ー放送ー⚡電脳ラジオ(肆)⚡
ー稲葉の部屋(隣)(6/19/夕)ー
稲葉「新たな幕開けと共に爆笑と苦笑い、危ない病みつきが生まれる古川稲葉と…」
禅「烏哭禅…と…」
ゆうな「ゆうなとっ!」
ゆえ「ゆえと……」
プロメ(仮)【怪奇談シナリオ読み込み型収集ツール、プロメフィア】
優希「優希と」
貞子たん『貞子たんの……』
稲葉「電」
禅「脳」
ゆうな&ゆえ「「ラジオ(らじお……)!」」
貞子たん『よぉんっ~!』
優希「始まります」
稲葉「はい、電脳ラジオ(肆)の時間よ。今日のゲストは福太郎さんとラムさんとプロメ(仮)よ。」
福太郎「凄みがある。俺やで。」
ラム「ハオ。私よ。」
プロメ(仮)【怪奇談シナリオ読み込み型収集ツール。プロメフィア(仮)ちゃんです。】
友利「凄みで服を脱がす。友利もそういうすごみが欲しいです。」
ゆえ「すてっきー・ふぃんがー……!」
ズパァン!
友利「ざぶんっ!」
ゆうな「なぁにやってるんですかねぇ。」
福太郎「今日は暑かったなぁ。」
ラム「そうねぇ。」
ゆうな「でも、その分つめたぃ物が美味しくなるよ。」
ゆえ「あいす、あいす、そして、ほわいとあるばむ……!」
福太郎「超低温は停止の世界」
ゆえ「なめやがってよぉぉぉーー……!」
ドガガガガッ!
友利「おほおほほっぅ!」
ラム「変なプレイ始めるんじゃないわよ」
ゆうな「やれやれだぜ!」
福太郎「ワールドワイドな世間話も一段落したし、今日の都市伝説いこか」
ラム「どの辺りがワールドワイドなのか」
【赤マント】
プロメ(仮)【夕暮れ時に赤いマントを羽織って現れるという怪異。子供を誘拐し殺害してしまうという。】
福太郎「常光徹他編著「魔女の伝言板」によれば1937年頃には既に赤マントが出現して警察が出動したことがあったとされとるね。また松谷みよ子著「現代民話考7」によれば1936.7年頃赤マントの怪人が人々を襲い、あちこちにしたいが転がっとって警察や軍隊が片付けまわっとるいう噂がながれ、その正体は吸血鬼であるとされとったらしいで。」
ラム「また同書には1935年頃に大阪府大阪市北区松枝小学校の地下室にマントを着た男が現れるという噂が語られていたっていう話も載るけどこれについてはマントの色について言及されていないから、その色が赤であったかどうかは定かではないわ。」
ゆうな「赤マントって有名だよね。」
ゆえ「どのぶぁんかもしれない……」
福太郎「マフラーやったらリサリサ先生やな」
プロメ(仮)【学校のトイレに現れるパターンも有名です。その場合「赤いちゃんちゃんこはいらんか」といった赤いはんてんや赤いちゃんちゃんこと似た問いかけを発し、それに「欲しい」と答えると背中をナイフで刺され、まるで赤いマントで背中を覆ったようにされる、などとと続きます。トイレに現れるものでは赤マント・青マントも有名ですが、こちらの場合は赤か青かを選ばせるため問いかけの部分に違いが見られます。】
ラム「半世紀以上の間語られ続ける怪異だけど、その発生の背景には色々な説があるわ。」
福太郎「もっとも古いもんは1906年に起きた「青ゲットの男事件」が元になったいう説やね。1906年2月14日付けの「北國新聞の記事」を参照してくれる?」
プロメ(仮)【はい。福井県坂井郡三国町(現坂井氏)で起きたこの事件では、青い毛布をかぶった男によって冬の雪の中で三人が殺害され(二人は死体が見つかり、ひとりは行方不明だが殺害されたものとされている)1921年、未解決のまま時効を迎えました。この事件は犯行現場の橋の欄干が斧のようなもので切り落とされたことから「鉞事件」とも呼ばれることがあります。また1926年に犯人を名乗る男が現れましたが、すでに時効を迎えていたためどうすることもできなかったそうです。さらに青ゲットの男事件は毛布の色が赤となり、舞台を昭和の戦前に移した都市伝説「赤毛毛布の男事件」を産み、これが赤マントの元になったと言われることもあるそうです。】
ゆうな「なんで青が赤に変わったの?」
福太郎「それについては物集高音著「赤きマント」っていう小説で考察されとるで。」
ラム「別冊宝島編集部編「伝染る「怖い噂」」の中の朝倉喬司「『学校の怪談』はなぜ血の色を好むのか?」では1936年に起きた二・二六事件が赤マントの噂の発生または助長の原因となっている説が提唱されているわ。それによればクーデターを起こした陸軍将校らの中には赤系統の色をしたマントを羽織っていたものが居り、戒厳令下で詳しい情報も伝わらないまま様々なう流言が飛び交った末に怪人の噂を生んだのだとされているわね。」
福太郎「他にも同年に起きた「阿部定事件」が元になっとるいう説や、当時の子供たちの憲兵隊に対する潜在的な恐怖が怪人を生んだいう説、紙芝居の「赤マント」という作品が元になった説、江戸川乱歩の「怪人二十面相」が元になった説など、さまざまな情報がある。ただしどれが正しいとは現段階では正確なことは言えず、複数の要因が重なり合って赤マントと言う怪異を生み出した可能性も十分あるな。」
稲葉「それじゃあ今日の放送はここまでよ。メインパーソナリティは古川稲葉と」
禅「烏哭…禅で…お送り…しました。」
稲葉「新たな幕開けと共に爆笑と苦笑い、危ない病みつきが生まれる古川稲葉と…」
禅「烏哭禅…と…」
ゆうな「ゆうなとっ!」
ゆえ「ゆえと……」
プロメ(仮)【怪奇談シナリオ読み込み型収集ツール、プロメフィア】
優希「優希と」
貞子たん『貞子たんの……』
稲葉「電」
禅「脳」
ゆうな&ゆえ「「ラジオ(らじお……)!」」
貞子たん『よぉんっ~!』
優希「始まります」
稲葉「はい、電脳ラジオ(肆)の時間よ。今日のゲストは福太郎さんとラムさんとプロメ(仮)よ。」
福太郎「凄みがある。俺やで。」
ラム「ハオ。私よ。」
プロメ(仮)【怪奇談シナリオ読み込み型収集ツール。プロメフィア(仮)ちゃんです。】
友利「凄みで服を脱がす。友利もそういうすごみが欲しいです。」
ゆえ「すてっきー・ふぃんがー……!」
ズパァン!
友利「ざぶんっ!」
ゆうな「なぁにやってるんですかねぇ。」
福太郎「今日は暑かったなぁ。」
ラム「そうねぇ。」
ゆうな「でも、その分つめたぃ物が美味しくなるよ。」
ゆえ「あいす、あいす、そして、ほわいとあるばむ……!」
福太郎「超低温は停止の世界」
ゆえ「なめやがってよぉぉぉーー……!」
ドガガガガッ!
友利「おほおほほっぅ!」
ラム「変なプレイ始めるんじゃないわよ」
ゆうな「やれやれだぜ!」
福太郎「ワールドワイドな世間話も一段落したし、今日の都市伝説いこか」
ラム「どの辺りがワールドワイドなのか」
【赤マント】
プロメ(仮)【夕暮れ時に赤いマントを羽織って現れるという怪異。子供を誘拐し殺害してしまうという。】
福太郎「常光徹他編著「魔女の伝言板」によれば1937年頃には既に赤マントが出現して警察が出動したことがあったとされとるね。また松谷みよ子著「現代民話考7」によれば1936.7年頃赤マントの怪人が人々を襲い、あちこちにしたいが転がっとって警察や軍隊が片付けまわっとるいう噂がながれ、その正体は吸血鬼であるとされとったらしいで。」
ラム「また同書には1935年頃に大阪府大阪市北区松枝小学校の地下室にマントを着た男が現れるという噂が語られていたっていう話も載るけどこれについてはマントの色について言及されていないから、その色が赤であったかどうかは定かではないわ。」
ゆうな「赤マントって有名だよね。」
ゆえ「どのぶぁんかもしれない……」
福太郎「マフラーやったらリサリサ先生やな」
プロメ(仮)【学校のトイレに現れるパターンも有名です。その場合「赤いちゃんちゃんこはいらんか」といった赤いはんてんや赤いちゃんちゃんこと似た問いかけを発し、それに「欲しい」と答えると背中をナイフで刺され、まるで赤いマントで背中を覆ったようにされる、などとと続きます。トイレに現れるものでは赤マント・青マントも有名ですが、こちらの場合は赤か青かを選ばせるため問いかけの部分に違いが見られます。】
ラム「半世紀以上の間語られ続ける怪異だけど、その発生の背景には色々な説があるわ。」
福太郎「もっとも古いもんは1906年に起きた「青ゲットの男事件」が元になったいう説やね。1906年2月14日付けの「北國新聞の記事」を参照してくれる?」
プロメ(仮)【はい。福井県坂井郡三国町(現坂井氏)で起きたこの事件では、青い毛布をかぶった男によって冬の雪の中で三人が殺害され(二人は死体が見つかり、ひとりは行方不明だが殺害されたものとされている)1921年、未解決のまま時効を迎えました。この事件は犯行現場の橋の欄干が斧のようなもので切り落とされたことから「鉞事件」とも呼ばれることがあります。また1926年に犯人を名乗る男が現れましたが、すでに時効を迎えていたためどうすることもできなかったそうです。さらに青ゲットの男事件は毛布の色が赤となり、舞台を昭和の戦前に移した都市伝説「赤毛毛布の男事件」を産み、これが赤マントの元になったと言われることもあるそうです。】
ゆうな「なんで青が赤に変わったの?」
福太郎「それについては物集高音著「赤きマント」っていう小説で考察されとるで。」
ラム「別冊宝島編集部編「伝染る「怖い噂」」の中の朝倉喬司「『学校の怪談』はなぜ血の色を好むのか?」では1936年に起きた二・二六事件が赤マントの噂の発生または助長の原因となっている説が提唱されているわ。それによればクーデターを起こした陸軍将校らの中には赤系統の色をしたマントを羽織っていたものが居り、戒厳令下で詳しい情報も伝わらないまま様々なう流言が飛び交った末に怪人の噂を生んだのだとされているわね。」
福太郎「他にも同年に起きた「阿部定事件」が元になっとるいう説や、当時の子供たちの憲兵隊に対する潜在的な恐怖が怪人を生んだいう説、紙芝居の「赤マント」という作品が元になった説、江戸川乱歩の「怪人二十面相」が元になった説など、さまざまな情報がある。ただしどれが正しいとは現段階では正確なことは言えず、複数の要因が重なり合って赤マントと言う怪異を生み出した可能性も十分あるな。」
稲葉「それじゃあ今日の放送はここまでよ。メインパーソナリティは古川稲葉と」
禅「烏哭…禅で…お送り…しました。」