ー放送ー⚡電脳ラジオ(肆)⚡

ー稲葉の部屋(隣)(7/17/夕)ー

稲葉「新たな幕開けと共に爆笑と苦笑い、危ない病みつきが生まれる古川稲葉と…」

禅「烏哭禅…と…」

ゆうな「ゆうなとっ!」

ゆえ「ゆえと……」

プロメ(仮)【怪奇談シナリオ読み込み型収集ツール、プロメフィア】

優希「優希と」

貞子たん『貞子たんの……』

稲葉「電」

禅「脳」

ゆうな&ゆえ「「ラジオ(らじお……)!」」

貞子たん『よぉんっ~!』

優希「始まります」

稲葉「はい、電脳ラジオ(肆)の時間よ。今日のゲストは福太郎さんと千世子ちゃんとクロさんとプロメ(仮)よ。」

福太郎「ソフト&ウェット。俺やで。」

千世子「マジで信じたのか!千世子なのだ。」

クロ「気が楽。私だ。」

プロメ(仮)【怪奇談シナリオ読み込み型収集ツール。プロメフィア(仮)ちゃんです。】

友利「楽にしてー楽にしてー催眠アプリの準備です!」

ゆえ「らりほ~……!」
ズバァン!
友利「ねむりっ!」

ゆうな「なぁにやってるんですかねぇ。」

千世子「なにが楽なのだ?」

クロ「アレとかアレとかがいなくて」

福太郎「具体的にいうてもええんやで」

クロ「お仙とか悠だ」

ゆうな「あらやだ身内の名前ですわよ!」

ゆえ「でもまぁ、しかたないですわね……!」

「「おほほほっ」」

クロ「お前らどういうキャラだ」

福太郎「そんなら場も和んだところでロアいこか。プロメちゃん」

プロメ(仮)【はい、信じようと、信じまいと―― 産まれた場所、日時、名前、その人生までそっくりな二人の事を「アストロ・ツイン(占星術的双子)」というが、1976年に死亡したイギリスのロンドン市のトマス・ロイドのケースはこれにあてはまるのだろうか。二人のトマスは同じ市に同じ日に産まれ同じ名前を授かり、そして二人の車が正面衝突して同日に35歳で死んだ。しかしこの日、同市に同日に産まれたもう一人のトマス・ロイドが二人とほぼ同じ時間に心臓麻痺で死亡したのである……。】

福太郎「双子のシンパシー」

ゆうな「もしかして」

ゆえ「わたしたち……」

「「入れ替わってる!?」」

クロ「それ、双子とかの話じゃないだろ」

千世子「あんちんはシルバーチャリオッツレクイエムって言ってたのだ」

クロ「あいつの言ってることは無視しなさい」

福太郎「せやけど、双子の不思議な話って多いよな」

ゆうな「片方が怪我したら、片方も同じところをケガするとか」

ゆえ「じゃんけんであいこがずーっとつづくとか……」

プロメ(仮)【ジャンケンがしたいんだよぉ~~】

福太郎「じゃんけん小僧がやってきた。」

クロ「帰れ。」

プロメ(仮)【では、次のロアに行きます。信じようと、信じまいと―ローマカソリックは悪魔払いを基本的に認めていないが、実際はごく稀に行われているようだ。「ようだ」というのは、この件に関して正式な発表がなされていない為で、ある新聞社の調べではここ10年で少なくとも8件の悪魔払いが行われており、成功が4件、失敗が4件であるとしている。しかしその失敗のうち3件は悪魔払い中に神父が死亡しており、このため公に出来ないのだそうだ……。】

ゆうな「神の身命において命ずる」

ゆえ「きさまはたっけいだー……!」

福太郎「みんな大好きプッチ神父」

プロメ(仮)【この悪魔祓い中に神父が死亡したというのは、悪魔に殺されたのか、悪魔に憑りつかれた人間に殺されたのかというので話の見方が変わりますね。】

クロ「そもそも本当に悪魔なんだろうか」

福太郎「悪魔でないとしたら?」

クロ「……悪霊?」

ゆうな「神父ならどっちでも払えそうな気がするけど」

ゆえ「とりついたのがにほんのようかいでせいなるちからがつうじなかったとか……。」

千世子「魔に対しては一定の効果はあるような気もするのだ。」

福太郎「いわれてみればクロも十字架とか平気やしな」

クロ「吸血鬼じゃないし、そもそも私は神聖属性だからな?」

福太郎「……ああっ!」

クロ「いま、お前……本気で忘れてただろ。」

稲葉「それじゃあ今日の放送はここまでよ。メインパーソナリティは古川稲葉と」

禅「烏哭…禅で…お送り…しました。」
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