ー放送ー⚡電脳ラジオ(肆)⚡

ー稲葉の部屋(隣)(5/10/夕)ー

稲葉「新たな幕開けと共に爆笑と苦笑い、危ない病みつきが生まれる古川稲葉と…」

禅「烏哭禅…と…」

ゆうな「ゆうなとっ!」

ゆえ「ゆえと……」

プロメ(仮)【怪奇談シナリオ読み込み型収集ツール、プロメフィア】

優希「優希と」

貞子たん『貞子たんの……』

稲葉「電」

禅「脳」

ゆうな&ゆえ「「ラジオ(らじお……)!」」

貞子たん『よぉんっ~!』

優希「始まります」

稲葉「はい、電脳ラジオ(肆)の時間よ。今日のゲストは福太郎さんとラムさんとプロメ(仮)よ。」

福太郎「夏の気配。俺やで。」

ラム「怪異の季節。私よ。」

プロメ(仮)【怪奇談シナリオ読み込み型収集ツール。プロメフィア(仮)ちゃんです。】

友利「夏と言えば汗の濡れスケスケ、あぁ~たまんねぇぜ!です!」

ゆえ「えめらるどすぷらっしゅ……!」
ズドッ!
友利「かきょぃん!」

ゆうな「なぁにやってるんですかねぇ。」

福太郎「今日最高気温20度に達したところがあるらしいやん。」

ラム「毎年言ってる気がするけど今から暑いとこの先が怖いわ」

プロメ(仮)【今年は何人海で溺れて、陸で脱水症になるんでしょうね。】

福太郎「さらっと怖いことをおっしゃる。」

ゆうな「でも、急にカッと熱くなったら明日にでも脱水症のひと出てきそう」

ゆえ「すでにすたんどこうげきをうけている……!」

福太郎「サンのスタンドかな?」

ゆうな「あのスタンドあればDIOに従う必要ない気もする。」

ゆえ「たいようのひかりでそくしだもんね……。」

プロメ(仮)【しかし実際吸血鬼は太陽光で灰になるのでしょうか?】

ラム「どうかしら幽霊にも別に昼間から活動しても平気なのもいるからね。」

福太郎「スタンドの可能性は?」

ラム「しらん。あ、そういえば暑さで思い出したんだけど、日本が毎年熱い原因は魃(ばつ)が原因だともされてるわね。」

ゆうな「罪と」

ゆえ「ばつー……」

ラム「違う」

プロメ(仮)【検索が完了しました。鳥山石燕『画図百鬼夜行』に描かれた「魃」は一つ目の猿のような妖怪です。魃(ばつ、ひでりがみ)は、中国神話に登場する旱魃の神です。特定の神の名ではなく、各地の山川に旱魃を起こす神がおり、それぞれにより姿も性質も異なるとされています。】

ゆうな「これがなんで原因なの?」

ラム「いるだけで雨を降らさずに日を照らすのよ。これが野生の猿にまぎれて暮らしてたりするの。するとその地域はものすごく気温が上がるのよ。」

福太郎「ほー」

ラム「中国の方から日本にやってきてる可能性が高くてね。もちろん、自然的な日照りの可能性もあるけど、万が一の場合もあるって真夏のクッソ暑い中に駆り出されることがあるからぶちゃけ困ってるのよ。」

福太郎「野生のサル問題は聞いたことあるけど野生の猿っぽい妖怪問題は初めて聞くなぁ。」

ラム「そりゃ表向きはそんなのニュースで流れたりしないからね。意外と妖怪が関わってる問題も多いのよ。」

プロメ(仮)【ちなみに見分けがついたりはするのですか?】

ラム「魃はまず一つ目、腕も足も一本であることが多いこととどんなに暑い中でも高い木などのてっぺんに登って太陽の光を浴びながら寝たりするわ。まぁ、少しでも妖力を探知できるなら猿にまぎれてても分かるけどね。」

福太郎「凶暴では?」

ラム「普通猿程度には危ないわね。だけど、逆に追っ払うのも猿と同じような対策で平気よ。」

稲葉「それじゃあ今日の放送はここまでよ。メインパーソナリティは古川稲葉と」

禅「烏哭…禅で…お送り…しました。」
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