ー放送ー⚡電脳ラジオ(肆)⚡

ー稲葉の部屋(隣)(5/6/夕)ー

稲葉「新たな幕開けと共に爆笑と苦笑い、危ない病みつきが生まれる古川稲葉と…」

禅「烏哭禅…と…」

ゆうな「ゆうなとっ!」

ゆえ「ゆえと……」

プロメ(仮)【怪奇談シナリオ読み込み型収集ツール、プロメフィア】

優希「優希と」

貞子たん『貞子たんの……』

稲葉「電」

禅「脳」

ゆうな&ゆえ「「ラジオ(らじお……)!」」

貞子たん『よぉんっ~!』

優希「始まります」

稲葉「はい、電脳ラジオ(肆)の時間よ。今日のゲストは福太郎さんと千世子ちゃんとプロメ(仮)よ。」

福太郎「最後のゴールデンウィーク。俺やで。」

千世子「明日からゆーうつ。千世子なのだ。」

プロメ(仮)【怪奇談シナリオ読み込み型収集ツール。プロメフィア(仮)ちゃんです。】

友利「憂鬱にならないように汗かいて気持ち良くなれることを推奨しますです!」

ゆえ「なぐりあいかな……?むだぁ……!」
ドゴォッ!
友利「でゅぇっ!」

ゆうな「なぁにやってるんですかねぇ。」

千世子「ツールちゃんにいつの間にか名前がついてるのだ。」

プロメ(仮)【これが成長、そして進化です。】

千世子「なるほどなのだ。」

福太郎「納得でけるんやね。」

プロメ(仮)【何か不服がありますか?】

福太郎「いやいや、気にいってもらえとるんなら俺は無問題やで。」

千世子「それじゃあ、早速やっていくのだ。まずは本日のロアタイムからなのだ。」

プロメ(仮)【Yes。信じようと、信じまいと―じいちゃん子どもの頃の話だ。ドイツで、こんな実験があったらしい。ある心理学者が、死刑囚の了承を得て、目隠しをした。「医学の発展のために協力をしてほしい。今から君に火を近づける」やけどの実験だと思った死刑囚はを食いしばった。が、実際には火なんて近づけていない。……なのに、その死刑囚の皮膚にはやけどの跡が浮かんだという。その心理学者はキリストの聖痕をライフワークにしていたらしいが、ある日いつものように病院に行くと言って家を出た後、行方不明になったらしい。じいちゃんは学校へ行く時、隣の心理学者と一緒になって挨拶したって。その後、サングラスをかけ、葬式でもないのに黒スーツを着た二人組が来て、一緒に車に乗ってたってさ……。】

ゆうな「聖痕(スティグマ)ってカッコいいよね。」

ゆえ「せいこんをなちゅらるにすてぃぐまよびするおねえちゃが……すきです……!」

福太郎「魂のシャウト」

千世子「思い込みでただの鉄棒を焼けた鉄の棒と思わせて、触ると火傷するって話は聞いたことあるのだ。」

ゆうな「プラシーボ効果」

福太郎「この場合はノーシーボ効果やね。」

ゆえ「のーしーぼ……?」

福太郎「要するにプラシーボとは逆の効果って意味。」

プロメ(仮)【思い込みで命を落とした死刑囚「ブアメード」という話があります。恐らく先ほど話したロアの派生元になった話がブアメードですね。】 

稲葉「それじゃあ今日の放送はここまでよ。メインパーソナリティは古川稲葉と」

禅「烏哭…禅で…お送り…しました。」
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