ー放送ー⚡電脳ラジオ(仮)⚡4

ー稲葉の部屋(隣)ー

稲葉「毎度お馴染み。笑いと癒しを提供する古川稲葉と…」

禅「烏哭禅…と…」

優希「千歳優希&…」

紅菜「紅菜の…」

稲葉「電!」
優希&紅菜「「脳!」」
禅「ラジオ…!」

稲葉「はい、電脳ラジオの時間よ。今日のゲストは悠にともき君よ。」

悠「ちぇき~冬は酒とお汁粉はぬるめの燗でな俺だ。」

ともき「焼酎の湯割りかな?な俺です」

稲葉「はい、じゃあ今日はいきなりゲームを始めます。ズバリシンパシーゲーム。」

優希「やぶから棒になんですか?」

悠「いいえ、壁から釘です」

稲葉「シンパシーゲームっていうのはね…」

ともき「華麗にスルーだな」

稲葉「お題に対して解答者の解答が同じだったら得点になるゲームよ。」

禅「例と…して…お題に…」

【赤いフルーツといえば?】

稲葉「私は『イチゴ』」

禅「俺は…『イチゴ』」

稲葉「これならポイント。けど、これで私が『りんご』で禅くんが『イチゴ』だったらダメね。」

紅菜「つまり、自分の答えより、相方の答えに合わせるまたは相方の意図を読みとくゲームですね」

稲葉「そういうこと、チーム分けは悠&ともき君、優希君&紅菜ちゃんよ。それじゃあ先に三ポイント稼いだチームの勝ちね。じゃあ第一門」

【日本の武器といえば?】
優希「これはアレだよな。」

紅菜「そうね。」

悠「ともき、俺の愛を読み取ってくれー!」

ともき「なんだろう、筆が動かないなぁ」

悠「うぉい!」

禅「では…各自…オープン」

優希「『日本刀』」

紅菜「『日本刀』」

ともき「『日本刀』」

悠「『竹槍』」

稲葉「優希君、紅菜ちゃんチーム1ポイント」

優希「まぁ、そうだよな」

紅菜「これは簡単ね」

ともき「おい…ひねくれるな」

悠「ちげぇよ!日本人の武器は竹槍だろ!」

ともき「戦時中かよ」

稲葉「はい、じゃあ次はこちら」

【高貴な色といえば?】

優希「これも割りと…歴史的な感じでこれだろ」

紅菜「歴史的…ね」

ともき「普通に頼むな。」

悠「まかせんしゃい!」

禅「では…オープンで…す」

優希「『紫色』」

紅菜「『紫』」

ともき「『紫』」

悠「『黒』」

稲葉「またまた優希君、紅菜ちゃんチーム1ポイント」

優希「やっぱり紫だよな。」

紅菜「そうね。けど、向こうの解答理由が気になるわ。」

ともき「なんで黒だよ!」

悠「い、いや、高貴な感じだろ。全部飲み込む黒。」

ともき「高貴ではねぇよ!」

稲葉「それじゃあもう勝敗は決まったけど最後」

『探偵といえば?』

優希「空気読んだ解答したぞ」

紅菜「あ、そういう系ね」

ともき「……」

悠「よしこい!」

禅「では…一斉に…オープン」

優希「『小鳥遊悠』」

紅菜「『悠さん』」

ともき「『悠』」

悠「『シャーロックホームズ』」

稲葉「はい、もう悠以外の人勝ちね。」

悠「なんでじゃー!?」

ともき「はぁ…」

稲葉「じゃ、今日の放送はここまでよ。メインパーソナリティは古川稲葉と」

禅「烏哭…禅で…お送り…しました。」
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