす言葉として掲載されているわね。」
千世子「けど、怪異が現象と存在の両方を含む意味を持つ言葉として使われるようになったのは、近年になってからなのだ。つまり怪異という言葉は、元々は現在とは違う使われ方をしていたということなのだ。」
プロメ(仮)【怪異を研究テーマとする学術団体に「東アジア恠異学会」がありますね。】
福太郎「んー、確か怪異は本来、古代中国の天神相関説(天が為政者や権力者に対する戒めとして災害や怪異を引き起こすという思想)で使用され、日本に伝来したことを指摘しとるね。」
ラム「災害と怪異を合わせて「災異」と呼び、漢代の中国においては災異を解釈するための学問に発展していったわ。天が為政者や権力者に対する戒めの警告の予兆として引き起こすのが災害、それでも警告に従わない場合に引き起こすのが怪異と、されていたわ。」
千世子「古代日本においても、怪異は為政者や権力者に対する警告の予兆として発生する現象として解釈されたのだ。つまり雷が鳴った、地震が起きたといった、現在では科学的に解明され常識となっている現象は、当時の為政者や権力者によって怪異かどうかを判断され、認定されるかの存在だったのだ。」
ゆうな「つまりこの地震は自然現象じゃなくて○○が原因ていえば、それが○○という怪異になった……ってことかな?」
ゆえ「じしん、かみなり、たいふう、だいかんぱ、えるにーにょ……!」
福太郎「エルニーニョ……ってなに?」
プロメ(仮)【エルニーニョは赤道に向かって流れるフンボルト海流(ペルー海流)が弱まり海面温度が上昇する現象のことです。】
ラム「けど、時代が下がるにつれて、怪異という言葉は拡大解釈されていくようになるわね。」
千世子「平安時代や鎌倉時代になると、国家レベルからより個人に関わる例が怪異として語られるようになるのだ。例えば「古今著聞集」では、後朱雀天皇という個人の死の予兆として、赤いひもを首にかけた巨人が現れた話が怪異に分類されているのだ。」
ラム「一方で島が突然消失した話や、崇徳院の体を白河僧正がのっとった話など、何かの予兆とは言い難い不可思議な現象も怪異も分類されてきたわ。」
プロメ(仮)【はい、ありがとうございます。では、ここまでで次回もこの続きで「『怪異』という言葉はどのようにして生まれたのか?」でトークしてもらいます。】
ゆうな「うーん、これは進行上手」
ゆえ「これがさいしんのてくのろじーか……」
稲葉「それじゃあ今日の放送はここまでよ。メインパーソナリティは古川稲葉と」
禅「烏哭…禅で…お送り…しました。」
稲葉「新たな幕開けと共に爆笑と苦笑い、危ない病みつきが生まれる古川稲葉と…」
禅「烏哭禅…と…」
ゆうな「ゆうなとっ!」
ゆえ「ゆえと……」
プロメ(仮)【怪奇談シナリオ読み込み型収集ツール、プロメフィア】
優希「優希と」
貞子たん『貞子たんの……』
稲葉「電」
禅「脳」
ゆうな&ゆえ「「ラジオ(らじお……)!」」
貞子たん『よぉんっ~!』
優希「始まります」
稲葉「はい、電脳ラジオ(肆)の時間よ。今日のゲストは福太郎さんと千世子ちゃんとラムさんとプロメ(仮)よ。」
福太郎「ペーパームーンキング。俺やで。」
千世子「夏日。千世子なのだ。」
ラム「陽。私よ。」
プロメ(仮)【怪奇談シナリオ読み込み型収集ツール。プロメフィア(仮)ちゃんです。】
友利「汗をかいてシャツが透けてやる気スイッチ(乳首)をぽちっとしたいです!」
ゆえ「ぽちっ……!」
ズドッ!
友利「ごっ!」
ゆうな「なぁにやってるんですかねぇ。」
福太郎「可愛らしい「ぽちっ」発言から繰り出される喉への一撃」
ラム「普通に病院行きになるわよ。」
プロメ(仮)【では前回の最後に宣言していた通り今回は「『怪異』という言葉はどのようにして生まれたのか?」でトークしてもらいます。】
千世子「プロメちゃんは進行上手なのだ。」
ラム「他のが雑すぎるだけじゃないかしら。」
プロメ(仮)【「怪異」という言葉を聞いたとき、連想するものはなんでしょうか?】
福太郎「常識では考えられない不可思議な現象や、自然の営みから外れた科学的に存在しない生物、意思を持って現れる死者、いう類のもんやろか。」
ゆうな「つまり……お父さん?」
ゆえ「それだ……。」
福太郎「んー、ノーコメントで」
ラム「現代では、怪異という言葉は常識から外れた「現象(こと)」と「存在(もの)」を両方包括して使われる便利な物となってて。実際に辞書の類を紐解いてみると、多くの場合は「妖しいこと、不思議なことやその様子(現象)」及び「化け物や妖怪の類(存在)」をあらわす言葉として掲載されているわね。」
千世子「けど、怪異が現象と存在の両方を含む意味を持つ言葉として使われるようになったのは、近年になってからなのだ。つまり怪異という言葉は、元々は現在とは違う使われ方をしていたということなのだ。」
プロメ(仮)【怪異を研究テーマとする学術団体に「東アジア恠異学会」がありますね。】
福太郎「んー、確か怪異は本来、古代中国の天神相関説(天が為政者や権力者に対する戒めとして災害や怪異を引き起こすという思想)で使用され、日本に伝来したことを指摘しとるね。」
ラム「災害と怪異を合わせて「災異」と呼び、漢代の中国においては災異を解釈するための学問に発展していったわ。天が為政者や権力者に対する戒めの警告の予兆として引き起こすのが災害、それでも警告に従わない場合に引き起こすのが怪異と、されていたわ。」
千世子「古代日本においても、怪異は為政者や権力者に対する警告の予兆として発生する現象として解釈されたのだ。つまり雷が鳴った、地震が起きたといった、現在では科学的に解明され常識となっている現象は、当時の為政者や権力者によって怪異かどうかを判断され、認定されるかの存在だったのだ。」
ゆうな「つまりこの地震は自然現象じゃなくて○○が原因ていえば、それが○○という怪異になった……ってことかな?」
ゆえ「じしん、かみなり、たいふう、だいかんぱ、えるにーにょ……!」
福太郎「エルニーニョ……ってなに?」
プロメ(仮)【エルニーニョは赤道に向かって流れるフンボルト海流(ペルー海流)が弱まり海面温度が上昇する現象のことです。】
ラム「けど、時代が下がるにつれて、怪異という言葉は拡大解釈されていくようになるわね。」
千世子「平安時代や鎌倉時代になると、国家レベルからより個人に関わる例が怪異として語られるようになるのだ。例えば「古今著聞集」では、後朱雀天皇という個人の死の予兆として、赤いひもを首にかけた巨人が現れた話が怪異に分類されているのだ。」
ラム「一方で島が突然消失した話や、崇徳院の体を白河僧正がのっとった話など、何かの予兆とは言い難い不可思議な現象も怪異も分類されてきたわ。」
プロメ(仮)【はい、ありがとうございます。では、ここまでで次回もこの続きで「『怪異』という言葉はどのようにして生まれたのか?」でトークしてもらいます。】
ゆうな「うーん、これは進行上手」
ゆえ「これがさいしんのてくのろじーか……」
稲葉「それじゃあ今日の放送はここまでよ。メインパーソナリティは古川稲葉と」
禅「烏哭…禅で…お送り…しました。」