ー放送ー⚡電脳ラジオ(肆)⚡

ー稲葉の部屋(隣)(6/15/夕)ー

稲葉「新たな幕開けと共に爆笑と苦笑い、危ない病みつきが生まれる古川稲葉と…」

禅「烏哭禅…と…」

ゆうな「ゆうなとっ!」

ゆえ「ゆえと……」

プロメ(仮)【怪奇談シナリオ読み込み型収集ツール、プロメフィア】

優希「優希と」

貞子たん『貞子たんの……』

稲葉「電」

禅「脳」

ゆうな&ゆえ「「ラジオ(らじお……)!」」

貞子たん『よぉんっ~!』

優希「始まります」

稲葉「はい、電脳ラジオ(肆)の時間よ。今日のゲストは福太郎さんと千世子ちゃんとプロメ(仮)よ。」

福太郎「負け犬ムードだったのだ。俺やで。」

千世子「ムーディブルース!千世子なのだ。」

プロメ(仮)【怪奇談シナリオ読み込み型収集ツール。プロメフィア(仮)ちゃんです。】

友利「エロいムーディブルースを求むです!」

ゆえ「むだむだむだむだぁ……!」
ドガガガッ!
友利「むぎょんっ!」

ゆうな「なぁにやってるんですかねぇ。」

福太郎「アバッキォさんのお茶はご遠慮したいな。」

ゆえ「はのいちぶをくらげにかえてすわせるにしてもくちをつけるのはゆうきがいる……!!」

ゆうな「アバ茶は怖い」

福太郎「お茶を一杯。ほんなら今日はロアタイムいっとこか。」

プロメ(仮)【はい、信じようと、信じまいと―1992年8月2日、ワシントン州で12歳の少年が自殺した。とても好奇心旺盛で興味の持ったことはとことん調べる子供だったという。生前、彼は担任の教師や両親にこんな事を訊いていた。「死」とは一体何なのか、と。】

ゆうな「死をたたえよ 死は幸いなり いざ、幸いの地へ」

福太郎「ガラテアと戦えそう」

千世子「ガラテア?」

プロメ(仮)【ダンジョン「洞窟寺院跡」のボスモンスターです。最奥部にある4体の僧侶のミイラに囲まれた祭壇に「死の祈り」を捧げると戦闘になります。】

ゆえ「どうくつじいんあとをのこすためにほうちされるぼす……」

福太郎「あそこのメインはアスラ先生やからな。」

プロメ(仮)【では、次行きます。信じようと、信じまいと―ジャック・ケイト、彼は死ななかった。自爆テロや銃乱射事件、どんな残忍な事件に巻き込まれようとも必ず生き残った。彼はそれを自慢した。そして友人らを海岸の絶壁に集め、絶対に死なないと言い飛び降りた。翌日、彼は水死体で発見された……。】

ゆうな「無敵超人不死身!」

ゆえ「ただしじつにたいしてのたいせいはなし……」

福太郎「んー、なるほどな。害意や敵意では死ななんでも自分の意思での死は無効にできんかったと考えれば自然やな。」

千世子「じゃあ、あんちんも気を付けないといけないのだ。」

ゆうな「確かにお父さんは殺しても死ななそう。」

ゆえ「しのいのりをささげよ……」

プロメ(仮)【では、次行きます。信じようと、信じまいと―新潟県のある川の近くに洞穴がある。それほど深くはないが、光も無く音も無い空間だ。子供たち数人が遊び半分で入っていった。しかし、途中で怖くなり引き返した。彼らが洞穴から抜け出したとき、辺りは何も無い世界になっていた……。】

福太郎「トンネルを抜けたら雪国」

ゆうな「異世界転生」

ゆえ「しんではないからてんせいではないね……。」

千世子「浦島太郎みたいに時間が経ってて何もなくなっていた可能性もあるのだ。」

稲葉「それじゃあ今日の放送はここまでよ。メインパーソナリティは古川稲葉と」

禅「烏哭…禅で…お送り…しました。」
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