ー放送ー⚡電脳ラジオ(肆)⚡

ー稲葉の部屋(隣)(6/23/夕)ー

稲葉「新たな幕開けと共に爆笑と苦笑い、危ない病みつきが生まれる古川稲葉と…」

禅「烏哭禅…と…」

ゆうな「ゆうなとっ!」

ゆえ「ゆえと……」

プロメ(仮)【怪奇談シナリオ読み込み型収集ツール、プロメフィア】

優希「優希と」

貞子たん『貞子たんの……』

稲葉「電」

禅「脳」

ゆうな&ゆえ「「ラジオ(らじお……)!」」

貞子たん『よぉんっ~!』

優希「始まります」

稲葉「はい、電脳ラジオ(肆)の時間よ。今日のゲストは福太郎さんと千世子ちゃんとプロメ(仮)よ。」

福太郎「ギャング入門。俺やで。」

千世子「ハヤブサの眼。千世子なのだ。」

プロメ(仮)【怪奇談シナリオ読み込み型収集ツール。プロメフィア(仮)ちゃんです。】

友利「ギャングになってエロいねえちゃんとうはうはたまんねぇですね!」

ゆえ「やるというすごみ……!」
ズパァン!
友利「ぱるぶっぬ!」

ゆうな「なぁにやってるんですかねぇ。」

福太郎「これがギャングスター」

千世子「ギャング要素どこなのだ?」

ゆうな「やるという凄みだよ」

千世子「……なるほどなのだ!」

福太郎「千世子ちゃんはちゃんと生き抜くための処世術を知っとるなぁ。」

プロメ(仮)【深く考えるのが面倒だっただけではないでしょうか】

千世子「ソンナコトナイノダー」

ゆうな「カタコト」

ゆえ「かたんことん……」

福太郎「まぁ、それはさておき今日のロアいこか」

プロメ(仮)【信じようと、信じまいと―アトランタの精神病院の患者Fは、部屋の角の凹凸が反転して圧し掛かってくるという妄想にとらわれていた。ある日彼が「角が倒れてくる、助けてくれ!」といつになく激しい発作を起こした直後、病室の外にいた医師たちは鈍い大音響と振動、Fの悲鳴を聞き、急いで病室に入るとFは押し潰されたかのように全身を骨折して死亡していた。Fの死因はベッドからの転落死として片付けられたという……。】

福太郎「こうして彼は奇妙な世界へ迷い込んでしもうたんです。」

ゆえ「たおりさんかな……。」

千世子「思い込みで焼けどしたりすることが実際にあるのだ。」

福太郎「せやね、押しかかってくる妄想が極まりすぎてホンマに押し掛かられた気になって死んでしもうたってことは否定できんわけや。もしくは……」

ゆうな「彼にしか見えない世界に潰されたか」

ゆえ「まんりきのようにちからをこめてぶっつぶすのです……!」

プロメ(仮)【続いてはこちら信じようと、信じまいと―スウェーデンのマルメに住むH・ダゲン氏は、ある日視界が左右反転して見える症状に襲われた。専門医も手の施しようがなかったが、1ヶ月ほどすると再び視界は正常に戻ったという。ちなみにダゲン氏がこの奇妙な症状を発症した日は、1967年9月3日。スウェーデンの自動車交通を左側通行から右側通行に転換する「ダゲン・H」が行われた日であった……。】

福太郎「マン・イン・ザ・ミラー」

ゆうな「鏡の世界へ入ることを許可する!」

千世子「これも不思議な世界へ踏み込んだせいかもしれないのだ」

ゆえ「かんかくきょうゆうのかくだいばん……。」

稲葉「それじゃあ今日の放送はここまでよ。メインパーソナリティは古川稲葉と」

禅「烏哭…禅で…お送り…しました。」
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