ー放送ー⚡電脳ラジオ(肆)⚡

ー稲葉の部屋(隣)(5/8/夕)ー
  
稲葉「新たな幕開けと共に爆笑と苦笑い、危ない病みつきが生まれる古川稲葉と…」

禅「烏哭禅…と…」

プロメ(仮)【怪奇談シナリオ読み込み型収集ツール、プロメフィアと】

ゆうな「ゆうなとっ!」

ゆえ「ゆえと……」

優希「優希と」

貞子たん『貞子たんの……』

稲葉「電」

禅「脳」

ゆうな&ゆえ「「ラジオ(らじお……)!」」

貞子たん『よぉんっ~!』

優希「始まります」

稲葉「はい、電脳ラジオ(肆)の時間よ。今日のゲストは黒奈ちゃんと白奈ちゃんとがりゅーちゃんと白嶺さんよ。」

黒奈「好きな醤油は生醤油。黒奈です。」

白奈「好きな醤油は刺身醤油。白奈です。」

京「好きな醤油はだし醤油。己だ。」

詠子「好きな醤油は薄口しょうゆ。私です。」

友利「女の子の汗をペロペロすれば醤油より良い味がするですよ。」

ゆえ「はりくしざし……!」
ズドッ!
友利「にゅんっ!」

ゆうな「なぁにやってるんですかねぇ。」

黒奈「そもそも醤油と関係なくなってる。」

白奈「まぁ、いつも別段関係あるようなこと言わないけどね。」

ゆえ「おすしたべたい……」

黒奈「唐突」

京「醤油をつけるからじゃないか?」

黒奈「なるほど」

ゆうな「ザ・ワールド!ときょとまれ!」

黒奈「ときょ?」

ゆうな「……今日紹介してくれるのはどんなカードですか?」

黒奈「おい」

詠子「今日紹介したいカードは伝説の賭博師(レジェンドギャンブラー※)」

※:効果モンスター
☆4/闇属性/魔法使い族/攻500/守1400
コイントスを3回行う。3回とも表だった場合、相手フィールド上モンスターを全て破壊する。
2回表だった場合、相手の手札をランダムに1枚捨てる。1回表だった場合、自分フィールド上に存在するカード1枚を破壊する。3回とも裏だった場合、自分の手札を全て捨てる。この効果は1ターンに1度だけ自分のメインフェイズに使用する事ができる。

ゆえ「これはなまえからしてでんせつのかーどですわ……」

白奈「名前からして×名前だけは○」

詠子「似たようなカードにサンドギャンブラーがいるわ。今回はこっちの伝説っぽい方を紹介したいと思うの。コイントスを3回やって表が多いほど当たり効果よ。コイントスによる効果と確率は……」

プロメ(仮)【こうなっています。】

・三回とも表で相手フィールドのモンスターをすべて破壊:1/8

二回表で相手の手札をランダムに捨てる:3/8

一回表で自分フィールドのカードを1枚選んで破壊:3/8

三回とも裏:自分の手札をすべて捨てる:1/8

ゆえ「はんはんでりがいがわかれているこうか……」

白奈「面白いっちゃ面白い。」

黒奈「まぁ、面白そうではある。」

詠子「面白い……ただそれだけよ。」

京「言い切った」

詠子「実際使われるか微妙と言えばその通りかもしれない。遊戯王のギャンブル効果はせいぜいエンタメ性があるくらい。普通に使えばアドが取れる効果が多い中、わざわざ手札を使ってまで賭けをすることはないわ。しかし、それはいままでの話ね。今はエンタメ性を兼ね備えた実用的な使い方ができるのよ。まず効果を確認してみて表が2回出れば結構強い効果になるけどそこから外れた場合のデメリット効果ね。」

ゆうな「まず自分のカードを破壊する効果」

詠子「これは今の時代破壊されても強いカードは腐るほど有るわね。逆に破壊を利用すればメリットになる効果だわ。」

ゆえ「じゃあ、じぶんのてふだをすべてすてるこうかは……?」

詠子「カード全部伏せればデメリットを無効化できるわ。言わずもがな命削りの宝札(※)と相性がいい。そのためこのギャンブラーを使う時は命削り構築となるわ。」

※:通常魔法
このカード名のカードは1ターンに1枚しか発動できず、このカードを発動するターン、自分はモンスターを特殊召喚できない。
(1):自分は手札が3枚になるようにデッキからドローする。このカードの発動後、ターン終了時まで相手が受ける全てのダメージは0になる。このターンのエンドフェイズに、自分の手札を全て墓地へ送る。

黒奈「でも、ギャンブラーと命削りの二つのデメリット抱えるわけじゃん?」

詠子「それがあるのよ。この二つのデメリットと絶妙にマッチするカードがガンショットキャノン(※)こちらも有名な強力なギャンブルサポートカードであり、墓地効果で確定でコイントスを三回表にする強烈な効果を持つわ。墓地にいかないと使えないけど」

永続罠
(1):1ターンに1度、コイントスを行う効果が発動した場合、その効果で表が出た数によって以下の効果を適用する。
●1回以上:相手に500ダメージを与える。
●2回以上:相手フィールドのカード1枚を選んで破壊する。
●3回以上:相手の手札を確認し、その中からカード1枚を選んで捨てる。
(2):コイントスを2回以上行う効果が発動した時、墓地のこのカードを除外して発動できる。
そのコイントスの結果を全て表が出たものとして扱う。

黒奈「そこはまぁ、副葬(※)で落としたらいいか」

※:通常魔法
このカード名のカードは1ターンに1枚しか発動できない。
(1):デッキから魔法・罠カード1枚を墓地へ送る。

詠子「それでもいいけど、デメリット効果である自分のカードの破壊で墓地に送れるのでもいいし、なにより命削りと共通のデメリットで手札から墓地に送ることも可能ね。まさに出る目すべて吉。工夫次第でギャンブルの効果をすべてメリットにすることができるのよ。」

白奈「あれ、今日は一転攻勢タイムがなかった?」

詠子「問題はギャンブルを続けるためにのモンスター維持ね。キャノンを墓地に送れても次のターンにギャンブラーが残っていないと肝心の効果を使えない。幸いなことに命削り構築のため非常に相手の妨害に徹し、守りやすい動きができるわ。またギャンブラー自身が魔法使いであるため魔法族の里で相手の魔法を封じ込めることもできるのよ。その他に平和の使者これは攻撃力1500以上が攻撃できなくなる強力なロックカード。ギャンブラーで相手のモンスターを全壊させつつこちらはひたすらギャンブラーで殴ることができるのよ。」

京「おー!」

ゆうな「え、ギャンブラーで殴るたって……」

詠子「そうここで最大の問題に直面するわ。レジェンドギャンブラーは……攻撃力500しかないのよ。」

ゆえ「わろす……」

ゆうな「ギャンブラーは非力。それでは今日の教えてゲーム用語のコーナー」

ゆえ「わーにんぐわーにんぐ……」

Warning!警告!Warning!警告!

ゆうな「『洋ゲー』するために結婚し、三人家族になるのを避けるために離婚する」

詠子「主に欧米で作られたゲームの総称。」

黒奈「たいていヒロインの顔が酷い」

白奈「ときどき大味感が半端ない」

京「アメリカスタイル」

ゆえ「でもかみげーもおおい……」

稲葉「それじゃあ今日の放送はここまでよ。メインパーソナリティは古川稲葉と」

禅「烏哭…禅で…お送り…しました。」
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