ー放送ー⚡電脳ラジオ(肆)⚡

ー稲葉の部屋(隣)(6/6/夕)ー

稲葉「新たな幕開けと共に爆笑と苦笑い、危ない病みつきが生まれる古川稲葉と…」

禅「烏哭禅…と…」

プロメ(仮)【怪奇談シナリオ読み込み型収集ツール、プロメフィアと】

ゆうな「ゆうなとっ!」

ゆえ「ゆえと……」

優希「優希と」

貞子たん『貞子たんの……』

稲葉「電」

禅「脳」

ゆうな&ゆえ「「ラジオ(らじお……)!」」

貞子たん『よぉんっ~!』

優希「始まります」

稲葉「はい、電脳ラジオ(肆)の時間よ。今日のゲストはマリアちゃんと吉音ちゃんと駒狸さんよ。」

マリア「ハイウェイスター。私です。」

吉音「あたしの顔、見忘れたかー!」

駒狸「ブドウ糖。私です。」

友利「ブドウ糖チュッチュッ、チュッチュッ、チュッ……」

ゆえ「くうきだん……!」
バチンッ!
友利「ばらんちっ!」

ゆうな「なぁにやってるんですかねぇ。」

マリア「空気が爆ぜた。」

吉音「爆ぜたの?!」

駒狸「とりあえず凄い音はしましたね。」

ゆえ「わたしのざ・はんどはくうかんをけずりとる……」

吉音「それで背中バシンッて叩いたんだね」

駒狸「削り取れてはいませんけどね。ただ、最悪皮膚ぐらいなら削り取れてたかもしれませんけど……。」

ゆえ「やだこわい……」

マリア「あれ?」

ゆうな「やられてる側はマゾだから多分平気平気」

友利「ハマるとたまらんですよ」

ゆえ「すてぃっきぃー・ふぃんがー……!」
ズドンッ!
友利「どざむっ!」

ゆうな「やれやれだぜ。」

マリア「ハマると戻れなくなりそう。」

吉音「私もご飯を食べるのハマってるしやめられない」

ゆえ「わかる……」

駒狸「食べるのをやめたらみんな死んじゃいますよ。」

マリア「そういえば世の中には変なものにハマる人がいますよね。」

ゆうな「例えば?」

マリア「ブラジルに住む53歳のルイス・スカーリッジさんは、40歳のころからあることにハマったそうです。彼は、毎朝ラジオを聞いて、近くでなくなった人がいないかを確認します。ラジオで確認できない場合は、近くの病院に電話して亡くなった人がいないかを訪ねるそうです。」

吉音「え、なんか怖いね。」

マリア「その後、彼は、亡くなった人が知り合いでなくてもお葬式に参列します。」

駒狸「もしかしてハマったものって……」

マリア「そう。彼はお葬式中毒なのです。毎日、どこかで行われているお葬式に出席しないと気が済まなくなってしまったのです。」

ゆえ「まいにちって……」

ゆうな「そんな暇あるの?」

マリア「葬儀に参加するために仕事までやめてしまったそうです。」

吉音「ひぇっ」

ゆうな「お葬式ガチ勢」

駒狸「そんなものにガチにならないで欲しいですね……。」

ゆえ「そうぎしてるがわもあつかいにこまりそう……。」

マリア「葬儀荒らしとかでない分さらにこまりますね。はい、本日の世界の意外な物の名前のコーナー!」

ゆうな「ぴゅーぴゅー」

ゆえ「ぱふぱふーぱふぱふー……」

マリア「本日の意外な物の名前は……解剖学的嗅ぎタバコ入れ」

ゆうな「ケムリクサ?」

ゆえ「あいろにー……」

マリア「解剖学的嗅ぎ煙草入れとは」

駒狸「手を開いて親指を反らせたときに手首と親指の付け根の間に生じる窪みのことですね。」

吉音「え、どこどこ?」

駒狸「ここですよ。こうやって手を開いて……」

吉音「こう?」

駒狸「手のひら側じゃなくて甲のほうですね。」

稲葉「それじゃあ今日の放送はここまでよ。メインパーソナリティは古川稲葉と」

禅「烏哭…禅で…お送り…しました。」
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